公示日:2008年3月1日
マジック・オンライン発効日:2008年3月26日(水曜日の定例停止後より)
マジック・フロアルールに定められている、2008年10月に予定されているエクステンデッドにおける使用不可能化は変更となる。『ロック』というコードネームで呼ばれているセットの発売後、インベイジョン、プレーンシフト、アポカリプス、オデッセイ、トーメント、ジャッジメント、第7版基本セットはエクステンデッドで使用不可能になる。以前のフロアルールに記されていたリストにはオンスロート、レギオン、スカージも含まれていたが、これらのセットは2009年に使用不可能になる予定である。毎年秋の新製品発売に合わせ、1年分のブロックが使用不可能になる。これによって、エクステンデッドの使用不可能化はスタンダードの使用不可能化と歩調を合わせることになる。
この変更についての詳細及びその理由は、3月7日付けのデヴィン・ローのコラムを参照のこと。
なお、エクステンデッドの禁止リストに変更はない。
変更なし
Commander FFA は、マジック・オンラインで用いられる、双頭巨人戦や皇帝戦と同じようなルールである。実カードで行なわれるエルダー・ドラゴン・ハイランダーというルールを元にしている。Commander FFAは、多人数の無差別戦の一種であり、下で示す 100 Card Singleton フォーマットでのみプレイされる。
Commander ルールにおいては、各プレイヤーのライフは20点ではなく40点から始まる。プレイヤーは伝説のクリーチャーを司令官として選び、それを含むデッキを構築する。無色のカードとその司令官の色のカードだけでデッキを組まなければならない。分割カードや混成カードは、その両方の色を持っているものとして扱う。このデッキ構築の制限に加えて、司令官は他のカードとは違う、以下のような振る舞いをする。
ゲーム開始前に、各プレイヤーは自分の司令官をゲームから取り除く。プレイヤーの司令官がどこかから墓地に行く場合、そのプレイヤーはその代わりにゲームから取り除くことを選んでもよい。プレイヤーは、自分の司令官をゲーム外領域からプレイすることができる。その際に払うコストは、通常のコストに加えて、この方法でプレイした回数1回ごとに{2}を支払うことが必要である。プレイヤーが、自分の司令官の色でないマナをマナ・プールに加える場合、代わりに無色のマナが加えられる。通常のマジックの敗北条件に加え、単一の司令官からゲーム中で合計21点の戦闘ダメージを受けた場合にも負けとなる。
司令官はレジェンド・ルールの影響を受けない。従って、他のプレイヤーと同じ司令官であっても問題はない。
100 Card Singletonは、基本土地以外は同じカードが2枚以上デッキにはいっていない丁度100枚のデッキを各プレイヤーが構築して対戦する形式である。100 Card Singletonは、司令官ルール抜きでもプレイできるが、司令官ルールで使うためにデザインされており、以下に記す禁止リストも司令官ルールを念頭に設定されている。
現時点での 100 Card Singleton の禁止リストは以下のとおり。
2008年3月26日より、《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》[CHK]も禁止となる。
VanguardのAvatar7種類は、Vanguardをより健全に保つため、最初の手札の枚数やライフ総量について変更を受ける。以下の変更は2008年3月26日から有効となる。
各 Avatar の変更とそれの理由は、マジック・オンラインのページにあるケン・ネイグルの記事を参照のこと。
変更なし
なお、制限・禁止カードの全リストは http://www.wizards.com/default.asp?x=judge/resources/banned で参照できる。