:::オラクル変更点 By Jess Dunks  このセットの発売に伴い、オラクルの文章に訂正が入ったカードが数枚あります。ギャザラーでカードの公式テキストが参照できます。 :《エルタレルの流刑者、ゼヴロア》 =  《エルタレルの流刑者、ゼヴロア》の起動型能力は「only」が抜けて印刷されており、おかしな表現になっていました。オラクル上では追加されています。 旧テキスト: Haste {2}, {T}: When you next cast an instant or sorcery spell that targets a single opponent or a single permanent an opponent controls this turn, for each other opponent, choose that player or a permanent they control, copy that spell, and the copy targets the chosen player or permanent. 新テキスト: Haste {2}, {T}: When you next cast an instant or sorcery spell that targets only a single opponent or a single permanent an opponent controls this turn, for each other opponent, choose that player or a permanent they control, copy that spell, and the copy targets the chosen player or permanent. 和訳: 速攻 {2}, {T}:このターンであなたが単一の対戦相手か対戦相手がコントロールしている単一のパーマネントだけを対象としてインスタントやソーサリーである呪文を次に唱えたとき、それ以外の各対戦相手につきそれぞれ、そのプレイヤーやそのプレイヤーがコントロールしているパーマネントのうち1つを選び、その呪文をコピーし、そのコピーはその選ばれたプレイヤーやパーマネントを対象とする。 :《暴走魔法の使い手、ニーラ》 =  《暴走魔法の使い手、ニーラ》の印刷された文は、公開して土地でないカードを唱えないことを選んだときにそれをどうするかが明確ではありませんでした。他のカードと一緒にライブラリーの一番下に置かれるということが明確になるよう更新されています。 旧テキスト: Whenever you cast a spell, you may put it on the bottom of its owner's library. If you do, reveal cards from the top of your library until you reveal a nonland card. You may cast that card without paying its mana cost. Then put the rest on the bottom of your library in a random order. This ability triggers only once each turn. 新テキスト: Whenever you cast a spell, you may put it on the bottom of its owner's library.If you do, reveal cards from the top of your library until you reveal a nonland card.You may cast that card without paying its mana cost. Then put all revealed cards not cast this way on the bottom of your library in a random order. This ability triggers only once each turn. 和訳: あなたが呪文を唱えるたび、あなたはそれをオーナーのライブラリーの一番下に置いてもよい。そうしたなら、土地でないカード1枚が公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上から1枚ずつ公開していく。あなたはそのカードをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その後、これにより公開されて唱えられなかったすべてのカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。 :《熟達のインヴォーカー、ダイナヘール》 =  《熟達のインヴォーカー、ダイナヘール》は、次にあなたが4点以上のマナを支払って起動した能力をコピーするという起動型能力を持っています。ただし、このカードにはこの類の能力に通常書かれている、マナ能力では誘発しない、という表記がありません。この表記がないと、4マナ以上のマナを支払ってマナ能力を起動した場合、誘発はしますが、予想とは違うかもしれませんが、誘発型能力の解決時にそのマナ能力はコピーされません。 「え?」  はい、奇妙なことです。マナ能力は、デザイン上、他の能力とは全く違う振る舞いをします。最大の違いは、対応されることがないようにするため、マナ能力はスタックを用いず、起動された直後に効果が発生するということです。この違いは、コピー効果の奇妙な結果を引き起こします。コピー効果は、コピーしようとするゲーム内のオブジェクト、大抵は戦場にあるパーマネントやスタックにある呪文や能力、を見て、コピーがなるべき姿をそのオブジェクトをもとに決定します。厳密なルール用語で言うと、そのオブジェクトの「コピー可能な値」を参照します。マナ能力は起動した直後に解決されるので、コピー可能な値を持つオブジェクトは生成されません。もとにするオブジェクトがないので、マナ能力をコピーしようとするコピー効果は何もしないのです。  まだ着いてきていますか? これは正直なところ頭の体操の類です。まとめると、欠けていた語を《熟達のインヴォーカー、ダイナヘール》のオラクルに加えて、誘発条件がマナ能力を完全に無視するようにします。 旧テキスト: Haste You may activate abilities of other creatures you control as though those creatures had haste. {T}: When you next activate an ability this turn by spending four or more mana to activate it, copy that ability. You may choose new targets for the copy. 新テキスト: Haste You may activate abilities of other creatures you control as though those creatures had haste. {T}: When you next activate an ability that isn't a mana ability this turn by spending four or more mana to activate it, copy that ability. You may choose new targets for the copy. 和訳: あなたはあなたがコントロールしていてこれでない各クリーチャーのすべての起動型能力を、それらのクリーチャーが速攻を持っているかのように起動してもよい。 {T}:このターン、あなたが次に4点以上のマナを支払ってマナ能力でない能力を起動したとき、その能力をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。 はじめに 総合ルール変更点 オラクル変更点