:::総合ルール変更点 2022年10月18日 By Jess Dunks  アストロトリウムには規則があり、それに従うのは大事です(例外はあります)。「Unfinity』のエターナルで使用可能なカードは、特にステッカーやアトラクション・カードに関してかなりのルール変更をもたらしました。このページは、『Unfinity』の発売に伴うルール変更の概要です。完全なルールは、ルール・ページで公開されています。この概要と公式ルールとの間に齟齬がある場合、公式ルールが優先されます。 ::新ルール、更新されたルール :ステッカー :123(とそのサブルール)  ステッカーは1、2、3ぐらい簡単です!少なくとも、この新しい123節はステッカーの話です。この節には26個の新しいルールやサブルールがあり、ステッカーとは何か、どのように貼るか、各種のステッカー(名前、能力、パワー/タフネス、アート)が何を意味するかを説明しています。特に、最初の数項目には、ステッカー・シートとは何か、ステッカーがどう個別なのかについて複雑な言語が連ねられています。そのほとんどは、プレイヤーがステッカー・シートやステッカーをなくしたときにペンと紙で表現することができるように定められています。 :400.7m.  オブジェクトが領域を移動してもステッカーを適用し続けられるようにするルールです。 :613.7k  ステッカーが生成する効果のタイムスタンプについて説明するルールです。もちろん、タイムスタンプ順はそのパーマネントやカードに貼られた順番で、その順番はオブジェクトが領域を変更しても維持されます。 :ステッカー・キッカー :702.33h  このキッカーのサブルールは、(《Wicker Picker》の持つ)ステッカー・キッカーの作用を説明しています。特に、《Wicker Picker》の与える能力と、それを得るパーマネント呪文のそれ以外のキッカー能力との相互作用です。その呪文が自身のキッカー能力を持っていて、その能力のコストを払ったとしても、それにつてッカーを貼ることはできません。また、ステッカー・キッカーのコストを支払っても、その呪文がキッカーされていることを参照するその呪文の能力は発生しません。 ::アトラクション :718.  アトラクションに関する新ルールの殆どは、この新しい節にあります。以下に述べるいくつかの別のルールで、アトラクション・カードですることの様々な側面を扱います。加えて、アトラクション・カードやアトラクション・デッキを適切に扱うために多くのルールが更新されています。 :701.48.  アトラクションを開くこと、つまりアトラクション・デッキの一番上からアトラクションを戦場に出すことに関するルールです。 :701.49.  観覧能力が誘発するかを決める、アトラクションを観覧するためにサイコロを振ることに関するルールです。 :703.4g  プレイヤーが自分のアトラクションを観覧するためにサイコロを振る、新しいターン起因処理を説明しています。これはアクティブ・プレイヤーの戦闘前メイン・フェイズに、英雄譚に伝承カウンターを置く直後に発生します。 :702.159.  観覧するためにサイコロを振るときに起こってほしい、観覧キーワード能力に関するルールです。賞品を持つアトラクションの「賞品獲得」の意味についても説明されています。 :サイコロを振る :706.  サイコロの出目を修整するなど何らかの関与をする新しい方法を扱うため、この節にはいくつかの新しいルールが追加されました。 :宇宙を刻む者 :702.158  《Space Beleren》の常在型能力に関するルールです。技術的には、戦場をセクターに分けることは各クリーチャーに《Space Beleren》の別の能力が参照できるセクター記号を与えるということです。それに伴って、新しい状況起因処理が追加されています。 :サブゲーム :724  サブゲームを生成するこれらのルールで扱われる唯一のカードは《Shahrazad》ですが、マジックにアトラクション・デッキが増えたことでこの節に少し加筆がされました。アーチエネミー戦の計略デッキやプレインチェイス戦の次元デッキへの言及はアトラクション・デッキと統合されて、より広い「補助デッキ/supplemental deck」を扱うルールに単純化されました。サブゲームの終わりにフェイズ・アウトしていtパーマネントを表していたカードがどうなるか(メイン・ゲームに戻ります)を明確化するルールも追加しました。 :貪欲 :702.156  キーワード能力である「貪欲/Ravenous」に関する新しいルールです。 :分隊 :702.157  キーワード能力である「分隊/Squad」に関する新しいルールです。ルールの見直し中に、コーナーケースの明確化のためにこれの2つ目のサブルールに似たものが奇襲のルールにも必要だとだと気づいたので、似たサブルールがそこにも追加されました。 ::それ以外のルール変更 :100.2d  アトラクション・デッキの導入に伴い、マジックで使える3種類の補助デッキが存在するようになりました。(あと2つはプレインチェイス戦の次元デッキとアーチエネミー戦の計略デッキです。)新しいルール100.2dでそれらのデッキをもう少し詳細に定義し、ルール全体を通してそれらを個別でなくまとめて言及するように大量のルールを更新しました。 :103.2–3  ゲームの開始に関するルールです。これまで、103.2節でプレイヤーにデッキを切り直すように指示し、「切り直す前に」することを指示する一連のサブルールがありました。それらはデッキを切り直す前に行なう内容を順番に列記する形に再構成されました。(ステッカー・シートを選ぶことに関する新しいサブルールも含まれます。)新しいルール103.3節とそのサブルールで、自分のデッキ(や補助デッキがあるならそれらも)を切り直すように指示されています。自分の補助デッキを切り直すことについて、プレインチェイス戦やアーチエネミー戦のルールからは取り除かれました。 :107.17  チケット・シンボル{TK}を説明する新しいルールです。 :400.7b、400.7i、611.3d  《セラの模範》はルール中心のファンの間でかなりの議論の的になった新しい類の能力を持っています。カードを一見すると一目瞭然でも、ルールが完全に扱えていなかったという類の効果を持っています。ルールに基づいて狂ったことやおかしなことをしていたわけではありませんが、呪文や土地と、戦場でそれがなるパーマネントと、《セラの模範》に印刷されている常在型能力という3つの間で調整するルールが必要でした。前回の更新に含まれていませんでしたが、これらの新しいサブルールで調整しました。 :601.2a、611.2f  次にあなたが唱える呪文に続唱を与える能力を持つ新しいカードが2枚あります。通常、(常在型能力ではなく)解決される呪文や能力が呪文やパーマネントや戦場外のカードに能力を与える場合、それが影響するオブジェクトは解決時に「固定」されます。この能力ではそれができないのは明らかなので、新しい611.2f節と601.2a節の変更で可能にしました。 :607.1d、707.14  新しいルール707.14節では、《Magar of the Magic Strings》がどのように作用するかが説明されていて、それは607.1dへの小さな変更によって関連した能力になっています。特に、他のパーマネントが《Magar of the Magic Strings》が戦場に出した裏向きのパーマネントのコピーになった場合に、元のカードは当該コピーによっては誘発しません。 :612.5、701.10h  《Exchange of Words》には、新しい種類の交換と新しい種類の分掌変更効果があります。基本的には、そこに書かれていることをし、文章を入れ替えます。これらの新しいルールはそれを成立させるものです。 ::新サブタイプ アトラクション コメット エイリアン アスタルテス 風船 子供 道化師 ク=タン 近衛団 従業員 ゲーマー ゲスト 異端審問官 ネクロン パフォーマー 総主長 ロボット ティラニッド ::用語集の新項目 アトラクション アトラクション・デッキ 賞品 貪欲 計略デッキ 宇宙を刻む者 分隊 ステッカー ステッカー・キッカー ステッカー・シート チケット・シンボル 観覧 はじめに 総合ルール変更点 オラクル変更点