ラヴニカ:ギルドの都異状集

 2005年9月発売のラヴニカ:ギルドの都では、翻訳上の誤りがいくつか見つかっています。
 2006年8月2日現在、確認されている誤りは以下のとおりです。ご注意ください。

WotC Japan NetRep *ぱお*/米村 薫

英語版由来の誤り

《恐慌の扇動/Incite Hysteria》[RAV]
 カードの記述によると「ブロックに参加できない」という効果を得ることになるが、これは誤りである。「「このクリーチャーはブロックに参加できない。」の能力を持つ」と読み替える。
《恐慌の扇動/Incite Hysteria》
{2}{R}
ソーサリー
光輝 ― クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それ、およびそれと共通の色を持つ他の各クリーチャーは「このクリーチャーはブロックに参加できない。」の能力を持つ。
《ゴブリンの火の悪鬼/Goblin Fire Fiend》[RAV]
 カードの記述には、グル・レベルでの問題があるので訂正する。「ゴブリンの火の悪鬼は、可能ならブロックされなければならない。」と読み替える。

《ゴブリンの火の悪鬼/Goblin Fire Fiend》
{3}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・狂戦士
1/1
速攻
ゴブリンの火の悪鬼は、可能ならブロックされなければならない。
{R}:ゴブリンの火の悪鬼はターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
《差し戻し/Remand》[RAV]
 カードの記述のままだと、打ち消された呪文は一旦墓地に置かれてしまう。これを修正するため、「呪文1つを対象とし、それを打ち消す。そうした場合、それをオーナーの墓地に置く代わりにそのプレイヤーの手札に加える。」と読み替える。

《差し戻し/Remand》
{1}{U}
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。そうした場合、それをオーナーの墓地に置く代わりにそのプレイヤーの手札に加える。
カードを1枚引く。

機能に影響のある異状

《石の死の姉妹/Sisters of Stone Death》[RAV]
 3つ目の能力は「{2}{B}:石の死の姉妹によりゲームから取り除かれたクリーチャー・カードを1枚、あなたのコントロール下で場に出す。」と読み替える。この能力は対象を取らない。

《石の死の姉妹/Sisters of Stone Death》
{4}{B}{B}{G}{G}
伝説のクリーチャー ― ゴルゴン
7/5
{G}:クリーチャー1体を対象とする。そのクリーチャーは、このターン可能ならば石の死の姉妹をブロックする。
{B}{G}:石の死の姉妹をブロックするかブロックされているクリーチャー1体を対象とし、それをゲームから取り除く。
{2}{B}:石の死の姉妹によりゲームから取り除かれたクリーチャー・カードを1枚、あなたのコントロール下で場に出す。
《ウォジェクの号笛/Wojek Siren》[RAV]
 文章中に「〜他のク各クリーチャーは〜」という表記があるが、これは誤植である。「他の各クリーチャーは」と読み替える。

《ウォジェクの号笛/Wojek Siren》
{W}
インスタント
光輝――クリーチャー1体を対象とする。それ、およびそれと共通の色を持つ他の各クリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。

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