コールドスナップ よくある質問集 Compiled by Mark L.Gottlieb, with contributions from Laurie Cheers, Jeff Jordan, and Lee Sharpe Document last modified 06/06/14 コールドスナップ プレリリーストーナメント:2006年7月8-9日 コールドスナップ 公式発売日:2006年7月21日 コールドスナップは、2006年8月20日から認定構築戦で使用可能。 セット枚数:155枚 (コモン60、アンコモン55、レア40)  このFAQは2つの章に分かれており、それぞれが別の目的を持っている。  第1章 (一般注釈)は、セット内の新しい概念について説明している。第2章 (カード別注釈)では、それぞれのカードについて想定されるプレイヤーからの質問の中で最も重要なものへの回答を記載している。  カード別注釈の章に出ているカードについては、参照のために完全なルール・テキストを含んでいる。ただし、全てのカードが列記されているわけではない。  コールドスナップのテーマデッキに含まれるアイスエイジやアライアンスのカードは、このFAQには含まれていない。 ---- 一般注釈 氷雪と雪マナシンボル  「雪かぶり/snow-covered」の特殊タイプは「氷雪/snow」に名前が変更される。アイスエイジとアライアンスのカードのうち、雪かぶり/snow-coveredという単語を使っているカードは、今後のオラクルで変更される。 《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》 {G} 氷雪クリーチャー ― エルフ・ドルイド 1/1 {T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。 * 「伝説の/Legendary」と同様に、「氷雪」の特殊タイプもパーマネントになり得るあらゆるカードにつく可能性がある。ただし、「伝説の」と異なり、「氷雪」にはそれに関する特別なルールは存在しない。 * 氷雪の特殊タイプを持つ土地の中には、《冠雪の森/Snow-Covered Forest》のように、「基本/Basic」の特殊タイプを持つものもある。これらは基本土地であるので、コールドスナップが適正であるあらゆる構築デッキにおいて、これらのカードは何枚入れてもよい。 * リミテッド戦においては、自分のカードプール外から基本氷雪土地を追加することはできない。追加できる土地は通常通り、《平地/Plains》《島/Island》《沼/Swamp》《山/Mountain》《森/Forest》だけである。 * 基本でない土地を対象とする効果は、基本氷雪土地を対象にできない。  コールドスナップでは、新たなマナシンボルが追加される。雪マナシンボルは普通の文章では{S}と表記され、カード上では雪の結晶のシンボルで表される。これは能力でのみ使用される。カードのマナ・コストでは使用しない。 《霧氷殻の死者/Rimebound Dead》 {B} 氷雪クリーチャー ― スケルトン 1/1 {S}:霧氷殻の死者を再生する。({S}は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払える。) * コスト中の{S}は、コスト中の{1}同様に、汎用マナ1点を意味する。これはあらゆる色のマナ1点、あるいは無色マナ1点で支払えるが、それが氷雪パーマネントから生み出されたものである必要がある。例えば、{S}は《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》や《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》からのマナで支払う事ができる。氷雪でないパーマネント、例えば《沼/Swamp》や《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》からのマナからは支払えない。 * {S}を支払う場合、それはそのマナが実際に生み出されたときにそのパーマネントが氷雪であったかどうかを調べる。生み出したときは氷雪だったがその後氷雪を失った場合でも、そのマナは{S}のために支払える。一方で、マナを生み出したときに氷雪でないものが氷雪の特殊タイプを得た場合は、そのマナは{S}の支払いに充てられない。 * {S}は色ではなく、マナ・プールに{S}を加えることはできない。また「雪マナ」はマナのタイプではない。 ---- 累加アップキープ  累加アップキープは、アイスエイジブロックやミラージュブロックで登場したメカニズムである。 《恐怖症の幻/Phobian Phantasm》 {1}{B}{B} クリーチャー ― イリュージョン 3/3 飛行、畏怖 累加アップキープ {B} (あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年カウンターを置き、その後そこに置かれている経年カウンターの数に等しい回数のアップキープ・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)  一部のコールドスナップのカードを明確化するために、ルールに若干の追加がある。累加アップキープに関する公式ルールは以下の通り。 502.13.累加アップキープ 502.13a 累加アップキープは、パーマネントに上昇するコストを負わせる誘発型能力である。「累加アップキープ:[コスト]/Cumulative upkeep -- [コスト]」という表記は、「あなたのアップキープの開始時に、経年カウンターを1個このパーマネントの上に置き、その後このパーマネントの上にある各経年カウンターにつき[コスト]を支払わないかぎり、これを生け贄に捧げる」ということを意味する。[コスト]に選択肢がある場合、各選択は各経年カウンターに対して別々に行なわれ、その後全体のコストを一度に支払うか、まったく支払わないかを行なうことになる。一部のみの支払いは認められない。 例:クリーチャーが「累加アップキープ {W}か{U}」を持ち、その上に経年カウンターが2個置かれている。この能力が誘発して解決された場合、そのクリーチャーのコントローラーはその上に経年カウンターを1個置き、そのクリーチャーを場に残すために{W}{W}{W}か{W}{W}{U}か{W}{U}{U}か{U}{U}{U}を支払うことができる。 502.13b パーマネントに複数の累加アップキープがある場合、それぞれが別々に誘発する。しかしながら、経年カウンターはどの特定の能力にも関連づけられていないので、それぞれの累加アップキープの解決時に、パーマネントの上にある経年カウンターの総数を数える。 例:「累加アップキープ:1点のライフを支払う」という能力を2つ持っているクリーチャーがあり、現在その上には、経年カウンターは存在しない。今、この2つの能力が誘発したとする。一つめの能力が解決されるとき、そのコントローラーはカウンターを乗せ、1点のライフを支払うことを選択した。二つめの能力が解決されるとき、さらに1つのカウンターを乗せるので、ライフの支払いは2点となる。 * 累加アップキープの支払いは常に選択できる。支払わない場合、累加アップキープを持つパーマネントは生け贄に捧げられる。累加アップキープの合計点に満たない一部のみの支払いは認められない。例えば、パーマネントが「累加アップキープ {1}」を持ち、それが誘発した時点でその上に経年カウンターが3つ置かれている場合、その上には経年カウンターがさらに1個置かれ、その後コントローラーは{4}を支払うかそのパーマネントを生け贄に捧げるかを選ぶ。 * 累加アップキープのコストに関する選択には、対戦相手を選ぶ、クリーチャーを選ぶ、マナの色を選ぶ、墓地を選ぶ、コイン投げの「表」か「裏」かを選ぶ、などが含まれる。1回の支払いの中での各選択は個別に行なわれる。選択全体は適正で支払う事が可能でなければいけない。 * パーマネントの中には、累加アップキープが支払われたときに誘発する能力を持つものがある。これらの能力は、全体の支払いが行なわれたときに誘発する。個別の支払いが行なわれる毎に誘発するわけではない。 * 累加アップキープを持つカードの中には、墓地に置かれたときにその上に置かれていた経年カウンターの数を基準として何かをするものがある。例えば、《極北ニショーバ/Arctic Nishoba》には「極北ニショーバが場からいずれかの墓地に置かれたとき、あなたはそれの上に置かれていた経年カウンター1個につき2点のライフを得る。」と書かれている。この能力は、《極北ニショーバ/Arctic Nishoba》が場から墓地に置かれた理由を問わず誘発する。それの累加アップキープを支払わずにそれを生け贄に捧げた場合、先に経年カウンターが置かれるため、回復するライフの点数に影響が出てくる。 * カウンターを使って累加アップキープを記録するという決定は、1999年に「第6版ルール」 (とオリジナル版のオラクル)ができたときに行なわれたものである。コールドスナップはそれ以降で初めて累加アップキープのカードが出るセットであり、これによりルールの変更をプレイヤーに知らせる意味もある。 ---- 復活  復活は墓地で動作する誘発型能力である。 《氷落とし/Icefall》 {2}{R}{R} ソーサリー アーティファクト1つか土地1つを対象とし、それを破壊する。 復活 {R}{R} (いずれかのクリーチャーが場からあなたの墓地に置かれたとき、あなたは{R}{R}を支払ってもよい。そうした場合、このカードをあなたの墓地からあなたの手札に戻す。そうしない場合、このカードをゲームから取り除く)  復活に関する公式ルールは以下の通り。 502.55.復活 502.55a 復活は、復活を持つカードがいずれかのプレイヤーの墓地にあるときにのみ機能する誘発型能力である。「復活 [コスト]/Recover [コスト]」とは「いずれかのクリーチャーが場からあなたの墓地に置かれたとき、あなたは[コスト]を支払ってもよい。そうした場合、このカードをあなたの墓地からあなたの手札に戻す。そうしない場合、このカードをゲームから取り除く。」を意味する。 * カードの復活能力を使うチャンスは1回しかない。復活を持つカードがあなたの墓地に置かれた後、いずれかのクリーチャーがあなたの墓地に置かれることで復活能力が誘発する。能力の解決時に、あなたは復活コストを支払ってそのカードを手札に戻すか、支払わずにそのカードをゲームから取り除くかのいずれかになる。 * 復活能力を持つクリーチャーが場からあなたの墓地に置かれても、それは自身の復活能力を誘発しない。同様に、復活を持つカードが他のクリーチャーと同時に墓地に落ちた場合も、それによりその復活能力が誘発することは無い。 * あなたの墓地に場から複数のクリーチャーが同時に置かれた場合、すでにあなたの墓地にある復活能力を持つカードはその回数分誘発する。そのうち最初に解決されたもののみが、そのカードをどこかへ移すことになる。それ以外の誘発型能力が解決された時点では、もうカードはあなたの墓地に無い。望むなら復活コストを支払うことはできるが、何も起こることはない。 ---- 波及  波及は、波及を持つ呪文をプレイしたときに動作する誘発型能力である。 《うねる狂気/Surging Dementia》 {1}{B} ソーサリー 波及 4 (この呪文をプレイしたとき、あなたは自分のライブラリーの一番上から4枚のカードを公開してもよい。あなたは公開されたカードの中にあるこの呪文と同じカード名のカードを、マナ・コストを支払わずにプレイしてもよい。残りのカードをあなたのライブラリーの一番下に置く。) プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。  波及に関する公式ルールは以下の通り。 502.56.波及 502.56a 波及は、波及を持つカードがスタック上にある間に機能する誘発型能力である。「波及 N/Ripple N」は「あなたがこの呪文をプレイしたとき、あなたは自分のライブラリーの一番上からN枚、あるいはあなたのライブラリーのカードがN枚未満の場合、あなたのライブラリーのすべてのカードを公開してもよい。これによりあなたのライブラリーのカードを公開した場合、あなたはそれらのカードのうち、この呪文と同じ名前のカードをマナ・コストを支払わずにプレイしてもよい。そうしたなら、その後これにより公開されてプレイされなかったすべてのカードを、あなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。」を意味する。 502.56b 呪文に複数の波及がある場合、それぞれは個別に誘発する。 * 波及を持つ呪文をプレイしたとき、波及能力はその呪文が解決される前に解決する。 * カードを公開することを選んだ場合、公開したその呪文と同名のカードを、一部でも全部でもプレイしてよい。同名のカードも含めてプレイしなかったカードは、あなたのライブラリーの一番下に望む順番で置かれる。 * あなたがプレイすることを選んだ各公開カードにつき、プレイに関する通常の手順を実行する。ただし、マナ・コストを支払うことはない。追加コストは通常通り支払う。これによりプレイされたすべてのカードはスタック上の元の呪文の上に置かれ、その後新たな呪文をプレイしたことによる (新たな波及能力を含む)すべての能力が誘発し、スタックの上に置かれる。 * 元の波及を持つ呪文をプレイした後、波及の誘発型能力はスタックに置かれ、あなたは優先権を得る。しかし、波及能力の解決時に呪文をプレイする場合は優先権を得ない。波及能力が解決した後、アクティブ・プレイヤーが優先権を受ける。 ---- オーロクス  コールドスナップでは、クリーチャー・タイプ「オーロクス/Aurochs」を持つクリーチャーが何体か登場する。それらはそれぞれ、他のオーロクスを参照する能力を持つ。 《雄オーロクス/Bull Aurochs》 {1}{G} クリーチャー ― オーロクス 2/1 トランプル 雄オーロクスが攻撃するたび、それはターン終了時まで、他の攻撃しているオーロクス1体につき+1/+0の修整を受ける。 * オーロクスの能力は、「オーロクス/Aurochs」というクリーチャー・タイプを持つ他のクリーチャー、 例えばアイスエイジの《オーロクス/Aurochs》のカードを数に入れる。 ---- 殉教者  コールドスナップには、「殉教者/Martyr」のサイクルがある。それらはそれぞれ、あなたの手札を公開することをコストに含む能力を持つ。 《灰の殉教者/Martyr of Ashes》 {R} クリーチャー ― 人間・シャーマン 1/1 {2}, あなたの手札から赤のカードをX枚公開する, 灰の殉教者を生け贄に捧げる:灰の殉教者は、飛行を持たない各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。 * このコストを支払うために公開した各カードは、能力がスタックを離れるまで公開されたままである。 * すでに他のコストや何らかの効果のために公開されているカードを、これのコストを支払うために公開する事ができる。 * コストを支払うために公開したカードが能力の解決前にオーナーの手札を離れた場合、それは公開されなくなるが、Xの値には影響しない。 ---- ダブルピッチカード  コールドスナップには、マナ・コストを支払うのではなく、手札にある特定の色のカードを2枚取り除くことのできるカードのサイクルがある。 《徴用/Commandeer》 {5}{U}{U} インスタント あなたは徴用のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある青カードを2枚ゲームから取り除いてもよい。 クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それのコントロールを得る。あなたはそれの新たな対象を選んでもよい。(その呪文がアーティファクトかエンチャントの場合、そのパーマネントはあなたのコントロール下で場に出る。) * あなたはカードのマナ・コストではなく代替コストを支払ってもよい。追加コストは通常通り支払う。 * 代替コストを支払うことは、呪文をプレイできるタイミングを変更しない。例えば、これによりプレイするクリーチャー呪文は、あなたのメイン・フェイズにスタックが空のときしかプレイできない。 * 指定された色のカードが手札に2枚無い場合、その呪文を代替コストを使ってプレイすることを選べない。 * あるカードをプレイするために、そのカードを自身を手札から取り除くことはできない。コストを支払う段階では、そのカードはスタック上にあり、手札には無い。 ---- “スロートリップ”  アイスエイジブロックにおける先祖帰りとして、コールドスナップには「次のターンのアップキープにカードを1枚引く。」というカードが何枚かある。これらのカードは、純粋に次のターンのアップキープの開始時に誘発する遅延誘発型能力を生み出す。そのターンがどのプレイヤーのターンであるかは問わない。 《バルデュヴィアの怒り/Balduvian Rage》 {X}{R} インスタント クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+X/+0の修整を受ける。 次のターンのアップキープの開始時にカードを1枚引く。 ---- カード別注釈 《アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie》 {4}{W}{W} 氷雪クリーチャー ― 天使 4/5 飛行、警戒 {T}:アダーカーの戦乙女以外のクリーチャー1体を対象とする。このターン、それがいずれかの墓地に置かれたとき、そのカードをあなたのコントロール下で場に戻す。 * 《アダーカーの戦乙女》はトークン・クリーチャーを対象にできるが、トークン・クリーチャーは場を離れると消滅してしまうため、場には戻せない。 《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》 {3}{U} 伝説のクリーチャー ― 人間・工匠 2/2 {T}:アーティファクト・クリーチャー1つを対象とする。それのコントローラーはそれを生け贄に捧げる。そのプレイヤーは自分のライブラリーからクリーチャーでないアーティファクト・カードを1枚探してもよい。そうしたなら、そのアーティファクト・カードを場に出し、その後自分のライブラリーを切り直す。 * 《アーカム・ダグソン》の能力が対象にするのはアーティファクト・クリーチャーである。それのコントローラーではない。 * 《アーカム・ダグソン》の能力は、アーティファクトでありクリーチャーであるあらゆるパーマネントを対象にする事ができる。例えば、《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》が場に出ているときの《灰色熊/Grizzly Bears》なども含まれる。 《バルデュヴィアの霜覚師/Balduvian Frostwaker》 {2}{U} クリーチャー ― 人間・ウィザード 1/1 {U}, {T}:氷雪土地1つを対象とする。それは飛行を持つ青の2/2のエレメンタル・クリーチャーになる。それは土地でもある。 * 《バルデュヴィアの霜覚師》の効果には期限が無い。氷雪土地は場に出ているかぎりクリーチャーである。 * 影響を受けている土地が後に氷雪の特殊タイプを失った場合でも、《バルデュヴィアの霜覚師》の効果は終わらない。その土地はクリーチャーのままである。 《バルデュヴィアの大将軍/Balduvian Warlord》 {3}{R} クリーチャー ― 人間・バーバリアン 3/2 {T}:ブロックしているクリーチャー1体を対象とし、それを戦闘から取り除く。それがブロックしていたクリーチャーのうち、この戦闘で他のクリーチャーがブロックしていないものは、ブロックされていない状態になる。その後、それはあなたが選んだいずれかの攻撃クリーチャーをブロックする。この能力は、ブロック・クリーチャー指定ステップにのみプレイできる。 * 《バルデュヴィアの大将軍》の能力は、どのプレイヤーのターンにでもプレイできる。 * 適正なブロックのみを選択できる。例えば、飛行を持たないクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできない。あるいは、対象となったブロック・クリーチャーが《嘲るエルフ/Taunting Elf》をブロックしている場合、《バルデュヴィアの大将軍》はそのブロック・クリーチャーを戦闘から取り除くが、それは《嘲るエルフ/Taunting Elf》を再びブロックしなければいけない。 * 対象となったクリーチャーが、その時点でどの攻撃クリーチャーも適正にブロックできない場合 (例えば、それが飛行を持たず、それがブロックしたクリーチャーがブロック・クリーチャー指定ステップに飛行を得た場合)、そのクリーチャーは単純に戦闘から取り除かれ、何もブロックしない。 * 対象となったクリーチャーを戦闘から取り除いた後、元々ブロックしたクリーチャーをブロックしてもよい。その場合、そのクリーチャーはその後はブロックされていない状態ではない。 * これにより攻撃クリーチャーがブロックされていない状態になった場合、それは戦闘ダメージを防御プレイヤーに与える。「このクリーチャーが攻撃してブロックされないたび」の能力は誘発しない。 * 対象となったクリーチャーが「このクリーチャーがブロックしたとき」の能力を持っている場合、それは《バルデュヴィアの大将軍》の能力を解決して再びブロックをしたときに、その能力が誘発する。 * 攻撃クリーチャーが「このクリーチャーがブロックされた状態になるたび」の能力を持っている場合、それが《バルデュヴィアの大将軍》の能力によってブロックされることで誘発するのは、それがその時点でブロックされていなかった場合のみである。 * いずれかの攻撃クリーチャーが「このクリーチャーが[クリーチャー1体]にブロックされるたび」の能力を持つ場合、《バルデュヴィアの大将軍》の能力でブロックされることによって能力が誘発する。 * 攻撃クリーチャーがブロックされていない状態になるのは、対象のクリーチャーがこの戦闘でそのクリーチャーをブロックしていた唯一のクリーチャーである場合のみである。これは、それをブロックしていた他のクリーチャーが場を離れていたりブロックしていない状態になっていたりしても適用される (他の《バルデュヴィアの大将軍》の能力で取り除かれたものも含む)。 《吹雪の死霊/Blizzard Specter》 {2}{U}{B} 氷雪クリーチャー ― スペクター 2/3 飛行 吹雪の死霊がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、以下の2つから1つを選ぶ。「そのプレイヤーは自分がコントロールしているパーマネントを1つオーナーの手札に戻す。」「そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。」 * 《吹雪の死霊》の誘発型能力をスタックに乗せる段階で、どちらのモードを取るかあなたが選ぶ。 * 《吹雪の死霊》の一つ目のモードが選ばれたら、能力の解決時に防御プレイヤーがどのパーマネントを戻すのかを選ぶ。 * 《吹雪の死霊》の二つ目のモードは、防御プレイヤーの手札が空であっても選ぶ事ができる。 《炎の編み込み/Braid of Fire》 {1}{R} エンチャント 累加アップキープ ― あなたのマナ・プールに{R}を加える。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年カウンターを置き、その後そこに置かれている経年カウンターの数に等しい回数のアップキープ・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。) * 《炎の編み込み》は非常に変わったカードである。「あなたのマナ・プールに{R}を加える。」はコストである。このエンチャントは、アップキープ中にだんだん増えるマナを生み出す以外は何もしない。開始フェイズ中 (つまり、残りのアップキープとドロー・ステップの間)に消費されなかったマナはマナ・バーンを引き起こす。 《子守り大トカゲ/Brooding Saurian》 {2}{G}{G} クリーチャー ― トカゲ 4/4 各ターンの終了時に、各プレイヤーは自分がオーナーであるすべてのトークンでないパーマネントのコントロールを得る。 * 《子守り大トカゲ》の能力の解決時に、いずれかのパーマネントに《押収/Confiscate》のようなオーラがつけられている場合、エンチャントされているパーマネントのオーナーはそれのコントロールを再び得る。そのオーラが取り除かれることはない。そのオーラは元のオーナーによってコントロールされたままだが、効果が上書きされるのである。 《徴用/Commandeer》 {5}{U}{U} インスタント あなたは徴用のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある青カードを2枚ゲームから取り除いてもよい。 クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それのコントロールを得る。あなたはそれの新たな対象を選んでもよい。(その呪文がアーティファクトかエンチャントの場合、そのパーマネントはあなたのコントロール下で場に出る。) * あなたが《徴用》によってインスタントやソーサリーのコントロールを得た場合でも、それが解決された時にそれはオーナーの墓地に置かれる。 * 《徴用》の解決後、あなたは対象の呪文のコントロールを得る。その呪文のテキストの“あなた”はあなたを指し、“いずれかの対戦相手”はあなたの対戦相手を指し、他も同様である。この変更は新たな対象を選択する前に行なわれるので、「対戦相手1人を対象とする。」や「あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。」は、元の呪文のオーナーではなくあなたが基準になる。あなたはそれの対象をあなたにとって適正なものに変更してもよいし、呪文がそれ以外に対象をとれない場合、その呪文は不適正な対象であることにより解決時に打ち消される。呪文の解決時に、不適正な対象はそれによって影響を受けず、その呪文の効果が与えるすべての決定はあなたが行なう。 * あなたは対象の呪文の対象をどれでも変更してよい。対象を変更する場合、適正な対象を選ばなければいけない。それができない場合、同じ対象のままにしておかなければいけない (それが不正な場合であっても)。 * 対象となった呪文にそれをコピーする誘発型能力 (複製やストームなど)がある場合、そのコピーはその呪文をプレイしたプレイヤーがコントロールする。 《相殺/Counterbalance》 {U}{U} エンチャント いずれかの対戦相手が呪文をプレイするたび、あなたは自分のライブラリーの一番上のカードを公開してもよい。そうした場合、その呪文の点数で見たマナ・コストと公開したカードの点数で見たマナ・コストが等しいなら、その呪文を打ち消す。 * いずれかの対戦相手がマナ・コストにXを含む呪文をプレイした場合、その呪文の点数で見たマナ・コストはXの点数を含んだ値になる。マナ・コストにXを含むカードを公開した場合、Xは0である。例えば、対戦相手が《猛火/Blaze》をX=1でプレイした場合、《相殺》により点数で見たマナ・コストが2のカードが公開された場合にその呪文は打ち消されるが、自分の《猛火/Blaze》が公開されてしまった場合は打ち消されない。 * 対戦相手が分割カードの片方 (《打撃/Hit》など)をプレイして、あなたが分割カードの片方が同じ点数で見たマナ・コストを持つカード (《打撃+爆走/Hit+Run》や《抵抗+救難/Stand+Deliver》など)を公開した場合、《相殺》はその呪文を打ち消す。 《冬の覆い/Cover of Winter》 {2}{W} 氷雪エンチャント 累加アップキープ {S} ({S}は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払える。) いずれかのクリーチャーが、あなたかあなたがコントロールする1体以上のクリーチャー(あるいはその組み合わせ)に戦闘ダメージを与える場合、そのダメージをX点軽減する。Xは冬の覆いの上に置かれている経年カウンターの総数に等しい。 {S}:冬の覆いの上に経年カウンターを1個置く。 * 《冬の覆い》の置換効果は、クリーチャーがあなたや攻撃クリーチャーやブロック・クリーチャーにあたえる戦闘ダメージを軽減する。 * 複数のクリーチャーがあなたやあなたのクリーチャーに同時に戦闘ダメージを与える場合、そのそれぞれに対しX点のダメージが軽減される。この軽減はクリーチャーごとに適用される。例えば、《冬の覆い》の上に経年カウンターが2個置かれていて、あなたがブロックされていない1/1と4/4に攻撃された場合、そのそれぞれからの戦闘ダメージを2点ずつ軽減する。1/1からのダメージはすべて軽減され、4/4からのダメージは2点軽減されるので、あなたには2点のダメージが与えられる。 * クリーチャーが二段攻撃を持つ場合、《冬の覆い》はそれぞれの戦闘ダメージ・ステップで与えられるダメージからX点を軽減する。 * クリーチャーからの戦闘ダメージが複数に割り振られた場合 (クリーチャーがトランプルを持っていて、2体のクリーチャーでブロックして、それぞれとあなたにダメージが割り振られた場合など)、あなたが軽減効果をどう割り振るかを決める。あなたは1体目のクリーチャーでも2体目のクリーチャーでもあなたでも(その組み合わせでも)、そのクリーチャーから与えられるダメージをX点軽減できる。 《暗黒の深部/Dark Depths》 伝説の氷雪土地 暗黒の深部は10個の氷カウンターが置かれた状態で場に出る。 {3}:暗黒の深部から氷カウンターを1個取り除く。 暗黒の深部の上に氷カウンターが無いとき、それを生け贄に捧げる。そうした場合、「マリット・レイジ」という名の破壊されない飛行を持つ黒の20/20の伝説のアバター・クリーチャー・トークンを場に出す。 * 《暗黒の深部》はマナ能力を持たない土地である。 * 《暗黒の深部》の後の能力は状況誘発型能力である。この能力がスタック上にある間は再び誘発することはないが、能力が打ち消されて、《暗黒の深部》が場にあり、氷カウンターが置かれていない場合、それはただちに再び誘発する。 《深火の精霊/Deepfire Elemental》 {4}{B}{R} クリーチャー ― エレメンタル 4/4 {X}{X}{1}:点数で見たマナ・コストがXのアーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。 * 例えば、《深火の精霊》が点数で見たマナ・コストが4のクリーチャーを破壊する場合、コストは{4}+{4}+{1}={9}になる。 《霜網の蜘蛛/Frostweb Spider》 {2}{G} 氷雪クリーチャー ― 蜘蛛 1/3 霜網の蜘蛛は飛行を持っているかのようにブロックに参加できる。 霜網の蜘蛛が飛行を持つクリーチャーを1体ブロックするたび、戦闘終了時に霜網の蜘蛛の上に+1/+1カウンターを1個置く。 * 《霜網の蜘蛛》が飛行を持つクリーチャーをブロックしたもののそれが強すぎて死亡してしまう場合、+1/+1カウンターが置かれる前に死亡してしまう。 * 《霜網の蜘蛛》が何らかの方法で、1回の戦闘で複数の飛行を持つクリーチャーをブロックした場合、能力は複数回誘発する。 《大群の怒り/Fury of the Horde》 {5}{R}{R} ソーサリー あなたは大群の怒りのマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある赤のカードを2枚ゲームから取り除いてもよい。 このターン攻撃したすべてのクリーチャーをアンタップする。このメイン・フェイズの後に、追加の戦闘フェイズとその後の追加のメイン・フェイズを加える。 * 何らかの理由で、《大群の怒り》がメイン・フェイズ以外に解決された場合、それはこのターンに攻撃したすべてのクリーチャーをアンタップすることしかしない。新たなフェイズは加えられない。 《酷寒の枷/Gelid Shackles》 {W} 氷雪エンチャント ― オーラ エンチャント(クリーチャー) エンチャントされているクリーチャーはブロックできず、それの起動型能力もプレイできない。 {S}:エンチャントされているクリーチャーは、ターン終了時まで防衛を得る。({S}は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払える。) * 《酷寒の枷》は常在型能力や誘発型能力が動作するのを止めない。また、攻撃クリーチャーの宣言前でなければ、防衛を与えても攻撃を防ぐことはできない。 《ゴブリンの毛皮商人/Goblin Furrier》 {1}{R} クリーチャー ― ゴブリン・戦士 2/2 ゴブリンの毛皮商人が氷雪クリーチャーに与えるダメージをすべて軽減する。 * 《ゴブリンの毛皮商人》が氷雪クリーチャーに戦闘ダメージを割り振った、あるいは呪文や能力により《ゴブリンの毛皮商人》が氷雪クリーチャーにダメージを与えることになった後に、それが解決される前に《ゴブリンの毛皮商人》が場を離れた場合、ダメージは軽減されない。 《大いなる石の精/Greater Stone Spirit》 {4}{R}{R} クリーチャー ― エレメンタル・スピリット 4/4 大いなる石の精は飛行を持つクリーチャーによってはブロックされない。 {2}{R}:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、+0/+2の修整を受けるとともに「{R}:このクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。」の能力を持つ。 * 飛行を持つかのようにブロックできるクリーチャーは《大いなる石の精》をブロックできない。 * 《大いなる石の精》の起動型能力がプレイされた後、影響を受けたクリーチャーの起動型能力をプレイできるのはそのクリーチャーのコントローラーのみである。 《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge》 {1}{B}{B} 伝説のクリーチャー ― ゾンビ・騎士 3/3 あなたはあなたの墓地からストロームガルドの災い魔、ハーコンをプレイしてもよいが、それ以外からはプレイできない。 ストロームガルドの災い魔、ハーコンが場に出ているかぎり、あなたはあなたの墓地から騎士カードをプレイしてもよい。 ストロームガルドの災い魔、ハーコンが場からいずれかの墓地に置かれたとき、あなたは2点のライフを失う。 * 《ストロームガルドの災い魔、ハーコン》は手札からプレイできない。たとえ《呪文乗っ取り/Spelljack》や《詩神の器/Muse Vessel》のような効果で他の領域からのプレイができるようになっても、それは墓地以外のあらゆる領域からプレイできない。 * 《ストロームガルドの災い魔、ハーコン》が墓地にある間、あなたはそれをプレイできる。これはクリーチャーとしての通常のルールやタイミングに従う。唯一異なるのは、《ストロームガルドの災い魔、ハーコン》がどこの領域からプレイされるかだけである。呪文はスタックに置かれる。《ストロームガルドの災い魔、ハーコン》のマナ・コストや必要な追加コストは支払わなければいけない。これは、《ストロームガルドの災い魔、ハーコン》が場にあるときの墓地からプレイされる騎士カードにも適用される。 《レシュラックの伝令/Herald of Leshrac》 {6}{B} クリーチャー ― アバター 2/4 飛行 累加アップキープ ― あなたがコントロールしていない土地1つのコントロールを得る。 レシュラックの伝令は、あなたがコントロールするあなたがオーナーでない土地1つにつき+1/+1の修整を受ける。 レシュラックの伝令が場を離れたとき、各プレイヤーはそれぞれ自分がオーナーであるあなたがコントロールする各土地のコントロールを得る。 * 《レシュラックの伝令》の累加アップキープ能力が解決されるとき、その経年カウンターが場にあるあなたがコントロールしていない土地の数を超えている場合、あなたは累加アップキープ・コストを支払う事ができず、それを生け贄に捧げなければいけない。 * 《レシュラックの伝令》の上の各経年カウンターにつき、あなたがコントロールしていない異なる土地を選ばなければいけない。そうできない場合、コストを払う途中で、仮にあなたがコントロールしている土地のコントロールを得ようとすることになる。 * 《レシュラックの伝令》の場を離れたときの能力は、あなたがコントロールしているあなたがオーナーでない土地すべてに影響を与える。これは《レシュラックの伝令》の能力でコントロールを得たものに留まらない。例えば、対戦相手の土地を《併合/Annex》で得ている場合、それのオーナーはその土地のコントロールを取り戻す。《併合/Annex》はそれにつけられたままだが、効果が上書きされるのである。 《冬眠の終わり/Hibernation's End》 {4}{G} エンチャント 累加アップキープ {1} あなたが冬眠の終わりの累加アップキープを支払うたび、あなたは自分のライブラリーから、冬眠の終わりの上に置かれている経年カウンターの総数に等しい点数で見たマナ・コストを持つクリーチャー・カードを1枚探して場に出してもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。 * 見つけてくるクリーチャーの点数で見たマナ・コストは、《冬眠の終わり》の上の経年カウンターの数と同じでなければいけない。 《道化の王笏/Jester's Scepter》 {3} アーティファクト 道化の王笏が場に出たとき、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーの一番上から5枚のカードを裏向きにゲームから取り除く。あなたはそれらのカードがゲームから取り除かれた状態にあるかぎり、それらを見てもよい。 {2}, {T}, 道化の王笏によりゲームから取り除かれたカードを1枚オーナーの墓地に置く:呪文1つを対象とする。それがそのカードと同じカード名である場合、それを打ち消す。 * あなたは《道化の王笏》でゲームから取り除いたカードを見る事ができるが、他のプレイヤーはできない。 * 取り除かれたカードはあなたに対して隠されていないため、二番目の起動型能力においてどのカードをオーナーの墓地に置くかは選ぶ事ができる。 * 《道化の王笏》の二番目の能力が起動されたとき、取り除かれたカードはどれでも墓地に置く事ができ、どの呪文でも対象にできる。カードと呪文が同じ名前でなくてもかまわない。同じ名前で無い場合は、効果は何もしない。呪文のコントローラーと墓地に置かれるカードのオーナーは異なっていてもよい。 * 分割カードの半分 (《打撃/Hit》等)がプレイされた場合に、その分割カード (《打撃+爆走/Hit+Run》等)を《道化の王笏》で墓地に置けば、その呪文は打ち消される。 《ヨツンの兵卒/Jotun Grunt》 {1}{W} クリーチャー ― 巨人・兵士 4/4 累加アップキープ ― 単一の墓地にある2枚のカードをそれらのオーナーのライブラリーの一番下に置く。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年カウンターを置き、その後そこに置かれている経年カウンターの数に等しい回数のアップキープ・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。) * 《ヨツンの兵卒》の累加アップキープを支払うとき、あなたは各経年カウンターごとに異なる墓地を選んでよい。例えば、それの上に経年カウンターが3つ置かれている場合、あなたは自分の墓地のカードを4枚自分のライブラリーの一番下に置き、対戦相手の墓地のカード2枚をそのプレイヤーのライブラリーの一番下に置ける。しかし、自分の墓地のカードを5枚自分のライブラリーの一番下に置き、対戦相手の墓地のカード1枚をそのプレイヤーのライブラリーの一番下に置くようなことはできない。 《杜松騎士団のレインジャー/Juniper Order Ranger》 {3}{G}{W} クリーチャー ― 人間・騎士 2/4 他のクリーチャーがあなたのコントロール下で場に出るたび、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置き、杜松騎士団のレインジャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。 * そのクリーチャーは+1/+1カウンターが置かれた状態で場に出るわけではない。それが場に出て、その後能力が誘発する。能力の解決前に、そのクリーチャーか《杜松騎士団のレインジャー》が場を離れても、残ったクリーチャーの上には+1/+1カウンターが置かれる。 《カープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaur》 {2}{R}{R} クリーチャー ― ミノタウルス・戦士 3/3 累加アップキープ ― コイン投げをする。 あなたがコイン投げに勝つたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。カープルーザンのミノタウルスはそれに1点のダメージを与える。 あなたがコイン投げに負けるたび、いずれかの対戦相手が選んだクリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。カープルーザンのミノタウルスはそれに1点のダメージを与える。 * コイン投げに関するルールは変更された。コイン投げにより勝ったり負けたりするのは、あなたがコイン投げをした場合のみである。対戦相手がコイン投げをした場合、あなたがそれに勝つことはない。コイン投げを指示するカードに「勝つ」あるいは「負ける」と書いてある場合にのみ、勝者や敗者が発生する。 * 呪文や能力によりコイン投げを行い、表が出たときの結果と裏が出たときの結果が書かれている場合、コイン投げを行なうプレイヤーは表か裏かを当てない。このようなコイン投げには勝者や敗者は発生しない。 * 《カープルーザンのミノタウルス》の累加アップキープが解決されるとき、その上の経年カウンターの数と同じ回数のコイン投げを行なうか、《カープルーザンのミノタウルス》を生け贄に捧げる。コイン投げを開始したら途中ではやめられない。すべてのコイン投げを実行しなければいけない。あなたがコイン投げを行なう場合、それぞれにつきあなたが表か裏かを宣言する。正しい方が出るたびに、《カープルーザンのミノタウルス》の二番目の能力が誘発する。間違った方が出るたびに、《カープルーザンのミノタウルス》の三番目の能力が誘発する。誘発はすべてのコイン投げが解決されるまで待機され、その後にあなたが選んだ順番でスタックに置かれる。それぞれは別々の対象を取れる。 * 《カープルーザンのミノタウルス》の後二つの能力は、あなたがコイン投げに勝つか負けるかするたびに誘発する。例えば、あなたが《時の縫い合わせ/Stitch in Time》をプレイした場合、《カープルーザンのミノタウルス》のどちらかの能力が誘発する。 《稲妻の大蛇/Lightning Serpent》 {X}{R} クリーチャー ― エレメンタル・海蛇 2/1 トランプル、速攻 稲妻の大蛇はX個の+1/+0カウンターが置かれた状態で場に出る。 ターン終了時に、稲妻の大蛇を生け贄に捧げる。 * 《稲妻の大蛇》が、何らかの効果で直接場に出たり、マナ・コストを支払わずにプレイされたりしてXが規定されない場合、Xは0である。 《稲妻の嵐/Lightning Storm》 {1}{R}{R} インスタント クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻の嵐はそれに、稲妻の嵐の上に置かれている蓄積カウンターの総数に3を加えた点数のダメージを与える。 土地カードを1枚捨てる:稲妻の嵐の上に蓄積カウンターを2個置く。あなたはそれの新しい対象を選んでもよい。この能力は稲妻の嵐がスタックにあるときにのみ、どのプレイヤーもプレイできる。 * 《稲妻の嵐》は、その呪文がスタック上にある間にのみプレイできる起動型能力を持っている。この能力はどのプレイヤーでもプレイできる。この能力がプレイされたとき、それはスタック上の《稲妻の嵐》の上に置かれる。能力が解決されたとき、《稲妻の嵐》の呪文が影響を受ける。 * あなたが《稲妻の嵐》をプレイしたとき、あなたが優先権を持っているので、ただちにこの能力をプレイする機会を得る。あなたがそうせず、他のすべてのプレイヤーがパスした場合、呪文は解決される。誰か他のプレイヤーが《稲妻の嵐》の能力を起動するか他の呪文や能力をプレイしないかぎり、あなたが再び優先権を得ることはない――したがって、この能力を再びプレイする機会も得られない。 * 《稲妻の嵐》の起動型能力が1回解決された後、アクティブ・プレイヤー は優先権を得る(《稲妻の嵐》のコントローラーではない)。 * 《稲妻の嵐》の起動型能力が解決されるとき、その《稲妻の嵐》の呪文のための他の適切な対象が無い場合、あなたはそれが不正なものになっていようと、同じ対象のままにしておく必要がある。 * 《稲妻の嵐》がスタックを離れたら、蓄積カウンターは消滅する。 《冷眼のロヴィサ/Lovisa Coldeyes》 {3}{R}{R} 伝説のクリーチャー ― 人間・ロード 3/3 バーバリアンと戦士と狂戦士は+2/+2の修整を受けるとともに速攻を持つ。 * 《冷眼のロヴィサ》の能力は、これらのサブタイプのうちどれか一つを持っているものを+2/+2する。いくつタイプを持っているかは関係がない。例えば、3/3である《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》は5/5になる。9/9ではない。 《マグマの核/Magmatic Core》 {2}{R}{R} エンチャント 累加アップキープ {1} (あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年カウンターを置き、その後そこに置かれている経年カウンターの数に等しい回数のアップキープ・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。) あなたのターンの終了時に、望む数のクリーチャーを対象とする。マグマの核はそれらに、X点のダメージを好きなように割り振って与える。Xはマグマの核の上に置かれている経年カウンターの総数に等しい。 * ダメージを割り振るのは、《マグマの核》の能力が誘発したときである。能力の誘発後、解決前に《マグマの核》の上の経年カウンターの数が増減しても、与えられるダメージの点数は変わらない。 * 《マグマの核》の上に経年カウンターがない場合、能力により対象に取れる数は0である。 * 《マグマの核》の上に1個でも経年カウンターがある場合、対象の数は最低で1、最高でXである。それぞれの対象には、最低1点のダメージを割り振らなければいけない。 * 《マグマの核》の効果は義務である。あなたのターンの終了時に、場に出ているクリーチャーがあなたの物のみである場合、あなたは《マグマの核》にそのうち少なくとも1体にダメージを与えさせなければいけない。 《氷河跨ぎのワーム/Panglacial Wurm》 {5}{G}{G} クリーチャー ― ワーム 9/5 トランプル あなたは氷河跨ぎのワームを、あなたが自分のライブラリーからカードを探している間に、自分のライブラリーからプレイしてもよい。 * 《氷河跨ぎのワーム》の能力は、あなたが自分のライブラリーを探しているときにのみ働く。「ライブラリー」を「探す」効果にのみ影響を受け、これが動作するためには、あなたが自分のライブラリーを見る必要がある (《氷河跨ぎのワーム》をプレイさせえる効果の例:《不屈の自然/Rampant Growth》《けちな贈り物/Gifts Ungiven》。プレイできない効果の例:《袖の下/Bribery》《物知りフクロウ/Sage Owl》)。 * ライブラリーを探している最中に《氷河跨ぎのワーム》をプレイする行為は、クリーチャー呪文をプレイする通常のすべてのルールに従うが、タイミング (これによる《氷河跨ぎのワーム》のプレイは他の呪文や能力の解決中に行なわれる)とどこから《氷河跨ぎのワーム》をプレイするかは従わない。呪文はスタックに置かれる。《氷河跨ぎのワーム》のマナ・コストや必要な追加コストは支払わなければいけない。つまり、あなたはライブラリーを探している最中に《氷河跨ぎのワーム》のプレイする段階でマナ能力をプレイできる。 * 《氷河跨ぎのワーム》のプレイ後、あなたは中断されていたカードを探す効果を続行する。探す効果の解決が終わったら、《氷河跨ぎのワーム》がスタックに置かれている状態でアクティブ・プレイヤーが優先権を得る。この呪文をプレイしたことにより誘発する能力はこの段階でスタックにおかれる。 * 十分なマナがあれば、あなたは1回のカードを探す効果で複数の《氷河跨ぎのワーム》をプレイできる。 * ライブラリーからカードを探している最中にプレイした《氷河跨ぎのワーム》を、その探す効果で見つけることはできない。 《ファイレクシアの魂喰らい/Phyrexian Soulgorger》 {3} 氷雪アーティファクト・クリーチャー ― 構築物 8/8 累加アップキープ ― クリーチャーを1体生け贄に捧げる。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年カウンターを置き、その後そこに置かれている経年カウンターの数に等しい回数のアップキープ・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。) * 《ファイレクシアの魂喰らい》の累加アップキープ能力の解決時、あなたは《ファイレクシアの魂喰らい》の上の各経年カウンターにつき別々のクリーチャーを生け贄に捧げるか、それを生け贄に捧げる。アップキープの支払いの一部として自分自身を生け贄に捧げることができる。 《霧氷羽の梟/Rimefeather Owl》 {5}{U}{U} 氷雪クリーチャー ― 鳥 */* 飛行 霧氷羽の梟のパワーとタフネスは、それぞれ場に出ている氷雪パーマネントの総数に等しい。 {1}{S}:パーマネント1つを対象とし、それの上に氷カウンターを1個置く。 氷カウンターが置かれているパーマネントは氷雪である。 * 《霧氷羽の梟》の最後の能力は、氷カウンターが置かれているすべてのパーマネントに影響する。それが置いた氷カウンターであるかどうかは問わない。 《霧氷角のオーロクス/Rimehorn Aurochs》 {4}{G} 氷雪クリーチャー ― オーロクス 3/3 トランプル 霧氷角のオーロクスが攻撃するたび、それはターン終了時まで、他の攻撃しているオーロクス1体につき+1/+0の修整を受ける。 {2}{S}:クリーチャー1体とクリーチャー1体を対象とする。このターン、その前者は可能ならその後者をブロックする。({S}は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払える。) * 《霧氷角のオーロクス》により一番目に対象にとられたクリーチャーが二番目に対象にとられたクリーチャーをブロックできない場合 (例えば、二番目のクリーチャーが飛行を持っていて一番目が持っていなかったり、両方のクリーチャーのコントローラーが同じであったりするなど)、この能力は何もせず、一番目のクリーチャーはコントローラーが自由にブロック先を選べるし、まったくブロックをしなくてもかまわない。 《霧氷鱗のドラゴン/Rimescale Dragon》 {5}{R}{R} 氷雪クリーチャー ― ドラゴン 5/5 飛行 {2}{S}:クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。それの上に氷カウンターを1個置く。({S}は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払える。) 氷カウンターが置かれているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。 * 《霧氷鱗のドラゴン》の最後の能力は、氷カウンターが置かれているすべてのパーマネントに影響する。それが置いた氷カウンターであるかどうかは問わない。 《ロノムの大男/Ronom Hulk》 {4}{G} クリーチャー ― ビースト 5/6 プロテクション(氷雪) 累加アップキープ {1} (あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年カウンターを置き、その後そこに置かれている経年カウンターの数に等しい回数のアップキープ・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。) * 《ロノムの大男》は氷雪呪文や氷雪の発生源の能力の対象にできず (ただし、氷雪のインスタントやソーサリーは存在しない)、氷雪オーラにエンチャントされず、氷雪装備品を装備できず (ただし存在していない)、氷雪クリーチャーにブロックされず、氷雪の発生源から与えられたダメージをすべて軽減し、0にする。 《占術の岩床/Scrying Sheets》 氷雪土地 {T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。 {1}{S}, {T}:あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。そのカードが氷雪である場合、あなたはそれを公開してあなたの手札に加えてもよい。({S}は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払える。) * そのカードが氷雪でない場合、それを公開することはできない。そのカードが氷雪の場合、それを公開しなくてもよい。公開しなかったカードはライブラリーの上に置かれたままになる。 《ウィーティゴの姿/Shape of the Wiitigo》 {3}{G}{G}{G} エンチャント ― オーラ エンチャント(クリーチャー) ウィーティゴの姿が場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーの上に+1/+1カウンターを6個置く。 あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているクリーチャーが直前のあなたのアップキープ以降に攻撃かブロックしているなら、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。そうでない場合、それの上から+1/+1カウンターを1個取り除く。 * 《ウィーティゴの姿》が場を離れてクリーチャーが場に残った場合、+1/+1カウンターはクリーチャーの上に残る。 《避難の古木/Sheltering Ancient》 {1}{G} クリーチャー ― ツリーフォーク 5/5 トランプル 累加アップキープ ― いずれかの対戦相手がコントロールするいずれかのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年カウンターを置き、その後そこに置かれている経年カウンターの数に等しい回数のアップキープ・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。) * どの対戦相手もクリーチャーをコントロールしていない場合、アップキープの支払いをすることはできず、《避難の古木》を生け贄に捧げなければいけない。 * カウンターを置くクリーチャーは別々でもよいが、同じクリーチャーに複数個乗せてもよい。異なる対戦相手がコントロールしているクリーチャーにそれぞれ置いてもよい。 * 《避難の古木》の+1/+1カウンターを能力の対象にできないクリーチャーに置いてもよい。この能力は対象を取っていない。同じことは、プロテクション(緑)やその他《避難の古木》に関連する項目のプロテクションを持つクリーチャーに対しても言える。 《呼び声の鳴動/Sound the Call》 {2}{G} ソーサリー 「このクリーチャーは、すべての墓地にある『呼び声の鳴動』というカード名のカード1枚につき+1/+1の修整を受ける。」の能力を持つ緑の1/1の狼クリーチャー・トークンを1体場に出す。 * すべての墓地が空であるときに 《呼び声の鳴動》を解決した場合、《呼び声の鳴動》が墓地に置かれるため、トークンは2/2になる。トークンは一瞬1/1であるが、トークンを産み出した《呼び声の鳴動》のカードが墓地に置かれるまでは状況起因効果はチェックされない。例えば、《魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayal》が場に出ている場合、狼トークンは一瞬0/0である。しかし、状況起因効果のチェックの段階ではそれは1/1であり、その結果場に残る。 《忍び寄るイエティ/Stalking Yeti》 {2}{R}{R} 氷雪クリーチャー ― イエティ 3/3 忍び寄るイエティが場に出たとき、いずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。忍び寄るイエティが場にある場合、それは自身のパワーに等しい点数のダメージをそのクリーチャーに与え、そのクリーチャーは自身のパワーに等しい点数のダメージを忍び寄るイエティに与える。 {2}{S}:忍び寄るイエティをオーナーの手札に戻す。.この能力は、あなたがソーサリーをプレイできるときにのみプレイできる。({S}は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払える。) * 場に出たときの能力の解決時に《忍び寄るイエティ》か対象になったクリーチャーのどちらかが場に無い場合、能力は何もしない。 《見えざる者の生き残り/Survivor of the Unseen》 {2}{U} クリーチャー ― 人間・ウィザード 2/1 累加アップキープ {2} (あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年カウンターを置き、その後そこに置かれている経年カウンターの数に等しい回数のアップキープ・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。) {T}:カードを2枚引き、その後あなたの手札にあるカードを1枚、あなたのライブラリーの一番上に置く。 * カードを引く事が (発掘などで)置換されてカードを引かなかった場合でも、手札のカードを1枚ライブラリーの一番上に置かなければいけない。 《タマノーア/Tamanoa》 {R}{G}{W} クリーチャー ― スピリット 2/4 あなたがコントロールする、いずれかのクリーチャーでない発生源がダメージを与えるたび、あなたはその点数に等しい点数のライフを得る。 * 「クリーチャーでない発生源」は、クリーチャーのタイプを持たない発生源である。場に無いクリーチャー・カードがダメージを与える場合 (《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》のサイクリング時の能力等)、《タマノーア》の能力は誘発しない。 * 《タマノーア》の能力は、ダメージを与える先が何であろうと誘発する。他のプレイヤーや他のクリーチャーや、あなた自身であってもである。あなたがコントロールするクリーチャーでない発生源があなたにダメージを与えてあなたのライフが0以下になった場合、《タマノーア》の能力の解決前にあなたはゲームに敗北する。 《熱風の変転/Thermal Flux》 {U} インスタント 以下の2つから1つを選ぶ。「氷雪でないパーマネント1つを対象とする。それはターン終了時まで氷雪になる。」「氷雪パーマネント1つを対象とする。それはターン終了時まで氷雪ではない。」 次のターンのアップキープの開始時にカードを1枚引く。 * 《熱風の変転》はパーマネントに氷雪の特殊タイプを与えたり取り除いたりする。特殊タイプを与えたり取り除いたりすることは、そのパーマネントが持つ他のタイプや特殊タイプやサブタイプに影響しない。 《織端の石/Thrumming Stone》 {5} 伝説のアーティファクト あなたがコントロールする呪文は「波及 4」を持つ。(あなたが呪文をプレイしたとき、あなたは自分のライブラリーの一番上から4枚のカードを公開してもよい。あなたは公開されたカードの中にあるその呪文と同じカード名のカードを、マナ・コストを支払わずにプレイしてもよい。残りのカードをあなたのライブラリーの一番下に置く。) * 《織端の石》が場にある状態で、すでに波及を持っている呪文 (「波及 4」を持つ《うねる炎/Surging Flame》など)をプレイした場合、両方の波及能力が別々に誘発する。あなたが「してもよい」行動をすべて行なうと仮定した場合、ライブラリーの上の4枚のカードを公開し、その中のすべての《うねる炎/Surging Flame》をプレイし、残りのカードをライブラリーの一番下に置く。新たな《うねる炎/Surging Flame》が、解決待ちのもう一方の波及の上に置かれる。それらはそれぞれ2つの波及を持ち、それらは別々に誘発し、この手順をこれ以上《うねる炎/Surging Flame》が公開されなくなるまで繰り返す。 * あなたが分割カードの半分 (《打撃/Hit》など)をプレイして、波及能力の解決時にその分割カード (《打撃+爆走/Hit+Run》など)を公開した場合、あなたは分割カードのどちらか (《打撃/Hit》か《爆走/Run》)をプレイできる。 《トレッサーホーンの空騎士/Tresserhorn Skyknight》 {5}{B}{B} クリーチャー ― ゾンビ・騎士 5/3 飛行 先制攻撃を持つクリーチャーがトレッサーホーンの空騎士に与えるダメージをすべて軽減し、0にする。 * 二段攻撃を持つクリーチャーから《トレッサーホーンの空騎士》に与えられるダメージは通常通り与えられる。 * 先制攻撃を持つクリーチャーが《トレッサーホーンの空騎士》に与えるすべてのダメージ (戦闘ダメージや先制攻撃の戦闘ダメージに限らない)が軽減される。 * 《トレッサーホーンの空騎士》への戦闘ダメージがスタックに置かれた状態のクリーチャーが先制攻撃を得た場合、そのダメージは軽減される。 * すでに場にいないクリーチャーが《トレッサーホーンの空騎士》に与える戦闘ダメージは、そのクリーチャーが場を離れたときに先制攻撃を持っていた場合軽減される。 《記憶への消失/Vanish into Memory》 {2}{W}{U} インスタント クリーチャー1体を対象とし、それをゲームから取り除く。あなたはそのクリーチャーのパワーに等しい枚数のカードを引く。あなたの次のアップキープの開始時に、そのカードをオーナーのコントロール下で場に戻す。そうした場合、それのタフネスに等しい枚数のカードを捨てる。 * 《記憶への消失》は、場を離れる直前のクリーチャーのパワーと、場に戻った直後のクリーチャーのタフネスのみをチェックする。例えば、あなたがカウンターが2個置かれている《ヴィグの水植物/Vigean Hydropon》を対象とした場合、あなたはカードを2枚引き、戻ってくるときは+1/+1カウンターが5個置かれているので、カードを5枚捨てる。 * 《記憶への消失》で取り除かれたクリーチャーが戻ってこない場合 (トークン・クリーチャーであるばあいなど)、カードを捨てなくてもよい。 * 《記憶への消失》で取り除かれたクリーチャーがクリーチャー・カードでない場合 (クリーチャー化した《グルールの戦鍬/Gruul War Plow》など)、そのカードは場に戻るが、クリーチャーとしてではない。このカードは場に戻ったときにタフネスを持たないため、カードを捨てなくてよい。 《難問のスフィンクス/Vexing Sphinx》 {1}{U}{U} クリーチャー ― スフィンクス 4/4 飛行 累加アップキープ ― カードを1枚捨てる。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年カウンターを置き、その後そこに置かれている経年カウンターの数に等しい回数のアップキープ・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。) 難問のスフィンクスが場からいずれかの墓地に置かれたとき、それの上に置かれていた経年カウンターの総数に等しい枚数のカードを引く。 * 《難問のスフィンクス》の上の経年カウンターが手札のカードの枚数よりも多い場合、あなたはアップキープの支払いができず、それを生け贄に捧げなければいけない。 《虚空の大口/Void Maw》 {4}{B}{B} クリーチャー ― ホラー 4/5 トランプル 他のいずれかのクリーチャーが場からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりにそれをゲームから取り除く。 虚空の大口によりゲームから取り除かれたカードを1枚オーナーの墓地に置く:虚空の大口はターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。 * 《虚空の大口》と他のクリーチャーが場から同時に墓地に置かれた場合、《虚空の大口》は墓地に置かれ、他のクリーチャーはゲームから取り除かれる。 《欠片の壁/Wall of Shards》 {1}{W} 氷雪クリーチャー ― 壁 1/8 防衛、飛行 累加アップキープ ― いずれかの対戦相手は1点のライフを得る。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年カウンターを置き、その後そこに置かれている経年カウンターの数に等しい回数のアップキープ・コストを支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。) * 《欠片の壁》の累加アップキープの支払い時、あなたは各経年カウンターにつき別のプレイヤーを選んでもよいし、同じ対戦相手を複数回選んでもよい。 《長毛の剃刀背/Woolly Razorback》 {2}{W}{W} クリーチャー ― ビースト 7/7 長毛の剃刀背は氷カウンターが3個置かれた状態で場に出る。 長毛の剃刀背の上に氷カウンターが置かれているかぎり、それは防衛を持つとともにそれが与える戦闘ダメージをすべて軽減し、0にする。 長毛の剃刀背がブロックするたび、それの上から氷カウンターを1個取り除く。 * 《長毛の剃刀背》の上に氷カウンターが置かれていても、それに与えられる戦闘ダメージは軽減されない。 * 《長毛の剃刀背》が3回目にブロックしたとき、最後の氷カウンターが取り除かれる、すなわり、それが与える戦闘ダメージは軽減されない。 《ゾンビの犬ぞり乗り/Zombie Musher》 {3}{B} 氷雪クリーチャー ― ゾンビ 2/3 氷雪土地渡り {S}:ゾンビの犬ぞり乗りを再生する。({S}は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払える。) * 《ゾンビの犬ぞり乗り》は、防御プレイヤーが氷雪土地をコントロールしているかぎりブロックされない。 《結界師ズアー/Zur the Enchanter》 {1}{W}{U}{B} 伝説のクリーチャー ― 人間・ウィザード 1/4 飛行 結界師ズアーが攻撃するたび、あなたは自分のライブラリーから点数で見たマナ・コストが3以下のエンチャント・カードを1枚探して場に出してもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。 * 《結界師ズアー》の誘発型能力をつかってオーラを探す場合、それは適切なパーマネントにつけられた状態で場に出る。それはそのパーマネントを対象としていない。つけるべき適切なパーマネントが無い場合、そのオーラは場に出ずライブラリーに残る。 All trademarks are property of Wizards of the Coast, Inc. in the U.S.A. and other countries.(c)2006 Wizards. 日本語第2版:各種誤字の修正。いずれも実カードでは正しくなっています。 日本語第3版:各種誤字の修正。ルール解釈上誤解を招きうる部分が《徴用》にありました。 日本語第4版:誤字の修正。