ダークスティール FAQ(よくある質問集)
Compiled by Paul Barclay, David DeLaney, and Jeff Jordan
このFAQは2つの章に分かれており、それぞれが別の目的を持っている。
第1章(一般注釈)は新しい機能や概念について説明しており、第2章(カード別注釈)では、それぞれのカードについて想定されるプレイヤーからの質問の中で最も重要なものへの回答を記載している。
カード別注釈の章に出ているカードについては、参照のために完全なルール・テキストを含んでいる。ただし、全てのカードが列記されているわけではない。
一般注釈
破壊されない
「破壊されない/Indestructible」はキーワード能力ではない。それは単なる語句であり、「ブロックされない」と同様に、パーマネントが持つ能力の一部を示すために用いられる。ある効果が「このパーマネントは破壊されない」ということを示している場合、それはパーマネントの性質を示しているのであって、能力を与えるわけではない。「破壊されない」に関する公式なルール(総合ルールの用語集より)は以下の通り。
破壊されない
パーマネントが破壊されない場合、ルールや効果によりそれを破壊することはできない。このようなパーマネントは、致死ダメージによって破壊されず、致死ダメージに関する状況起因効果(420.5cを参照)を無視する。ルールや効果により、このパーマネントを生け贄に捧げたり、墓地に置いたり、ゲームから取り除いたりすることはできる。
《ダークスティールの粗暴者像/Darksteel Brute》
{2}
アーティファクト
ダークスティールの粗暴者像は破壊されない。 (“破壊”効果や致死ダメージでは、これは破壊されない。)
{3}:ターン終了時まで、ダークスティールの粗暴者像は2/2のアーティファクト・クリーチャーになる。
- 破壊されないクリーチャーのタフネスが0になった場合、それはオーナーの墓地に置かれる。破壊されないことによってそれが妨げられることは無い。
- ダメージは破壊されないクリーチャーに対しても蓄積され、クリンナップ・ステップに取り除かれる。
- 致死ダメージとは、あるクリーチャーに与えられたタフネス以上のダメージとして定義される。破壊されないクリーチャーは、致死ダメージによって破壊されることは無いが、この定義はそのまま有効であり、トランプルダメージの割り振りなどに適用される。
- 致死ダメージを受けているクリーチャーが破壊されない状態でなくなった場合、それは次に状況起因効果をチェックするときに破壊される。
- 破壊されないということは、パーマネントを破壊する効果のみを防ぐ。これには致死ダメージによる破壊や、再生ができない破壊が含まれる。破壊されないパーマネントをゲームから取り除いたり、プレイヤーの手札に戻したり、墓地に置いたり、生け贄に捧げたりすることはできる。
- 破壊されないパーマネントに再生効果を使うことはできるが、そのパーマネントはそもそも破壊されないので、そのような効果が実際に適用されることは無い。
接合
「接合/Modular」能力は、接合を持つクリーチャーが場に出たときと、それが場を離れたときの2回適用される。接合に関する公式ルール(総合ルールより)は以下の通り。
502.35.接合
502.35a 接合というキーワードは、常在型能力と誘発型能力の2つの能力を表す。「接合 X/Modular X」は、「このパーマネントは、X個の+1/+1カウンターを置いた状態で場に出る。」と「このパーマネントが場から墓地に置かれたとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。あなたはそれに、このパーマネントに置かれていた+1/+1カウンター1個につき1個の+1/+1カウンターを置いてもよい。」を意味する。
502.35b クリーチャーが複数の接合を持つ場合、それらはそれぞれ別々に適用される。
《電結の暴れ者/Arcbound Bruiser》
{5}
アーティファクト・クリーチャー
0/0
接合 3(これは+1/+1カウンターを3個置いた状態で場に出る。 これがいずれかの墓地に置かれたとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。これの上に置かれている+1/+1カウンターを、それの上に移してよい。)
- パーマネントが場に出る際に置かれるカウンターの数は、「接合」の後ろに書かれた数字に等しい。
- パーマネントが場を離れたときの能力では、その時点で上に置かれていたカウンターの数を数えて適用する。「接合」の後ろに書かれている数字は無関係である。
- 接合能力を持つクリーチャーが場を離れたとき、あなたはその上に置かれているカウンターを単一の対象のアーティファクト・クリーチャーの上に置くことができる。2体以上のアーティファクト・クリーチャーに分割することはできない。
脈動
ダークスティールの5枚のカードは、解決時に特定の条件を満たせば手札に戻る能力を持つ。「脈動」カードは、《絡み森の脈動/Pulse of the Tangle》《グリッドの脈動/Pulse of the Grid》《原野の脈動/Pulse of the Fields》《ドロスの脈動/Pulse of the Dross》《溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge》の5枚である。
《ドロスの脈動/Pulse of the Dross》
{1}{B}{B}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは手札にあるカードを3枚公開し、あなたはその中の1枚を選ぶ。 そのプレイヤーは選ばれたカードを捨てる。 その後、そのプレイヤーの手札のカードの枚数があなたよりも多い場合、ドロスの脈動をオーナーの手札に戻す。
- 条件は呪文の他のすべての効果を実行した後にチェックする。したがって、効果を実行することによって条件が満たされなくなる場合、このカードはオーナーの手札には戻らない。
- このカードはスタックから直接手札に戻る。この場合、墓地に行くタイミングはまったく無い。
残響
ダークスティールの5枚のカードは、対象と同じ名前を持つすべてのパーマネントに影響する。「残響」カードは《残響する真実/Echoing Truth》《残響する衰微/Echoing Decay》《残響する沈静/Echoing Calm》《残響する破滅/Echoing Ruin》《残響する勇気/Echoing Courage》の5枚である。
《残響する沈静/Echoing Calm》
{1}{W}
インスタント
エンチャント1つを対象とし、それ、およびそれと同じ名前を持つ他のすべてのエンチャントを破壊する。
- 「残響」呪文のうち4つは特定のタイプのパーマネントを対象とし、対象と同じ名前で*そのタイプを持つ*すべてのパーマネントに影響を与える。《残響する真実/Echoing Truth》だけは異なる点に注意。それは土地でないパーマネントを対象とするが、同名の(土地を含む)すべてのパーマネントに影響する。
- すべてのパーマネントは同時に影響を受ける。
刻印
ダークスティールには、刻印能力を持つカードが《死面の映し身人形/Death-Mask Duplicant》《一望の鏡/Panoptic Mirror》《呪文縛りの杖/Spellbinder》の3枚ある。それぞれのカードは、このFAQの「カード別注釈」で詳しく説明されている。刻印に関する公式ルール(総合ルールより)は以下の通り。
502.34. 刻印
502.34a 刻印は起動型または誘発型能力で、「刻印−[テキスト]/Imprint -- [テキスト]」と表記される。この[テキスト]は、起動型または誘発型の能力である。この刻印 能力によってゲームから取り除かれているカードは、その能力の発生源に刻印されている。
502.34b 「刻印されている[タイプ]カード/imprinted [タイプ] card」は、現在そのパーマネントに刻印されているそのタイプのカードを意味する。パーマネントにそのタイプのカードが複数刻印されている場合、そのそれぞれが「刻印されている[タイプ]カード/imprinted [タイプ] card」である。
- 《一望の鏡》や《呪文縛りの杖》に刻印されているカードに、キッカー、バイバック、双呪などの追加コストがある場合、あなたはそのカードのプレイの際にその追加コストを支払うことができる。
- 《一望の鏡》や《呪文縛りの杖》に刻印されているカードに、「あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたがコントロールしている島1つをオーナーの手札に戻してもよい。」のような代用コストがある場合、あなたはそのカードのプレイの際に代用コストを支払うことはできない。あなたはすでにマナ・コストを支払わずに呪文をプレイしているからである。
- 《一望の鏡》や《呪文縛りの杖》が、「刻印されているカードのコピーをプレイする」能力がスタックにある状態で場を離れた場合、それの能力は刻印されたカードが何であったかを知るために、最後の情報を参照する。カードのコピーを作ることは可能であり、通常通りそれをプレイすることができる。
- 《一望の鏡》や《呪文縛りの杖》に刻印されているカードが、「刻印されているカードのコピーをプレイする」能力がスタックにある状態でゲーム外領域を離れた場合、刻印されているカードは存在しなくなる。この場合、カードのコピーは作られない。
親和
これまでの「親和(アーティファクト)」に加え、ダークスティールでは基本地形タイプに対する親和を持つ一連のゴーレムがいる。それらは《オキシダのゴーレム/Oxidda Golem》《剃刀のゴーレム/Razor Golem》《絡み森のゴーレム/Tangle Golem》《尖塔のゴーレム/Spire Golem》《ドロスのゴーレム/Dross Golem》の5枚である。
《ドロスのゴーレム/Dross Golem》
{5}
アーティファクト・クリーチャー ― ゴーレム
3/2
親和(沼) (この呪文をプレイするためのコストは、あなたがコントロールする沼1つにつき{1}少なくなる。)
畏怖
親和能力に関する情報はミラディンのFAQを参照。
双呪
双呪能力に関する情報はミラディンのFAQを参照。
装備品
装備品と装備能力に関する情報はミラディンのFAQを参照。
カード別注釈
《一望の鏡/Panoptic Mirror》
{5}
アーティファクト
刻印 ― {X}, {T}:あなたの手札にある、点数で見たマナ・コストがX点のインスタント・カードかソーサリー・カードを1枚、ゲームから取り除いてもよい。 (そのカードは、このアーティファクトに刻印される。)
あなたのアップキープの開始時に、あなたは刻印されているインスタント・カードやソーサリー・カードの中から1枚をコピーし、そのコピーをマナ・コストを支払わずにプレイしてもよい。
- 《一望の鏡》の誘発型能力が解決される際に、《一望の鏡》に刻印されているゲーム外領域にあるインスタント・カードかソーサリー・カードの内の1枚のコピーを作り、それをマナ・コストを支払わずにプレイすることが可能である。
- 呪文のマナ・コストを支払うことはない。呪文のマナ・コストにXが含まれる場合、Xは0である。呪文のための追加コストは支払う。代用コストを支払うことはできない。
- 誘発型能力はアップキープに1度しか誘発しない。刻印されているカードの枚数とは関係がない。誘発型能力の解決時に《一望の鏡》にカードが1枚も刻印されていなければ、何も起こらない。
- アップキープの誘発型能力に対応して、《一望の鏡》にカードを刻印することができる。そうした場合、そのカードは誘発型能力の解決時に適正なカードとして選ぶことができる。
- 起動型能力の解決時にカードを取り除くかどうかは選択することができる。カードを取り除くことを選んだ場合、点数で見たマナ・コストがXに等しいカードのみを取り除くことができる。
- 分割カードを刻印する場合、Xはどちらか一方の点数で見たマナ・コストと等しければよい。コピーされたカードが分割カードの場合、どちら側をプレイするかを選ぶ。両方をプレイすることはできない(ただし、ゲーム中の別のターンにもう一方をプレイすることはできる)。
《鋳潰し/Unforge》
{2}{R}
インスタント
装備品1つを対象とし、それを破壊する。 その装備品がクリーチャーに装備されている場合、鋳潰しはそのクリーチャーに2点のダメージを与える。
- 《鋳潰し》は、装備品が破壊されたときに、その装備品を装備していたクリーチャーにのみダメージを与える。その装備品を以前に装備していたクリーチャーにダメージを与えることは無い。
《オーリオックの包囲そり/Auriok Siege Sled》
{6}
アーティファクト・クリーチャー
3/5
{1}:アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。それはこのターン、可能ならばオーリオックの包囲そりのブロックに参加しなければならない。
{1}:アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。それはこのターン、オーリオックの包囲そりのブロックに参加できない。
- マジックにおいては、何かが「できない」効果は、何かを「してもよい」あるいは「しなければならない」よりも優先されることに注意。あなたが《オーリオックの包囲そり》の両方の能力を同一のクリーチャーに使用した場合、そのクリーチャーはこのターン、《オーリオックの包囲そり》のブロックに参加できない。
《解体作業/Dismantle》
{2}{R}
ソーサリー
アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。 そのアーティファクトの上にカウンターが置かれている場合、その数に等しい数の+1/+1カウンターか蓄積カウンターを、あなたがコントロールするいずれか1つのアーティファクトの上に置く。
- 《解体作業》が対象にするのは破壊するアーティファクトだけである。《解体作業》の解決時に、あなたは乗せるカウンターのタイプと、そのカウンターを置くあなたがコントロールするアーティファクトを選ぶ。
- 破壊されたアーティファクトの上に乗っていたカウンターの種類は問わない。数だけが問題となる。アーティファクトの上に5個の爆弾カウンターと2個の罠カウンターが置かれている場合、それは7個の+1/+1カウンターか7個の蓄積カウンターに変換される。
- クリーチャーでないアーティファクトに+1/+1カウンターを置いてもよい。それらは、そのアーティファクトがクリーチャー化するまで何もしない。クリーチャー化したら、それらはそのクリーチャーのパワーとタフネスに加えられる。
- アーティファクトが再生したり破壊されないものだったりした場合、それは破壊はされないが、あなたがコントロールしているアーティファクトの上に指定された数のカウンターを置くことは可能である。
《隔離するタイタン/Sundering Titan》
{8}
アーティファクト・クリーチャー
7/10
隔離するタイタンが場に出たとき、各基本地形タイプの土地をそれぞれ1枚ずつ選び、その後それらの土地を破壊する。
隔離するタイタンが場を離れたとき、各基本地形タイプの土地をそれぞれ1枚ずつ選び、その後それらの土地を破壊する。
- 《隔離するタイタン》の二つの能力は、どちらも対象を取らない。いずれかの能力の解決時に、《隔離するタイタン》のコントローラーは、各基本地形タイプ(平地、島、沼、山、森)1つにつき1つの土地タイプを選ばなければいけない。
- いずれかの土地タイプが存在しない場合、それは選ばれない。ある土地タイプの土地があなたがコントロールするものだけの場合、あなたはそれを選ばなければいけない。
- ある土地に複数の基本地形タイプがある場合、それを複数回選ぶことができる。
- 選ばれた土地はすべて同時に破壊される。
《凶暴な打撃/Savage Beating》
{3}{R}{R}
インスタント
凶暴な打撃は、あなたのターンの戦闘中にのみプレイできる。
以下の2つから1つを選ぶ。「あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで二段攻撃を持つ。」「あなたがコントロールするクリーチャーをすべてアンタップし、このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズを加える。」
双呪 {1}{R}
- 追加の戦闘フェイズは、《凶暴な打撃》がプレイされた戦闘フェイズの直後に追加される。二つの戦闘フェイズの間にメイン・フェイズは無い。
《形勢逆転/Turn the Tables》
{3}{W}{W}
インスタント
攻撃クリーチャー1体を対象とする。このターン、あなたに与えられるすべての戦闘ダメージは、代わりにそれに与えられる。
- 戦闘ダメージが与えられる段階で、対象となったクリーチャーが場にいない場合、ダメージは移しかえられない。
- 戦闘ダメージが与えられる段階で、対象となったクリーチャーが戦闘から取り除かれた状態で場に残っている場合、ダメージは移しかえられる。
《血清の粉末/Serum Powder》
{3}
アーティファクト
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
あなたがマリガンをできる状態で、あなたの手札の中に血清の粉末があるなら、あなたの手札をゲームから取り除いて同じ枚数のカードを引いてもよい。 (マリガンを行っていてもこれを行える。)
- 《血清の粉末》の二番目の能力は、それが手札にあるときに使用できる。このカードが手札の中にある場合、あなたはマリガンをするか、《血清の粉末》の能力を使用するかを選べる。この能力は、あなたのこれ以降のマリガンを妨げず、マリガンを行っていても、手札に《血清の粉末》があったときにこの能力を使用することを妨げない。
- 通常のマリガンと異なり、《血清の粉末》によりそれまでの手札にあったカードの枚数と同じ枚数のカードを引くことができる。1枚少ない枚数ではない。すでに一度マリガンをしていて、あなたの手札が《血清の粉末》を含む6枚の場合、あなたはこの6枚のカードをゲームから取り除いて新たに6枚のカードを引くことができる。
- 取り除いたカードはゲームから取り除かれたままである。それはさらにマリガンを行ってもライブラリーに加えて切り直されることは無い(ゲームから取り除かれたカードは、効果により特に裏向きであると指定されない限り、常に表向きである。次のゲームの際はデッキに戻すことを忘れないよう注意)。
《ゴブリンの修繕屋スロバッド/Slobad, Goblin Tinkerer》
{1}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・工匠・レジェンド
1/2
アーティファクトを1つ生け贄に捧げる:アーティファクト1つを対象とする。それはターン終了時まで破壊されない。 (“破壊”効果や致死ダメージでは、そのアーティファクトは破壊されない。)
- ダメージはこの効果の終了と同時に取り除かれるため、この能力でアーティファクト・クリーチャーが致死ダメージにより破壊されることを防ぐことができる。
《三なる宝球/Trinisphere》
{3}
アーティファクト
三なる宝球がアンタップ状態であるかぎり、プレイするためのコストが3マナ未満であるすべての呪文は、プレイするためのコストが3マナになる。 (コストの追加マナは、どの色のマナや無色マナで支払ってもよい。 例えば、呪文のコストが{1}{B}だとしたら、それをプレイするためのコストは{2}{B}になる。)
- 《三なる宝球》の能力は、呪文の総コストに影響する。それは、他のすべてのコストを増減させるものが適用された*後で*適用される。まずコストを増加させるものが適用され、次にコストを減少させるものが適用され、その後で支払う最終的なマナの総量を確認する。それが3マナ未満であれば、あなたは3マナを支払う。
- コストを減らすものがあったとしても、呪文をプレイするためのコストが3マナ未満になることはない。
- 呪文のコストが、キッカー・コストなどの追加コストにより3マナ以上になった場合、何の問題も無い。
- 呪文のために必要な、クリーチャーを生贄に捧げることや手札を捨てることなどのマナ以外のコストは支払う必要がある。
- 変異を持つクリーチャーをプレイする場合、裏向きの呪文の点数で見たマナ・コストは0であるが、3マナをコストとして支払う必要があるため、通常は《三なる宝球》は裏向きのクリーチャー呪文のコストを修正することは無い。ただし、《三なる宝球》と同時に《夢彫り刀/Dream Chisel》が出ていてコストを減らそうとしている場合、最終的にその呪文のために3マナを支払う必要がある。
《思考の解剖器/Thought Dissector》
{4}
アーティファクト
{X}, {T}:対戦相手1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーのカードを一番上から、アーティファクト・カードが公開されるか、X枚のカードが公開されるか、どちらかが先に起こるまで順に公開する。 これによりアーティファクト・カードが公開された場合、それをあなたのコントロール下で場に出し、思考の解剖器を生け贄に捧げる。 それ以外の公開されたカードを、そのプレイヤーの墓地に置く。
- 解決時に《思考の解剖器》が場を離れていて生け贄に捧げることができなくても、アーティファクト・カードは場に出る。
《死面の映し身人形/Death-Mask Duplicant》
{7}
アーティファクト・クリーチャー ― 多相の戦士
5/5
刻印 ― {1}:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをゲームから取り除く。 (取り除かれたカードは、このアーティファクトに刻印される。)
刻印されているクリーチャー・カードが飛行を持っているかぎり、死面の映し身人形は飛行を持つ。畏怖、先制攻撃、二段攻撃、速攻、土地渡り、プロテクション、トランプルも同様に扱う。
- 《死面の映し身人形》は起動型の刻印能力を持っている。この能力は何度でも使用することができ、そのためこのカードには複数のクリーチャー・カードが刻印することが可能である。
- 《死面の映し身人形》は、刻印されているクリーチャーが持っているすべての土地渡りとプロテクション能力を得る。《死面の映し身人形》にプロテクション(赤)のカードとプロテクション(クリーチャー)のカードが刻印されている場合、それはプロテクション(赤)とプロテクション(クリーチャー)の両方を持つ。
《呪文縛りの杖/Spellbinder》
{3}
アーティファクト ― 装備品
刻印 ― 呪文縛りの杖が場に出たとき、あなたはあなたの手札にあるインスタント・カードを1枚、ゲームから取り除いてもよい。
装備しているクリーチャーがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは刻印されているインスタント・カードをコピーし、そのコピーをマナ・コストを支払わずにプレイしてもよい。
装備 {4}
- 《呪文縛りの杖》の二番目の能力が解決される際に、《呪文縛りの杖》に刻印されているゲーム外領域(刻印カードがおかれている領域)にあるインスタント・カードのコピーを作り、それをマナ・コストを支払わずにプレイすることが可能である。
- 呪文のマナ・コストを支払うことはない。呪文のマナ・コストにXが含まれる場合、Xは0である。呪文のための追加コストは支払う。代用コストを支払うことはできない。
- コピーされたカードが分割カードの場合、どちら側をプレイするかを選ぶ。両方をプレイすることはできない(ただし、ゲーム中の別のターンにもう一方をプレイすることはできる)。
- 《呪文縛りの杖》にカードが刻印されるのは、場に出たとき一度だけである。《呪文縛りの杖》をクリーチャーにつけても、場に出たときの能力は誘発しない。
《信仰の試練/Test of Faith》
{1}{W}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。このターン、それに次に与えられるダメージを3点軽減し、これにより軽減されたダメージ1点につき、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
- +1/+1カウンターは、実際にダメージが軽減されたときにそのクリーチャーの上に置かれる。1/1クリーチャーに6点のダメージが与えられる場合、3点のダメージが軽減され、それの上に3個の+1/+1カウンターが置かれる。そのクリーチャーは3点のダメージを受けている4/4クリーチャーとなり、結果破壊されない。
《心臓追いの短剣/Heartseeker》
{4}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは、+2/+1の修正を受けるとともに、「{T}, 心臓追いの短剣をはずす:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。」の能力を持つ。
装備 {5} ({5}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。 装備はソーサリーとしてのみ行なう。 このカードはつけられていない状態で場に出て、クリーチャーが場を離れても場に残る。)
- 《心臓追いの短剣》は装備しているクリーチャーに能力を与える。この能力は(装備しているクリーチャーがアーティファクト・クリーチャーでない限り)、プロテクション(アーティファクト)のクリーチャーを対象にできる。
- 起動型能力をプレイするかしないかを選べるのは、装備しているクリーチャーのコントローラーである。《心臓追いの短剣》のコントローラーは無関係である。
- 「心臓追いの短剣をはずす」とは、そのまま文字通りの意味である。《心臓追いの短剣》は装備しているクリーチャーからはずされ、そのまま場に残る。
《電結の悪鬼/Arcbound Fiend》
{6}
アーティファクト・クリーチャー
0/0
畏怖
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体を対象とする。あなたはそれの上の+1/+1カウンターを1個、電結の悪鬼の上に移してよい。
接合 3(これは+1/+1カウンターを3個置いた状態で場に出る。 これがいずれかの墓地に置かれたとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。これの上に置かれている+1/+1カウンターを、それの上に移してよい。)
- 《電結の悪鬼》の2番目の能力によって対象になるクリーチャーは、+1/+1カウンターが乗っていなくてもかまわない。解決時にその上にカウンターが置かれていなければ、何も起こらない。
《懲戒の儀式/Rebuking Ceremony》
{3}{G}{G}
ソーサリー
アーティファクト2つを対象とし、それらをオーナーのライブラリーの一番上に置く。
- 両方のカードのオーナーが同じである場合、そのプレイヤーが自分のライブラリーの上にカードをどの順番で置くかを決める。
《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
土地
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
{1}:ターン終了時まで、ちらつき蛾の生息地は飛行を持つ1/1のちらつき蛾アーティファクト・クリーチャーになる。 それは土地でもある。
{1}, {T}:ちらつき蛾1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。
- 《ちらつき蛾の生息地》は、クリーチャー化した時点で「ちらつき蛾」のクリーチャー・タイプを得る。つまり、これは3つのタイプ(土地、アーティファクト、クリーチャー)と1つのクリーチャーのサブタイプ(ちらつき蛾)を持つことになる。
- 3番目の能力は、クリーチャー・タイプがちらつき蛾であるあらゆるクリーチャーを対象とできる。
- 《ちらつき蛾の生息地》がクリーチャー化した後で森になった場合、それは3つのタイプ(土地、アーティファクト、クリーチャー)と1つのクリーチャーのサブタイプ(ちらつき蛾)と1つの土地サブタイプ(森)を持つことになる。
《内面からの悲鳴/Screams from Within》
{1}{B}{B}
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは-1/-1の修正を受ける。
エンチャントされているクリーチャーがいずれかの墓地に置かれたとき、内面からの悲鳴をあなたの墓地から場に戻す。
- 《内面からの悲鳴》が墓地から場に戻る場合、その《内面からの悲鳴》がエンチャントするクリーチャーは(他の個別エンチャントをプレイ以外で場に出すときと同様に)あなたが選ぶ。あなたの対戦相手がクリーチャーをまったくコントロールしていない場合、あなたのクリーチャーを1体選ばなければいけない。《内面からの悲鳴》がエンチャントできるクリーチャーがまったくいない場合、それは墓地に残る。
- 他のプレイヤーが《内面からの悲鳴》のコントロールを得た場合、それが墓地に落ちたときの誘発型能力は何もしない。カードは常にオーナーの墓地に置かれるが、《内面からの悲鳴》はそのコントローラーの墓地にあるカードを参照するからである。
《ニューロックの変成者/Neurok Transmuter》
{2}{U}
クリーチャー ― 人間・ウィザード
2/2
{U}:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは他のタイプに加えてアーティファクトでもある。
{U}:アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは青になり、アーティファクトではない。
- 《ニューロックの変成者》の二番目の能力は、「アーティファクト」というタイプ――およびアーティファクトのサブタイプ――を、対象となったアーティファクト・クリーチャーから取り除く。他のタイプや、他のタイプのサブタイプは取り除かず、特殊タイプも取り除かない(そのアーティファクトが伝説のアーティファクトなら、それは伝説のパーマネントのままで、「レジェンド・ルール」が適用される)。
- アーティファクトでなくなった装備品は、「装備品」というサブタイプを失う。装備品というサブタイプを持たないパーマネントはクリーチャーに装備できない(もちろん、クリーチャーであるアーティファクトも何かに装備することはできない)。
- 《ニューロックの変成者》の二番目の能力は、ミラディンの《機械の行進/March of the Machines》と組み合わさると奇妙な働きをする。アーティファクトが、場にある《機械の行進》だけによりアーティファクト・クリーチャーとなっていて、そのアーティファクト・クリーチャーに対し《ニューロックの変成者》の二番目の能力を使ったとすると、その結果、そのパーマネントはタイプをまったく持たなくなる(《ニューロックの変成者》の能力は、「アーティファクト」というタイプを取り除く。《機械の行進》の能力は、それがアーティファクトであるかないかに依存している。パーマネントは《機械の行進》の効果の適用時にアーティファクトではなく、したがってそれはクリーチャーにならない)。
《必殺の三叉矛/Surestrike Trident》
{2}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは、先制攻撃と「{T}, 必殺の三叉矛をはずす:プレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそのプレイヤーに、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。」の能力を持つ。
装備 {4} ({4}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。 装備はソーサリーとしてのみ行なう。 このカードはつけられていない状態で場に出て、クリーチャーが場を離れても場に残る。)
- 起動型能力をプレイするかしないかを選べるのは、装備しているクリーチャーのコントローラーである。《必殺の三叉矛》のコントローラーは無関係である。
- 「必殺の三叉矛をはずす」とは、そのまま文字通りの意味である。《必殺の三叉矛》は装備しているクリーチャーからはずされ、そのまま場に残る。
《火の玉/Fireball》
{X}{R}
ソーサリー
望む数のプレイヤーかクリーチャー(あるいはその組み合わせ)を対象とする。火の玉はそれらに、X点を均等に割った値(端数切捨て)に等しい点数のダメージを与える。
火の玉をプレイするための追加コストとして、2つ目以降の対象1つにつき{1}を支払う。
- 追加コストは、(わかりやすくするため)テキストの後半部分に書かれているが、《火の玉》の他のコストと同時に支払う。追加コストは《火の玉》の点数で見たマナ・コストには数えられない。
- たとえば、Xが5であなたが3体のクリーチャーを対象に選んだ場合、《火の玉》の総コストは{7}{R}になり、3体のクリーチャーそれぞれに1点のダメージを与える。
《双子エンジン/Gemini Engine》
{6}
アーティファクト・クリーチャー
3/4
双子エンジンが攻撃に参加するたび、攻撃に参加している双子アーティファクト・クリーチャー・トークンを1個場に出す。 それのパワーは双子エンジンのパワーに等しく、それのタフネスは双子エンジンのタフネスに等しい。 戦闘終了時に、そのトークンを生け贄に捧げる。
- 双子トークンは、アンタップ状態の攻撃クリーチャーとして場に出る。それは攻撃のためのコストを要求されず、攻撃制限も適用されない。
- 双子トークンは「[いずれかのクリーチャーが]攻撃に参加するたび」に誘発する能力を誘発しない。
- 双子トークンのパワーとタフネスは、《双子エンジン》のパワーとタフネスのそれぞれに等しい値に設定される。場に《栄光の頌歌/Glorious Anthem》(あなたのクリーチャーに+1/+1)がある場合、《双子エンジン》は4/5である。双子トークンの初期値は4/5となり、それに《栄光の頌歌》による+1/+1が加わって、最終的に双子トークンは5/6のクリーチャーとなる。
- 双子トークンが作られたら、その後はそれのパワーとタフネスは《双子エンジン》のパワーとタフネスとは無関係で、《双子エンジン》のパワーやタフネスが変わっても変わらない。
《マイアの土地刻み/Myr Landshaper》
{3}
アーティファクト・クリーチャー ― マイア
1/1
{T}:土地1つを対象とする。ターン終了時まで、それは他のタイプに加えてアーティファクトでもある。
- 土地は他のすべてのタイプやサブタイプや特殊タイプを保持する。それが基本地形である場合、基本地形のままである。それが森である場合、それは森のままである。
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》
{6}
アーティファクト
すべてのパーマネントは、他のタイプに加えてアーティファクトでもある。
場以外にあるすべてのカード、すべての呪文、すべてのパーマネントは無色である。
プレイヤーは、マナをすべての色のマナであるかのように支払ってもよい。
- 《マイコシンスの格子》はすべてのパーマネントをアーティファクトに変える。スタック上の呪文や他の領域にあるカードはパーマネントではなく、それらの呪文やカードはアーティファクトにはならない。
- 《マイコシンスの格子》の二つ目の能力は、すべての領域にあるあらゆるものを無色にする。
- 《マイコシンスの格子》の最初の能力により、個別エンチャントはアーティファクトになる。これとミラディンの《機械の行進/March of the Machines》を組み合わせると、個別エンチャントをクリーチャーにすることができる。クリーチャーでもある個別エンチャントは、何かにエンチャントすることができない。それは次に状況起因効果がチェックされる時点でオーナーの墓地に置かれる。
- 《マイコシンスの格子》の三番目の能力は、プレイヤーに無色マナを色マナであるかのように支払うことを認めるが、それはマナが持っている制限を取り除かない。例えば、《マイコシンスの格子》があっても《ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer》によるマナをアーティファクトでない呪文のプレイに使うことはできない。
《メムナーク/Memnarch》
{7}
アーティファクト・クリーチャー ― ウィザード・レジェンド
4/5
{1}{U}{U}:パーマネント1つを対象とする。それは他のタイプに加えてアーティファクトでもある。 (この効果はターン終了時に終わらない。)
{3}{U}:アーティファクト1つを対象とし、それのコントロールを得る。 (この効果はターン終了時に終わらない。)
- 《メムナーク》の能力による効果はターン終了時に終わらず、《メムナーク》が場を離れても関係が無い。どちらの能力も、そのパーマネントが場に残っている間適用される。
- アーティファクトでないパーマネントに一つ目の能力を使い、その能力が解決されるのを待って、二つ目の能力を使うことが可能である。
《持ち去り/Carry Away》
{U}{U}
エンチャント(装備品)
持ち去りが場に出たとき、エンチャントされている装備品をはずす。
あなたはエンチャントされている装備品をコントロールする。
- 《持ち去り》は、エンチャント(装備品)という新しいサブタイプの個別エンチャントである。エンチャント(装備品)は、エンチャント(クリーチャー)がクリーチャーにのみエンチャントできるのと同様に、装備品にのみエンチャントできる。
- 通常、装備品のコントローラーが変わっても、それがつけられているかどうかは変わらない。しかし、《持ち去り》にはその装備品をつけられているものからはずす誘発型能力がある。装備品の新しいコントローラーは、その装備能力を使って自分がコントロールするクリーチャーに移動させることができる。
《雷鳴の杖/Thunderstaff》
{3}
アーティファクト
雷鳴の杖がアンタップ状態で、いずれかのクリーチャーがあなたに戦闘ダメージを与える場合、そのダメージを1点軽減する。
{2}, {T}:ターン終了時まで、攻撃クリーチャーは+1/+0の修正を受ける。
- 《雷鳴の杖》がアンタップ状態の場合、それは各クリーチャーが与える各戦闘ダメージを1点軽減する。つまり、3体の二段攻撃を持つクリーチャーがあなたを攻撃してブロックされなかった場合、《雷鳴の杖》は合計で6点のダメージを軽減する。
《霊気の断絶/AEther Snap》
{3}{B}{B}
ソーサリー
すべてのパーマネントの上からすべてのカウンターを取り除き、すべてのトークンをゲームから取り除く。
- 《霊気の断絶》はパーマネントの上から、あらゆるタイプのカウンターを取り除く。それと同じタイミングで、すべてのトークンをゲームから取り除く。
- パーマネントでないオブジェクトの上のカウンター(《アーテイのおせっかい/Ertai's Meddling》されたゲーム外のカードの上の遅延カウンターや、プレイヤーに与えられた毒カウンターなど)は、《霊気の断絶》の影響を受けない。
《レオニンのシカール/Leonin Shikari》
{1}{W}
クリーチャー ― 猫・兵士
2/2
あなたは装備能力を、あなたがインスタントをプレイできるときならいつでもプレイしてよい。
- 装備能力は、キーワードとして「装備」が使われているものである。通常、装備能力はあなたがソーサリーをプレイできるときにしかプレイできない。
- 《レオニンのシカール》があることで、あなたは装備品を戦闘フェイズ中や呪文や能力に対応して動かすことができるようになる。それ以外の装備能力をプレイする際の制限には従わなければいけない。
《レオニンのボーラ/Leonin Bola》
{1}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは、「{T}, レオニンのボーラをはずす:クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。」の能力を持つ。
装備 {1} ({1}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。 装備はソーサリーとしてのみ行なう。 このカードはつけられていない状態で場に出て、クリーチャーが場を離れても場に残る。)
- 《レオニンのボーラ》は装備しているクリーチャーに能力を与える。この能力は(装備しているクリーチャーがアーティファクト・クリーチャーでない限り)、プロテクション(アーティファクト)のクリーチャーを対象にできる。
- 起動型能力をプレイするかしないかを選べるのは、装備しているクリーチャーのコントローラーである。《レオニンのボーラ》のコントローラーは無関係である。
- 「レオニンのボーラをはずす」とは、そのまま文字通りの意味である。《レオニンのボーラ》は装備しているクリーチャーからはずされ、そのまま場に残る。
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