レギオンFAQ(よくある質問集) Paul Barclay、David DeLaney、Jeff Jordan編  このFAQは二つの章に分かれており、それぞれが別の目的を持っている。  第1章(一般注釈)は新しい機能や概念について説明しており、第2章(カード別注釈)では、それぞれのカードについて想定されるプレイヤーからの質問の中で最も重要なものへの回答を記載している。  カード別注釈の章に出ているカードについては、参照のために完全なルール・テキストを含んでいる。ただし、全てのカードが列記されているわけではない。 一般注釈 増幅/Amplify  増幅能力に関する公式ルールを以下の通り定める。 502.27. 増幅 502.27a 増幅は常在型能力である。「増幅 [X]」は、「このカードが場に出るに際し、あなたの手札にあるそのカードと同じクリーチャー・タイプを持つカードを望む枚数公開する。このカードは、これにより公開されたカード1枚につきX個の+1/+1カウンターが置かれた状態で場に出る。このカード自身や、このカードと同時に場に出るカードを公開することはできない。」という意味である。 502.27b クリーチャーに複数の増幅能力がある場合、それぞれは個別に働く。 * そのクリーチャーをコントロールしているプレイヤーが、カードを公開するプレイヤーである。 * 公開されるカードは、増幅カードと共通するクリーチャー・タイプを持っていなければいけない。注釈文には、どのタイプが公開できるかが示されている。 * オンスロート?の《人工進化/Artificial Evolution》をスタック上の増幅カードに対してプレイすることで、公開すべきタイプを変更することができる。《奸謀/Conspiracy》も公開すべきタイプを変更することができる。 * 増幅を持つクリーチャーが、あなたのコントロール下で複数体同時に場に出た場合、あなたは同じカードをそれぞれに対して公開することができる。 * あなたが《クローン/Clone》をプレイして、増幅を持つクリーチャーをコピーした場合、あなたはカードを公開して+1/+1カウンターを置くことができる。 ----- 二段攻撃/Double Strike  二段攻撃能力に関する公式ルール、および先制攻撃能力に関するルールの改定を、以下の通り定める。 502.28. 二段攻撃 502.28a 二段攻撃は、戦闘ダメージ・ステップのルールを変更する常在型能力である。 502.28b 戦闘ダメージ・ステップの間、少なくとも1体の攻撃クリーチャーまたはブロック・クリーチャーが二段攻撃か先制攻撃を持っている場合、二段攻撃も先制攻撃(502.2を参照)も持たないクリーチャーは戦闘ダメージを割り振らない。戦闘終了ステップに進む代わりに、第2戦闘ダメージ・ステップが行なわれ、残りのクリーチャーからのダメージを処理する。二段攻撃を持つクリーチャーは、第2戦闘ダメージ・ステップでもダメージを割り振る。 502.28c 第1戦闘ダメージ・ステップの間にクリーチャーから二段攻撃を取り除いた場合、そのクリーチャーは第2戦闘ダメージ・ステップではダメージを割り振らない。 502.28d 第1戦闘ダメージ・ステップに戦闘ダメージをスタックに置いた後でクリーチャーに二段攻撃を与えた場合、そのクリーチャーは、すでに第1戦闘ダメージ・ステップで戦闘ダメージを割り振っていたとしても、第2戦闘ダメージ・ステップでダメージを割り振る。 502.28e 一体のクリーチャーに複数の二段攻撃があっても効果は変わらない。 502.2. 先制攻撃 502.2a 先制攻撃は、戦闘ダメージ・ステップのルールを変更する常在型能力である。 502.2b 戦闘ダメージ・ステップの間、少なくとも1体の攻撃クリーチャーまたはブロック・クリーチャーが先制攻撃か二段攻撃を持っている場合、先制攻撃か二段攻撃(502.28を参照)を持たないクリーチャーは戦闘ダメージを割り振らない。戦闘終了ステップに進む代わりに、第2戦闘ダメージ・ステップが行なわれ、残りのクリーチャーからのダメージを処理する。 502.2c 第1戦闘ダメージ・ステップの後で先制攻撃を与えたり取り除いたりしても、クリーチャーが戦闘ダメージを与えなくなったり、戦闘ダメージを2回与えたりすることはない。 502.2d 一体のクリーチャーに複数の先制攻撃があっても効果は変わらない。 * 二段攻撃は先制攻撃ではない。クリーチャーから先制攻撃を失わせる効果は、二段攻撃を失わせない。 * 二段攻撃を持つクリーチャーと先制攻撃を持つクリーチャーが、第1戦闘ダメージ・ステップにダメージを与える。 * 第1戦闘ダメージ・ステップにダメージを割り振らなかったクリーチャーはすべて、第2戦闘ダメージ・ステップで戦闘ダメージを割り振る。さらに、二段攻撃を持つクリーチャーはすべて、第2戦闘ダメージ・ステップで戦闘ダメージを再び割り振る。 * クリーチャーが二段攻撃とトランプルの両方を持っている場合、第1戦闘ダメージ・ステップにどれだけのダメージが割り振られたかは、第2戦闘ダメージ・ステップにどれだけのダメージがトランプルで抜けるかに関わってくる。 ----- 挑発/Provoke  挑発能力に関する公式ルールを以下の通り定める。 502.29. 挑発 502.29a 挑発は誘発型能力である。「挑発」は「このクリーチャーが攻撃に参加するたび、あなたは『防御プレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それは可能ならこのクリーチャーをブロックする。』を選んでもよい。そうした場合、そのクリーチャーをアンタップする。」を意味する。 502.29b 一体のクリーチャーに複数の挑発がある場合、それぞれは個別に誘発する。 * 挑発の対象となるクリーチャーは、アンタップ状態でもブロックが不可能でも選ぶことができる。 * 対象としたクリーチャーにブロックを強制しないことも選べる。その場合、それはアンタップされない。 * 挑発の対象となったクリーチャーがブロック・クリーチャー指定ステップの前にタップされた場合、それはブロックに参加できない。 * 1体のクリーチャーが複数のクリーチャーの挑発の対象となった場合、挑発された側のクリーチャーのコントローラーがどれをブロックするかを選ぶ。 * 挑発の対象となったクリーチャーのブロックにコストが必要な場合、そのコストを支払う義務は無い。そのコストが支払われた場合、挑発されたクリーチャーは挑発クリーチャーをブロックしなければならない。 ----- 変異/Morph  変異能力に関しては、オンスロートのFAQを参照のこと。 ----- 変異誘発型能力 * レギオンの多くのカードは、カードが表向きになったときに誘発する能力を持つ。この能力は通常の誘発型能力と同様に働く。 騎士団の防衛者 {3}{W} クリーチャー ― クレリック 2/4 変異 {W}{W}(あなたは{3}を支払うことで、これを2/2のクリーチャーとして裏向きにプレイしてもよい。あなたはいつでも、変異コストを支払ってこのカードを表向きにできる。) 騎士団の防衛者が表向きになったとき、あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+0/+2の修正を受ける。 * 変異誘発型能力は、カードが何らかの効果で表向きになったり、変異コストが支払われた場合に誘発する。 * 変異誘発型能力は、カードの表を見ただけの場合や、カードが場を離れた場合には誘発しない。 ----- スリヴァー/Sliver * スリヴァーは、場のスリヴァーに起動型能力や常在型能力を分け与えることができる。ただし、すべてのスリヴァーが能力を分け与えるわけではない。中には、スリヴァーが何かをしたときに誘発する能力や、ゲームのルールに影響を与える常在型能力(「いずれのプレイヤーも、そのプレイヤーがインスタントをプレイできるときなら、いつでもスリヴァー・カードをプレイしてよい。」など)を持つスリヴァーもいる。 * あなたは他のタイプのクリーチャーをスリヴァーに変更して、スリヴァーであることの恩恵を受けさせることができる。 * あなたはスリヴァーに《人工進化/Artificial Evolution》をプレイして、他のタイプのクリーチャーに影響を与えるようにすることができる(この場合、スリヴァー自身のタイプも変更されるため、自分自身も影響を受ける)。 * 《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》はスリヴァーである。 ----- カード別注釈 《アクローマに仕える者/Akroma's Devoted》 {3}{W} クリーチャー ― クレリック 2/4 クレリックは攻撃に参加してもタップしない。 * これはあなたのクレリックにも他のプレイヤーのクレリックにも影響する。 ----- 《虚ろの死霊/Hollow Specter》 クリーチャー ― スペクター 2/2 飛行 虚ろの死霊がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは{X}を支払ってもよい。そうした場合、そのプレイヤーは自分のカードをX枚公開し、あなたはその中から1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。 * あなたはこの誘発型能力の解決時にXの値を決定し、そのコストを支払う。ダメージを受けたプレイヤーはX枚のカードを選んで公開し、あなたはその中の1枚を選んでそのプレイヤーに捨てさせる。 ----- 《エイヴンの戦鷹/Aven Warhawk》 {4}{W} クリーチャー ― 鳥・兵士 2/2 増幅 1(このカードが場に出るに際し、あなたの手札から公開した鳥カードか兵士カード(あるいはその組み合わせ)1枚につき1個の+1/+1カウンターを置く。) 飛行 * 《エイヴンの戦鷹/Aven Warhawk 》は2つのクリーチャー・タイプを持つ。したがって、あなたはそのどちらかか両方のタイプを持つカードを公開できる。 ----- 《覆い隠しの達人/Master of the Veil》 クリーチャー ― ウィザード 2/3 変異 {2}{U}(あなたは{3}を支払うことで、これを2/2のクリーチャーとして裏向きにプレイしてもよい。あなたはいつでも、変異コストを支払ってこのカードを表向きにできる。) 覆い隠しの達人が表向きになったとき、あなたは「変異を持つクリーチャー1体を対象とし、それを裏向きにする。」を選んでもよい。 * 《覆い隠しの達人/Master of the Veil》は、自分自身の変異誘発型能力で自分自身を裏向きにできる。 ----- 《尾根の頂の猛禽/Ridgetop Raptor》 クリーチャー ― ビースト 2/1 二段攻撃(このクリーチャーは、先制攻撃と通常攻撃の両方でダメージを与える。) * 一般注釈の二段攻撃の項を参照。 ----- 《風生まれの詩神/Windborn Muse》 クリーチャー ― スピリット 2/3 飛行 クリーチャーは、それのコントローラーが攻撃クリーチャー1体につき{2}を支払わない限り、あなたを攻撃できない。(このコストは攻撃クリーチャーの宣言に際し支払う。) * あなたが複数の《風生まれの詩神/Windborn Muse》をコントロールしている場合、対戦相手はそのすべてについてコストを支払わなければならない。 ----- 《活性スリヴァー/Quick Sliver》 クリーチャー ― スリヴァー 1/1 あなたは、自分がインスタントをプレイできるときなら、いつでも活性スリヴァーをプレイしてよい。 いずれのプレイヤーも、そのプレイヤーがインスタントをプレイできるときなら、いつでもスリヴァー・カードをプレイしてよい。 * 1つ目の能力は、《活性スリヴァー/Quick Sliver》がプレイできる領域にある場合に適用される。 * 2つ目の能力は、《活性スリヴァー/Quick Sliver》が場に出ているときに適用される。その能力は、他のスリヴァーがプレイできる領域にある場合に適用される。 ----- 《悲しみを飲み込むもの/Drinker of Sorrow》 クリーチャー ― ホラー 5/3 悲しみを飲み込むものはブロックに参加できない。 悲しみを飲み込むものが戦闘ダメージを与えるたび、あなたはパーマネントを1つ生け贄に捧げる。 * 《悲しみを飲み込むもの/Drinker of Sorrow》が戦闘ダメージを与える前に場を離れた場合、あなたはパーマネントを生け贄に捧げない。お互いに戦闘ダメージを与えあった結果として場を離れた場合、あなたはパーマネントを生け贄に捧げる。 * 《悲しみを飲み込むもの/Drinker of Sorrow》が同時に何ヶ所に戦闘ダメージを与えようと、生け贄に捧げるパーマネントは1つである。 ----- 《狩人スリヴァー/Hunter Sliver》 クリーチャー ― スリヴァー 1/1 すべてのスリヴァーは挑発を持つ。(いずれかのスリヴァーが攻撃するたび、それのコントローラーは「防御プレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。それは可能ならこのクリーチャーをブロックする。」を選んでもよい。) * このスリヴァーは、あなたのスリヴァーにも他のプレイヤーのスリヴァーにも能力を与える。 ----- 《岩片の精霊/Rockshard Elemental》 クリーチャー ― エレメンタル 4/3 二段攻撃(このクリーチャーは、先制攻撃と通常攻撃の両方でダメージを与える。) 変異 {4}{R}{R}(あなたは{3}を支払うことで、これを2/2のクリーチャーとして裏向きにプレイしてもよい。あなたはいつでも、変異コストを支払ってこのカードを表向きにできる。) * 一般注釈の二段攻撃の項を参照。 ----- 《霧衣スリヴァー/Mistform Sliver》 クリーチャー ― イリュージョン・スリヴァー 1/1 すべてのスリヴァーは「{1}:このクリーチャーは、本来のクリーチャー・タイプに加えて、ターン終了時まであなたが選んだ1つのタイプになる。」の能力を持つ。 * このスリヴァーは、あなたのスリヴァーにも他のプレイヤーのスリヴァーにも能力を与える。 * 他のタイプ変更のカードとは異なり、《霧衣スリヴァー/Mistform Sliver》の能力はクリーチャー・タイプを変更するのではなく、クリーチャー・タイプを追加する。 * 能力を複数回起動することで、複数のタイプを付け加えることができる。ただし、その後他の呪文や能力でクリーチャー・タイプが付け加えられるのではなく変えられた場合、その呪文や能力は、後から加えられたものも含め、すべてのタイプを上書きする。(ただし、《人工進化/Artificial Evolution》はすべてのタイプを上書きするわけではない。それは一つのクリーチャー・タイプのみを変更する。) ----- 《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》 クリーチャー ― イリュージョン・レジェンド 3/3 霧衣の究極体は、すべてのクリーチャー・タイプである。(このカードが場以外にある場合も含まれる。) 霧衣の究極体は、壁でないかのように攻撃に参加できる。 * カードに書かれている“レジェンド”と“イリュージョン”のタイプは、純粋に雰囲気付けのためである。《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》は、同様に他のクリーチャー・タイプでもある。 * これはレジェンドであり、レジェンドのルールに従う。これは壁であり、壁のルールに従う。(ただし、自身の能力により実際はこのルールは無視される。)。これはスリヴァーであり、他のスリヴァーの能力を得る。 * 《人工進化/Artificial Evolution》はこのクリーチャーのクリーチャー・タイプに影響を与えない。ただし“壁”を何かに変えると、二つ目の能力が書き換えられ、《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》は壁であるため攻撃に参加できない。 * 他のクリーチャーと同様に、《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》が呪文や能力により他のクリーチャー・タイプになった場合、それ以外のタイプは失われる。例えば、対戦相手が《映像の造形者/Imagecrafter》で《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》を兵士に変えた場合、他のタイプはターン終了時まで失われる。 * 《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》は現在のところ、「クリーチャー ― 忌まわしき者・アボロス・アドバイザー・アラジン・カモメ・錬金術師・アリ=ババ・カイロから来たアリ・アリゲーター・待ち伏せ部隊・祖霊・天使・蟻・アンテロープ・類人猿・考古学者・アスプ・暗殺者・組立作業員・エイトグ・オーロクス・アバター・報復者・エイヴィーゾア・アナグマ・ボール=ライトニング・山賊・バンシー・バーバリアン・バリーシー・バジリスク・コウモリ・熊・ビースト・蜂・ビーブル・ビヒモス・存在・狂戦士・鳥・猪・ボディガード・兄弟団・ブラウニー・ブラッシュワグ・猛牛・官吏・蝶・カマリッド・ラクダ・隊商・カリブー・肉食動物・荷馬車・キャリアー・猫・騎兵隊・穴居人・ケンタウルス・セファリッド・チータ・ニワトリ・キマイラ・市民・クラムフォーク・クレリック・クローン・コブラ・コカトリス・治安官・雌牛・カニ・クロコダイル・クルセイダー・ダンダーン・デーモン・デルヴィッシュ・脱走者・デビル・むさぼり食う深海魚・恐竜・ジン・犬・ドッペルゲンガー・ドラゴン・トンボ・ドレイク・穴掘り兵長・ドルイド・ドライアド・ドワーフ・イーター・長魚・彫像・イフリート・卵・エルダー・エレメンタル・象・エルフ・エル=ハジャジ・エンチャントレス・エンティティ・ウミワシ・エッセンス・浄霊者・フェアリー・堕ちたる者・農夫・イタチ・悪鬼・魚・旗手・空飛ぶ男・フォース・狐・カエル・氷獣・ファンガス・キノコザウルス・ガイアの報復者・大地のしもべ・ガーゴイル・門番・将軍・ゴースト・グール・巨人・ノーム・ヤギ・ゴブリン・ゴーレム・ゴルゴン・墓生まれ・グレムリン・グリフィン・ガーディアン・ガス・漂泊民・ハッグ・ハーレクイン・地獄の番人・異端者・勇士・ヒッパリオン・カバ・ホマリッド・スズメバチ・ホラー・馬・ホースマン・猟犬・ハンター・ハイドラ・ハイエナ・イリュージョン・インプ・インカーネーション・地獄の住人・尋問者・昆虫・島魚・ジャッカル・クラゲ・カヴー・守り手・ケルプ・王・キスキン・騎士・コボルド・クラーケン・お上品なおば様・ヒル・レジェンド・軍団兵・キツネザル・アブー=ジャーファル・リバイアサン・ルアゴイフ・苔男・リシド・ライオン・トカゲ・ロード・ラーカー・ライカンスロープ・メイジ・蛆虫・乙女・マンモス・マンティコア・カマキリ・マリード・殉教者・マスター・メドゥーサ・ミーアキャット・傭兵・商人・マーフォーク・マインドサッカー・ミニオン・マイナー・ミノタウルス・奇跡を起こすもの・ミスト・ミストフォーク・群衆・モールドデーモン・モンガー・マングース・猿・モンスター・蚊・ミイラ・闇に住まいし者・ミュータント・神秘家・名も無き種族・イッカク・ネクロサヴァント・ネクラタル・ニアル=シルヴェイン・ナイトメア・夜魔・貴族・ノーマッド・タコ・オーガ・ウーズ・オーブ・オーク・オーグ・アウフ・雄牛・カキ・聖騎士・平和の番人・ペガサス・森の民・幻影・フェルダグリフ・フェニックス・豚・長槍兵・海賊・ピクシーの女王・植物・毒蛇・ポルターガイスト・ポニー・プリーチャー・プリースト・プリズム・ピクナイト・兎・盗賊団・レインジャー・ネズミ・レベル・反射・サイ・強盗・ロック鳥・岩ぞり隊・雄鶏・ルフ鳥・賢者・サラマンダー・砂漠の民・苗木・サテュロス・スカベンジャー・蠍・スカウト・農奴・海蛇・シェイド・多相の戦士・サメ・羊・船・シフト・シンドバッド・歌う樹・修道女・スケルトン・スリヴァー・ナメクジ・鍛冶屋・蛇・兵士・ソーサレス・落とし子・代弁者・スペクター・スペルシェイパー・スフィンクス・蜘蛛・スパイク・スピリット・スポンジ・スプライト・スパズム・スパイ・スクワイアー・リス・スタングの双子・ヒトデ・巨石・ストライダー・生存者・大群・戦術家・ターパン・監督官・テトラバイト・史上最強最凶最驚最恐生物・飛行機械・スラル・サンダーメア・虎・タイタン・ヒキガエル・屍鬼・陸亀・タウンズフォーク・追跡者・ツリーフォーク・トロール・海亀・イシュトヴァーンおじ・アンデッド・ユニコーン・吸血鬼・ヴィーアシーノ・悪党・バイパー・ボルバー・禿鷹・歩く死体・壁・戦場の騎手・戦士・イボイノシシ・ワスプ・大波・鯨・ホイッパーウィル・ワイト・ウィーティゴ・ヌー・鬼火・魔女・ウィザード・狼・クズリ・クズリの群れ・狩人狼・ウォンバット・木材・蟲・レイス・卑劣なる者・ワーム・イエティ・ゾンビ」である。 ----- 《金属殻のカニ/Chromeshell Crab》 クリーチャー ― ビースト 3/3 変異 {4}{U}(あなたは{3}を支払うことで、これを2/2のクリーチャーとして裏向きにプレイしてもよい。あなたはいつでも、変異コストを支払ってこのカードを表向きにできる。) 金属殻のカニが表向きになったとき、あなたは「あなたがコントロールするクリーチャー1体といずれかのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それらのコントロールを交換する。」を選んでもよい。 * 《金属殻のカニ/Chromeshell Crab》と他のクリーチャーの交換が強制されるわけではない。あなたはあなたの他のクリーチャーを対戦相手のクリーチャーと交換できる。 * 実際に交換するかどうかは能力の解決時に決める。 ----- 《腐れざる喧嘩屋/Embalmed Brawler》 クリーチャー ― ゾンビ 2/2 増幅 1(このカードが場に出るに際し、あなたの手札から公開したゾンビ・カード1枚につき1個の+1/+1カウンターを置く。) 腐れざる喧嘩屋が攻撃かブロックに参加するたび、あなたは腐れざる喧嘩屋の上に置かれている+1/+1カウンター1個につき1点のライフを失う。 * 二つ目の能力での+1/+1カウンターの数は、能力の解決時に数える。 ----- 《クローサのむさぼり獣/Krosan Vorine》 クリーチャー ― 猫・ビースト 3/2 挑発(このクリーチャーが攻撃するたび、あなたは「防御プレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。それは可能ならこのクリーチャーをブロックする。」を選んでもよい。) クローサのむさぼり獣は、1体のクリーチャーにしかブロックされない。 * あなたが《クローサのむさぼり獣/Krosan Vorine》の挑発能力を使ってクリーチャーにブロックを強制した場合、そのクリーチャーはブロックしなければならず、他のクリーチャーはブロックできない。 ----- 《激浪の刻み獣/Riptide Mangler》 クリーチャー ― ビースト {1}{U}:クリーチャー1体を対象とする。激浪の刻み獣のパワーは、それのパワーに等しくなる。(これはターン終了時に元に戻らない。) * 《激浪の刻み獣/Riptide Mangler》のパワーの変更は、ターン終了時に終わらない。 * 《激浪の刻み獣/Riptide Mangler》は自分自身を対象とでき、その場合パワーは現在のパワーの値になる。 * このパワー変更の効果は、すべてのパワーを変更するカウンター(+1/+1カウンター等)の適用後に適用される。したがって、この能力がプレイされたら、以後は《激浪の刻み獣/Riptide Mangler》の上にあるのカウンターがパワーに影響を与えることは無い。 ----- 《九つの強風の守り手/Keeper of the Nine Gales》 {2}{U} クリーチャー ― 鳥・ウィザード 1/2 飛行 {T}, あなたがコントロールするアンタップ状態の鳥を2体タップする:パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。 *日本語版では「飛行」が落ちていますが、これは誤植です。実際は飛行を持っています。 ---- 《梢を這うもの/Canopy Crawler》 {3}{G} クリーチャー ― ビースト 2/2 増幅 1(このカードが場に出るに際し、あなたの手札から公開したビースト・カード1枚につき1個の+1/+1カウンターを置く。) {T}:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、梢を這うものの上の+1/+1カウンター1個につき+1/+1の修正を受ける。 * 2つ目の能力が《梢を這うもの/Canopy Crawler》の+1/+1カウンターの数を数えるのは、能力の解決時である。その後数が変わっても、与えられた修正は変わらない。 ----- 《ゴブリンの乱伐者/Goblin Clearcutter》 クリーチャー ― ゴブリン 3/3 {T}, 森を1つ生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに、赤か緑(あるいはその組み合わせ)のマナ3点を加える。 * あなたは{G}{G}{G}、{R}{G}{G}、{R}{R}{G}、{R}{R}{R}のいずれかのマナを得る。 ----- 《次元の先達/Planar Guide》 クリーチャー ― クレリック 1/1 {3W}, 次元の先達をゲームから取り除く:すべてのクリーチャーをゲームから取り除く。ターン終了時、それらのカードを、それぞれのオーナーのコントロール下で場に戻す。 * クリーチャーが場を離れたとき、それにつけられていたエンチャントはオーナーの墓地に置かれ、その上のカウンターは取り除かれる。 * トークン・クリーチャーは場に戻らない。 * 裏向きだったクリーチャーは表向きで場に戻る。(カードがゲーム外領域に置かれた時点で表向きになる。)。 * 取り除かれたクリーチャーが場に戻るときに、すべての「場に出る際」や「場に出たとき」の能力が適用される。 * この能力がターン終了ステップにプレイされた場合、取り除かれたクリーチャーは次のターンの終了時に場に戻る。 ----- 《樹根スリヴァー/Root Sliver》 クリーチャー ― スリヴァー 2/2 樹根スリヴァーは打ち消されない。 スリヴァーのクリーチャー呪文は打ち消されない。 * 1つ目の能力は、《樹根スリヴァー/Root Sliver》がスタックにあるときに適用される。 * 2つ目の能力は、《樹根スリヴァー/Root Sliver》が場にあって、他のスリヴァー呪文がスタックにあるときに適用される。 ----- 《種子生まれの詩神/Seedborn Muse》 クリーチャー ― スピリット 2/4 他のプレイヤーのアンタップ・ステップに、あなたがコントロールするすべてのパーマネントをアンタップする。 * あなたのすべてのパーマネントは、他のプレイヤーのアンタップ・ステップにアンタップする。アンタップに選択権は無い。 * 他のプレイヤーのアンタップ・ステップでは、あなたのパーマネントを何らかの方法でタップしたままにする効果は適用されない。なぜなら、それらは通常“あなたの”アンタップ・ステップにアンタップしないことを要求するからである。例えば、《静態の宝珠/Static Orb》は適用されないし、《常籠手の急使/Everglove Courier》はアンタップする。 ----- 《精油スリヴァー/Essence Sliver》 クリーチャー ― スリヴァー 3/3 いずれかのスリヴァーがダメージを与えるたび、それのコントローラーはそれに等しい点数のライフを得る。 * この誘発型能力は《精油スリヴァー/Essence Sliver》のコントローラーがコントロールするが、ライフを得るのはダメージを与えたスリヴァーのコントローラーである。 ----- 《スカークの騒ぎ屋/Skirk Alarmist》 クリーチャー ― ウィザード 1/2 速攻 {T}:あなたがコントロールする裏向きのクリーチャー1体を対象とし、それを表向きにする。ターン終了時に、それを生け贄に捧げる。 * 対象となったクリーチャーの変異誘発型能力は誘発する。 * クリーチャーをターン終了ステップに表向きにした場合、それは次のターンの終了時に生け贄に捧げられる。 ----- 《ダールのとげ刺し/Daru Stinger》 クリーチャー ― 兵士 1/1 増幅 1(このカードが場に出るに際し、あなたの手札から公開した兵士カード1枚につき1個の+1/+1カウンターを置く。) {T}:攻撃かブロックに参加しているクリーチャー1体を対象とする。ダールのとげ刺しはそれに、ダールのとげ刺しの上に置かれている+1/+1カウンターの数に等しい点数のダメージを与える。 * 二つ目の能力での+1/+1カウンターの数は、能力の解決時に数える。 ----- 《天界の門番/Celestial Gatekeeper》 クリーチャー ― 鳥・クレリック 飛行 天界の門番が場から墓地に置かれたとき、それをゲームから取り除く。その後、あなたの墓地にある鳥カードかクレリック・カード(あるいはその組み合わせ)を最大2枚まで対象とし、それらを墓地から場に戻す。 * あなたは墓地の《天界の門番/Celestial Gatekeeper》カード自身を、それの能力で対象に取ることができる。ただし、実際にはそれは場に戻る前にゲームから取り除かれてしまう。他の対象があるなら、それは普通どおり場に戻る。 ----- 《偽皮操り/Dermoplasm》 クリーチャー ― 多相の戦士 1/1 飛行 変異 {2}{U}{U}(あなたは{3}を支払うことで、これを2/2のクリーチャーとして裏向きにプレイしてもよい。あなたはいつでも、変異コストを支払ってこのカードを表向きにできる。) 偽皮操りが表向きになったとき、あなたは「あなたの手札にある変異を持つクリーチャー・カードを1枚、表向きに場に出す。」を選んでもよい。そうした場合、偽皮操りをオーナーの手札に戻す。 * 新しいクリーチャーは表向きに場に出る。これはそのクリーチャーを表向きにしたとは考えない。 * 《偽皮操り/Dermoplasm》は、クリーチャーを実際に場に出したときのみ手札に戻る。 ----- 《熱狂の猛禽/Frenetic Raptor》 クリーチャー ― ビースト 6/6 ビーストはブロックに参加できない。 * これはあなたのビーストにも他のプレイヤーのビーストにも影響を与える。 ----- 《繁殖スリヴァー/Brood Sliver》 {4}{G} クリーチャー ― スリヴァー 3/3 いずれかのスリヴァーがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それのコントローラーは1/1の無色のスリヴァー・クリーチャー・トークンを1個場に出してよい。 * この誘発型能力は《繁殖スリヴァー/Brood Sliver》のコントローラーがコントロールするが、実際にトークンを場に出すかどうかはダメージを与えたスリヴァーのコントローラーが決める。トークンのコントローラーはそのプレイヤーである。 ----- 《ひねくれた研究者/Warped Researcher》 クリーチャー ― ウィザード・ミュータント 3/4 いずれかのプレイヤーがカードをサイクリングするたび、ひねくれた研究者はターン終了時まで飛行を得るとともに、このターン呪文や能力の対象にならない。 * あなたのターンに、対戦相手は(《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》などの)サイクリング誘発型能力を持つカードをサイクリングして、その対象を《ひねくれた研究者/Warped Researcher》にすることができる。これは、あなたの誘発型能力が先にスタックに積まれるため、対戦相手の能力の方が先に解決されることによる。これは対戦相手のターンでは逆になる。 ----- 《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》 クリーチャー ― ミニオン・レジェンド 4/4 触れられざる者フェイジが場に出たとき、あなたがそれを手札からプレイしたのでない場合、あなたはこのゲームに敗北する。 触れられざる者フェイジがいずれかのクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。 触れられざる者フェイジがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはこのゲームに敗北する。 * 1つ目の能力は、《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》を手札からの呪文としてプレイした以外のあらゆる方法で場に出したときに適用される。 * 1つ目の能力と3つ目の能力により、プレイヤーはゲームに敗北する。 * 2つ目の能力と3つ目の能力は、戦闘ダメージがすべて軽減されたときには誘発しない。 ----- 《変容スリヴァー/Shifting Sliver》 クリーチャー ― スリヴァー 2/2 スリヴァーはスリヴァー以外にブロックされない。 * “ブロックされない”能力は、あなたのスリヴァーにも他のプレイヤーのスリヴァーにも適用される。 ----- 《鞭草の絡め手/Whipgrass Entangler》 クリーチャー ― クレリック 1/3 {1}{W}:クリーチャー1体を対象とする。それのコントローラーが、場に出ているクレリック1体につき{1}を支払わないかぎり、それはターン終了時まで「このクリーチャーは攻撃やブロックに参加できない。」の能力を得る。(このコストは攻撃クリーチャーやブロック・クリーチャーの宣言に際し支払う。) * 訂正:このカードのテキストを、以下の通りに変更する。 『{1}{W}:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで「このクリーチャーのコントローラーが、場に出ているクレリック1体につき{1}を支払わないかぎり、このクリーチャーは攻撃やブロックに参加できない。」の能力を得る。(このコストは攻撃クリーチャーやブロック・クリーチャーの宣言に際し支払う。)』 * あなたが《鞭草の絡め手/Whipgrass Entangler》の能力を複数回同じクリーチャーに対してプレイした場合、コストは累積する。 * 場に出ているクレリックの数は、攻撃クリーチャーやブロック・クリーチャーの宣言時に数えられる。 ----- 《冥府の世話人/Infernal Caretaker》 クリーチャー ― クレリック 2/2 変異 {3}{B}(あなたは{3}を支払うことで、これを2/2のクリーチャーとして裏向きにプレイしてもよい。あなたはいつでも、変異コストを支払ってこのカードを表向きにできる。) 冥府の世話人が表向きになったとき、すべての墓地にあるすべてのゾンビ・カードをそれぞれのオーナーの手札に戻す。 * 《冥府の世話人/Infernal Caretaker》の誘発型能力は選択可能ではなく強制的であり、すべてのプレイヤーに影響を与える。 ----- 《闇の嘆願者/Dark Supplicant》 クリーチャー ― クレリック 1/1 {T}, クレリックを3体生け贄に捧げる:あなたの墓地と手札とライブラリーから「闇の末裔」という名前のカードを1枚探し、それを場に出す。これによりあなたのライブラリーからカードを探した場合、それを切り直す。 * 望まないのなら、ライブラリーからカードを探さなくてもよい。他からのみでもかまわない。ライブラリーから探さないのであれば、切りなおす必要は無い。 ----- 《溶岩生まれの詩神/Lavaborn Muse》 クリーチャー ― スピリット 3/3 各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーの手札のカードが2枚以下しかない場合、溶岩生まれの詩神はそのプレイヤーに3点のダメージを与える。 * 能力の誘発時と解決時の両方の時に、手札が2枚以下でなければならない。 ----- 《溶岩スリヴァー/Magma Sliver》 クリーチャー ― スリヴァー 3/3 すべてのスリヴァーは「{T}:スリヴァー1体を対象とする。それはターン終了時まで+X/+0の修正を受ける。Xは場に出ているスリヴァーの総数に等しい。」の能力を持つ。 * このスリヴァーは、あなたのスリヴァーにも他のプレイヤーのスリヴァーにも能力を与える。 * 場に出ているスリヴァーの数は、能力の解決時に数える。 ----- 《窯口のドラゴン/Kilnmouth Dragon》 クリーチャー ― ドラゴン 5/5 増幅 3(このカードが場に出るに際し、あなたの手札から公開したドラゴン・カード1枚につき3個の+1/+1カウンターを置く。) 飛行 {T}:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。窯口のドラゴンはそれに、窯口のドラゴンの上に置かれている+1/+1カウンターの数に等しい点数のダメージを与える。 * 二つ目の能力での+1/+1カウンターの数は、能力の解決時に数える。 ----- All trademarks, including character names, are property of Wizards of the Coast, Inc, a subsidiary of Hasbro, Inc. 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