新たなるファイレクシア よくある質問集
Compiled by Matt Tabak, with contributions from Laurie Cheers, Mark L. Gottlieb, Lee Sharpe, Eli Shiffrin, and Thijs van Ommen
最終更新日:2011年4月25日
FAQは、新しいマジック:ザ・ギャザリングのセットのカードに関連するルールを明確にするものである。その目的は、新カードにおける新メカニズムや他カードとの関連によって必然的に発生する勘違いや混乱を明確にし、より楽しくプレイしてもらうことにある。今後のセットの発売に伴い、マジックのルールが改定され、ここでの情報が古いものになってしまう可能性がある。探している疑問が見つからない場合、へご質問いただきたい。
このFAQは2つの章に分かれており、それぞれが別の目的を持っている。
第1章(一般注釈)は、セット内の新しい概念について説明している。
第2章(カード別注釈)では、このセットのそれぞれのカードについて想定されるプレイヤーからの質問の中で、最も重要だったり一般的だったり不明瞭なものへの回答を記載している。カード別注釈の章に出ているカードについては、参照のために完全なテキストを含んでいる。ただし、全てのカードが列記されているわけではない。
一般注釈
戦争
ファイレクシア軍とミラディン軍の間の戦いの決着は長い間どちらに転ぶかが不明のままで、その結果、ミラディンの傷跡ブロックの第3セットの名前として、「新たなるファイレクシア」と「清浄なるミラディン」の2つの名前が用意されていた。戦争に勝ったのはファイレクシア軍だった。ミラディンの傷跡ブロックの第3セットは新たなるファイレクシアとなり、清浄なるミラディンという名前のセットは存在しなくなる。
しかし、ファイレクシア軍の勝利にもかかわらず、ミラディン人の生き残りは未だに散見される。このブロックのこれまでの2つのセットと同様に、新たなるファイレクシアの各カード(基本土地とプレインズウォーカーを除く)には、それがどちらの派閥に属するかを示す紋章がテキスト欄に描かれている。(ミラディン人の印章は、いくつかに分割された輪のような形状。ファイレクシア人の印章は、縦線の入った丸。) 派閥の印章はゲームには影響を持たない。
製品情報
新たなるファイレクシア セット枚数:175枚(コモン60、アンコモン60、レア35、神話レア10、基本土地10)
プレリリース:2011年5月7-8日
発売記念パーティー:2011年5月13-15日
新たなるファイレクシアは、公式発売日をもって認定構築戦で使用可能になる。(2011年5月13日)
- スタンダードでは、ゼンディカー、ワールドウェイク、エルドラージ覚醒、マジック2011、ミラディンの傷跡、ミラディン包囲戦、新たなるファイレクシアの各セットが使用可能。
お近くのイベントやショップは<http://locator.wizards.com>を参照。
フォーマット一覧と使用可能セットに関してはを参照。
新メカニズム:ファイレクシア・マナ・シンボル
ファイレクシア人の支配の下、魔法のあり方も変わってしまった。時には、血がマナと同様の働きを見せることもある。ファイレクシア・マナは、プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動したりする際に、支払うマナの点数を減らし、あるいは必要な色を無視することができるようになるものである。
《とどろくタナドン》
{4}{G/P}{G/P}
アーティファクト・クリーチャー ― ビースト
5/4
({G/P}は{G}でも2点のライフでも支払うことができる。)
トランプル
ファイレクシア・マナ・シンボルの見た目は、5つの色を背景とした丸にファイレクシアの紋章(縦線の入った丸)が入ったもので、それぞれの色は対応する5つのマナの色を意味している。各ファイレクシア・マナ・シンボルは、2通りの方法で支払うことのできるコストを表わしている。背景の色で指定された色のマナ1点で支払うか、2点のライフで支払うかである。例えば、{G/P}は{G}でも2点のライフでも支払うことができる。これは緑マナのシンボルである。
- ファイレクシア・マナ・シンボルは、カードの右上のマナ・コストや、起動型能力を起動するためのコスト等、コストにのみ使用される。
- ファイレクシア・マナ・シンボルを持つカードは、そのマナ・コストで示された色である。そのコストがどう支払われたかは関係が無い。例えば前述の《とどろくタナドン》は、それを唱えるためにプレイヤーが支払ったのが{R}{R}{R}{R}と4点のライフであっても緑である。
- ファイレクシア・マナ・シンボルを持つカードの点数で見たマナ・コストは、各ファイレクシア・マナ・シンボルを1として数える。
- ファイレクシア・マナ・シンボルをコストに持つ呪文を唱えたり能力を起動したりする場合、あなたは各ファイレクシア・マナ・シンボルについて、それぞれをどう支払うかを決める。これはあなたがモードを選んだりXの値を決めたりする時点と同時である。
- あなたのライフが1点以下の場合、2点のライフは支払えない。
- ファイレクシア・マナは新たな色ではない。プレイヤーはマナ・プールにファイレクシア・マナを生み出すことはない。
サイクル:“大長”
“大長”は、ファイレクシア軍の指揮系統における強力な一員である。それぞれは、ゲームが始まる前からそこに影響を与える。
《ドロスの大長》
{4}{B}{B}{B}
クリーチャー ― 吸血鬼
6/6
あなたはあなたのゲーム開始時の手札にあるこのカードを公開してもよい。そうした場合、最初のアップキープの開始時に、各対戦相手は3点のライフを失い、その後あなたはこれにより失われたライフの点数に等しい点数のライフを得る。
- 「ゲーム開始時の手札」とは、あなたがマリガンをこれ以上行わずゲームを始めると決定した段階での手札のことである。
- すべてのプレイヤーがこれ以上のマリガンを行わないことを決めた後、開始プレイヤーが“大長”やその他のゲーム開始時の手札からの行動を認めるカード(《虚空の力線》等)を持っている場合、そのプレイヤーはそれらのカードのいずれかの行動を実行してよい。開始プレイヤーはこれを望むだけ繰り返して、実行したいすべての行動を1つずつ行う。その後、他のプレイヤーがターン順に同じことを繰り返してもよい。
- 各プレイヤーがゲーム開始時の手札による行動を行う選択肢を実行した後に、ゲームの最初のターンが開始される。
- これにより公開された“大長”は、ゲームの第1ターンが開始されるまで公開されままになる。
- これにより“大長”が公開された場合、それと物理的に同一のカードをさらなる効果のために再び公開することはできない。
サイクル:“接合者”
新たなるファイレクシアのクリーチャーには、戦場に出た時にゴーレムトークンを生み出し、あなたがコントロールする各ゴーレムにボーナスを与える、“接合者”という単語をカード名に持つ一連のカードがある。
《探知の接合者》
{4}{W}
クリーチャー ― 工匠
1/1
探知の接合者が戦場に出たとき、無色の3/3のゴーレム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
あなたがコントロールするゴーレム・クリーチャーは警戒を持つ。
- 各“接合者”によるボーナスは、あなたがコントロールするすべてのゴーレム・クリーチャーに適用される。それの誘発型能力により戦場に出たトークンに限らない。
サイクル:“総督”
新たなるファイレクシアには、戦場に出た時に2つの効果の内1つを選ぶモード選択型の能力を持つ、“総督”という単語をカード名に持つ一連のカードがある。
《責め苦の総督》
{3}{R}
クリーチャー ― クレリック
2/2
責め苦の総督が戦場に出たとき、以下の2つから1つを選ぶ。「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+0の修整を受ける。」「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで−0/−2の修整を受ける。」
- 能力がスタックに置かれるときに、あなたが使用するモードを選ぶ。選択が行われたら、そのモードは変更ができない。
- モードが対象を必要とし、その適正な対象を選ぶことができない場合、そのモードは選択できない。
- この能力がスタックにある間、選ばれなかった側のモードは存在しないものとして扱う。そのモードの対象は選ばない。
テーマ:ファイレクシアの“血税”カード
呪文のうちのいくつかは、プレイヤーに1点のライフを失わせる追加効果を持つ。
《グリッサの嘲笑》
{1}{G}
インスタント
アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。それのコントローラーは1点のライフを失う。
- 《グリッサの嘲笑》のように呪文が対象を必要とし、その呪文の解決時にその対象が不適正になった場合、その呪文は打ち消され、効果は全く発生しない。誰も1点のライフを失わない。
- 呪文を唱えるためには、適正な対象を選ぶ必要がある。適正な対象が無いまま呪文を唱えて、プレイヤーに1点のライフを失わせることはできない。
再録能力語:刻印
能力語「刻印」は、このブロックにおいてはミラディン人のアーティファクトにのみが持つものだった。しかし、このセットではファイレクシア側の3枚のカードにしか存在せず、そのカードはどれもアーティファクトではない。それ以外の点において、刻印を持つカードはこれまでのブロックのカードと同様に機能する。それらはカードを追放する能力と追放されたカードを参照する能力との組み合わせになっている。
《侵略の寄生虫》
{3}{R}{R}
クリーチャー ― 昆虫
3/2
刻印 ― 侵略の寄生虫が戦場に出たとき、土地1つを対象とし、それを追放する。
その追放されたカードと同じ名前の土地が1ついずれかの対戦相手のコントロール下で戦場に出るたび、侵略の寄生虫はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
ミラディンの傷跡やミラディン包囲戦からの再録メカニズム
ミラディンの傷跡やミラディン包囲戦で導入された能力やメカニズムの多くは、新たなるファイレクシアでも登場している。感染、−1/−1カウンター、毒カウンター、刻印、金属術、増殖に関する詳細は、ミラディンの傷跡FAQを参照のこと。生体武器に関する詳細は、ミラディン包囲戦FAQを参照のこと。これらは.に置かれている。
ルール変更:双頭巨人戦における毒カウンター
双頭巨人戦多人数バリエーションにおける毒カウンターの処理のルールは、2011年4月1日をもって変更された。公式ルールは以下の通り。
810.8d チームが15個以上の毒カウンターを持つ場合、そのチームはゲームに敗北する。(これは状況起因処理である。704を参照。)
810.10 プレイヤーが毒カウンターを受ける効果は、各プレイヤーに個別に発生する。その毒カウンターはチームが共有する。
810.10a 何らかの効果により、個別のプレイヤーがいくつの毒カウンターを持っているかを知ることを必要とする場合、その効果はそのプレイヤーのチームが持つ毒カウンターの数を使用する。
810.10b 何らかの効果により、いずれかのプレイヤーが毒カウンターを失う場合、そのプレイヤーのチームはその数の毒カウンターを失う。
810.10c あるプレイヤーのチームが1個以上の毒カウンターを持っている場合、そのプレイヤーは「毒を受けている」とみなされる。
さらに、増殖の場合に個別のプレイヤーではなくチームを選択することを明確にするために、以下のルールを追加する。
701.23c 双頭巨人戦のゲームにおいて増殖を行うことは、カウンターを持つ任意の数のパーマネントやチームを選び、その後それぞれのパーマネントやチームにおいて、それが既に有しているカウンターの内1種類をちょうど1個与えることを意味する。810「『双頭巨人戦』変種ルール」参照。
- あなたが増殖を行う場合、すでに毒カウンターを持っているチームに対し、毒カウンターを1個だけ与えてもよい。
カード別注釈
《異種移植》
{4}{U}
エンチャント
異種移植が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
あなたがコントロールするクリーチャーは、それの他のタイプに加えてその選ばれたタイプでもある。
- 戦場に出る際の能力の解決時にクリーチャー・タイプを選ぶ。
- 現在マジックに存在するクリーチャー・タイプを選ばなければならない。
- 戦場にないクリーチャー・カードやクリーチャー呪文は影響を受けない。
- 特定のタイプのクリーチャーが戦場に出るに際し適用される(あるいは適用されない)置換効果は、《異種移植》の効果の前に適用される。例えば、選ばれたクリーチャー・タイプが戦士で、あなたが《茨森の模範》をコントロールしている場合、《ルーン爪の熊》が戦場に出る際には追加の+1/+1カウンターは得ない。
《ヴィリジアンの収穫》
{G}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(アーティファクト)
エンチャントされているアーティファクトがいずれかの墓地に置かれたとき、あなたは6点のライフを得る。
- 《ヴィリジアンの収穫》と、それがエンチャントしているアーティファクトが同時に墓地に置かれた場合、あなたは6点のライフを得る。
《ヴィリジアンの背信者》
{1}{G}{G}
クリーチャー ― エルフ・戦士
3/1
ヴィリジアンの背信者は、いずれかの対戦相手が毒を受けているかぎり感染を持つ。(それはクリーチャーに−1/−1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒カウンターの形でダメージを与える。)
- プレイヤーは、1個以上の毒カウンターを持っている場合に、毒を受けているとみなされる。
- 《ヴィリジアンの背信者》が感染を持つためには、《ヴィリジアンの背信者》がダメージを与える段階で、プレイヤーが毒を受けている必要がある。あるプレイヤーが毒カウンターを持っていない場合、《ヴィリジアンの背信者》がプレイヤーに与えるダメージはライフを失わせる。他の感染を持つクリーチャーが同時にダメージを与えていても関係ない。
《内にいる獣》
{2}{G}
インスタント
パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。それのコントローラーは緑の3/3のビースト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
- 《内にいる獣》の解決時に対象が不適正である場合、呪文は打ち消され、その効果は全く発生しない。そのパーマネントのコントローラーはビースト・トークンを得ない。
- そのパーマネントが適正な対象だが破壊されなかった場合(再生した、破壊されない等)、それのコントローラーはそれでもビースト・トークンを得る。
《うねりの結節》
{1}
アーティファクト
うねりの結節は、蓄積カウンターが6個置かれた状態で戦場に出る。
{1}, {T}, うねりの結節から蓄積カウンターを1個取り除く:アーティファクト1つを対象とし、それの上に蓄積カウンターを1個置く。
- 任意のアーティファクトを対象にできる。蓄積カウンターを参照する能力を持つものに限らない。
《殴打頭蓋》
{5}
アーティファクト ― 装備品
(この装備品が戦場に出たとき、黒の0/0の細菌・クリーチャー・トークンを1体戦場に出し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+4/+4の修整を受けるとともに警戒と絆魂を持つ。
{3}:殴打頭蓋をオーナーの手札に戻す。
装備 {5}
- 《殴打頭蓋》をオーナーの手札に戻す能力は、《殴打頭蓋》が戦場にある間にのみ起動できる。能力の解決時に《殴打頭蓋》が戦場に無かった場合、効果は実行されない。
《オーリオックの生き残り》
{5}{W}
クリーチャー ― 人間・兵士
4/6
オーリオックの生き残りが戦場に出たとき、あなたの墓地にある装備品カード1枚を対象とする。あなたはそれを戦場に戻してもよい。そうした場合、あなたはそれをオーリオックの生き残りにつけてもよい。
- 《オーリオックの生き残り》が戦場に出た時の能力の解決時に、それがすでに戦場にいなかった場合、装備品は戦場に出て、何にもつけられない状態で残る。
《堕ちたる鉄術士》
{3}{R}
クリーチャー ― 人間・シャーマン
1/1
感染 (このクリーチャーは、クリーチャーに−1/−1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒カウンターの形でダメージを与える。)
{1}{R}, {T}:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。堕ちたる鉄術士はそれに1点のダメージを与える。
- 《堕ちたる鉄術士》がクリーチャーに1点のダメージを与えた場合、そのダメージによりそのクリーチャーの上に−1/−1カウンターが1個置かれる。それがプレイヤーに1点のダメージを与えた場合、そのプレイヤーは毒カウンターを1個得る。
《解放された者、カーン》
{7}
プレインズウォーカー ― カーン
6
[+4]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札にあるカードを1枚追放する。
[-3]:パーマネント1つを対象とし、それを追放する。
[-14]:解放された者、カーンにより追放されたすべてのオーラでないパーマネント・カードを別にして、ゲームを再び開始する。その後、それらの別にしたカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。
- 《解放された者、カーン》の1つ目の能力と3つ目の能力は関連している。同様に、《解放された者、カーン》の2つ目の能力と3つ目の能力は関連している。《解放された者、カーン》の1つ目か2つ目の能力により追放されたカードのみが、ゲームを再び開始したときに追放領域に残る。
- 再び開始されることになったゲームはただちに終了する。そのゲームに残っているプレイヤーはただちに新たなゲームを開始する。《解放された者、カーン》の能力の結果として、元のゲームにおけるプレイヤーは勝ったり負けたり引き分けたりしない。
- 多人数戦のゲーム(3人以上のプレイヤーで開始したゲーム)において、《解放された者、カーン》の能力によりゲームが再び開始される時点でゲームから離れているプレイヤーは、新たなゲームに参加しない。
- ゲームを再び開始した能力をコントロールしていたプレイヤーが、新たなゲームにおける開始プレイヤーとなる。新たなゲームは、通常のゲームと同様に開始される。
- 各プレイヤーは自分のデッキを切り直す(《解放された者、カーン》の能力により追放領域に残っているカードを除く)。
- 各プレイヤーのライフの総量は20点(あるいは現在プレイ中のフォーマットが規定する開始時のライフの点数)になる。
- プレイヤーはカードを7枚引いて手札にする。プレイヤーはマリガンを行ってよい。
- プレイヤーは、“法務官”や“力線”等の、開始時の手札に関する行動を行ってよい。
- ゲーム前の手順が終了した後、新たなゲームが開始される前、《解放された者、カーン》の能力の解決の最後の部分が実行され、追放領域に残っているカードが戦場に置かれる。これにより何らかの誘発型能力が誘発する場合、それらの能力は、1ターン目のアップキープの開始時にスタックに置かれる。
- 《解放された者、カーン》の能力により戦場に置かれたクリーチャーは、1ターン目の最初から継続してそのコントローラーのコントロール下にある。それらは攻撃や{T}を起動コストに含む起動型能力の起動を行える。
- 《解放された者、カーン》の能力によりタップ状態で戦場置かれたパーマネントは、それのコントローラーの最初のアンタップ・ステップにアンタップする。
- 以前のゲームでの行動は、新しいゲームでは適用されない。例えば、あなたが元のゲームで《斑点の殴打者》によりダメージを与えられていた場合、あなたはライフを得られないという効果は新たなゲームには持ち越されない。
- 元のゲームで持っていた紋章や毒カウンターは新たなゲームでは持たない。
- 統率者戦において、プレイヤーはデッキを切り直す前に自分の統率者を統率領域に置く。
- 統率領域から統率者を唱えた回数は0に戻る。さらに、各プレイヤーがそれぞれの統率者から受けた戦闘ダメージも0に戻る。
- いずれかのプレイヤーの統率者がゲームを再び開始した時点で《解放された者、カーン》により追放されていた場合、その統率者はゲームの開始時に統率領域に置かれない。それは《解放された者、カーン》の能力の解決の最後に戦場に置かれる。
- 影響範囲限定の選択ルールを採用している多人数戦において、再びゲームを始める効果はすべてのプレイヤーに適用される。その能力のコントローラーの影響範囲内のプレイヤーに限らない。
《核の占い師、ジン=ギタクシアス》
{8}{U}{U}
伝説のクリーチャー ― 法務官
5/4
瞬速
あなたの終了ステップの開始時に、カードを7枚引く。
各対戦相手の手札の最大枚数は7減る。
- 《核の占い師、ジン=ギタクシアス》は、コントローラーの手札の最大枚数に影響しない。
- いずれかのプレイヤーが、そのプレイヤーの(終了ステップの後の)クリンナップ・ステップ中に自分の手札の最大枚数よりも多くのカードを手札に持っている場合、そのプレイヤーは余分な枚数のカードを捨てなければならない。自分のクリンナップ・ステップ以外では、手札の最大枚数はチェックされない。
- 他の呪文や能力により対戦相手の手札の最大枚数が影響を受けていないかぎり、《核の占い師、ジン=ギタクシアス》の能力により、対戦相手の手札の最大枚数は0になる。そのプレイヤーは、自分のターンの最後のクリンナップ・ステップに、自分の手札のカードをすべて捨てる。
《隠れしウラブラスク》
{3}{R}{R}
伝説のクリーチャー ― 法務官
4/4
あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。
あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーはタップ状態で戦場に出る。
- 《隠れしウラブラスク》は、戦場にある間、自身に速攻を与える。
《かごの中の太陽》
{6}
アーティファクト
かごの中の太陽が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
あなたがコントロールするその選ばれた色のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
いずれかの土地の能力によりあなたのマナ・プールにその選ばれた色のマナが1点以上加えられるたび、あなたのマナ・プールにその色のマナを追加で1点加える。
- 《かごの中の太陽》の誘発型能力はマナ能力である。したがって、この能力はスタックを用いず、対応できない。
《金屑の悪鬼》
{R}
クリーチャー ― 構築物
*/*
金屑の悪鬼のパワーとタフネスは、それぞれすべての墓地にあるアーティファクト・カードの枚数に等しい。
- 《金屑の悪鬼》のパワーやタフネスを決定する能力はあらゆる領域で機能する。戦場に限らない。
《ギタクシア派の調査》
{U/P}
ソーサリー
({U/P}は{U}でも2点のライフでも支払うことができる。)
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札を見る。
カードを1枚引く。
- 対象のプレイヤーは手札にカードが無くてもよい。その場合でもカードを引く。
《寄生的移植》
{3}{B}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているクリーチャーのコントローラーはそれを生け贄に捧げ、あなたは無色の1/1のマイア・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
- エンチャントされていた生け贄に捧げられたクリーチャーのコントローラーに関係なく、マイア・トークンを得るのは《寄生的移植》のコントローラーである。
《急送》
{W}
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
金属術 ― あなたが3つ以上のアーティファクトをコントロールしている場合、そのクリーチャーを追放する。
- 《急送》の解決時にあなたが3つ以上のアーティファクトをコントロールしている場合、そのクリーチャーをタップし、その後にそれを追放する。
《狂気コウモリ》
{4}{B}
クリーチャー ― コウモリ
2/2
飛行
{4}{B}, 狂気コウモリを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。
- 他の捨て札を強制するほとんどの能力と異なり、この能力はインスタントを唱えることができる時ならいつでも起動できる。これには、対戦相手のドロー・ステップにそのプレイヤーがカードを引いた直後が含まれる。
- 対戦相手が呪文を唱えたのに対応して《狂気コウモリ》を起動しても、そのカードを捨てさせることはできない。その呪文はすでにスタックに置かれている。
《強制された崇拝》
{1}{W}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは攻撃できない。
{2}{W}:強制された崇拝をオーナーの手札に戻す。.
- 《強制された崇拝》の起動型能力は、それが戦場にある間にのみ起動できる。能力の解決時にそれが戦場に無かった場合、効果は実行されない。
《ぎらつく油》
{B}{B}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは感染を持つ。
あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているクリーチャーの上に−1/−1カウンターを1個置く。
ぎらつく油が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、ぎらつく油をオーナーの手札に戻す。
- 《ぎらつく油》を唱える際は、他のオーラと同様に対象を選択する。《ぎらつく油》の解決時にそのクリーチャーが不適正な対象である場合、《ぎらつく油》は打ち消され、オーナーの墓地に置かれる。それは戦場には出ず、したがって最後の能力は誘発しない。
- 最後の能力は、《ぎらつく油》が戦場から墓地に置かれた理由を問わない。それがエンチャントしていたクリーチャーが墓地に置かれたことに限らない。
- 感染を複数持つことに意味は無い。
《銀白の突然変異》
{2}{U}
インスタント
パーマネント1つを対象とする。ターン終了時まで、それは他のタイプに加えてアーティファクトになる。
カードを1枚引く。
- 《銀白の突然変異》でアーティファクトを対象にしてよい。その解決時には、単にカードを1枚引く。
- 《銀白の突然変異》の解決時に対象が不適正である場合、それは打ち消され、その効果は全く発生しない。あなたはカードを引かない。
《屑鉄場の斉射》
{1}{R}{R}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。屑鉄場の斉射はそのプレイヤーに、あなたの墓地にあるアーティファクト・カードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
- 墓地にあるアーティファクトの数は、《屑鉄場の斉射》の解決時に数える。
《外科的摘出》
{B/P}
インスタント
({B/P}は{B}でも2点のライフでも支払うことができる。)
いずれかの墓地にある基本土地カードでないカード1枚を対象とする。それのオーナーの墓地と手札とライブラリーから、そのカードと同じ名前を持つカードを望む枚数探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
- 「望む枚数」とは文字通りの意味である。望むなら、同じ名前のカードの一部または全部(対象となったカード自身を含む)を、現在ある領域に残してもよい。
《ゲスの評決》
{B}{B}
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げ、1点のライフを失う。
- 《ゲスの評決》の対象になったプレイヤーが適正であるかぎり、そのプレイヤーは(クリーチャーをコントロールしていない等で)クリーチャーを生け贄に捧げなかったとしても1点のライフを失う。
《限界無き力の祭殿》
{3}
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、またはあなたが黒の呪文を1つ唱えるたび、限界無き力の祭殿の上に蓄積カウンターを1個置く。
{4}, {T}, 限界無き力の祭殿を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、限界無き力の祭殿の上に置かれていた蓄積カウンター1個につきカードを1枚捨てる。
- 他の捨て札を強制するほとんどの能力と異なり、この能力はインスタントを唱えることができる時ならいつでも起動できる。これには、対戦相手のドロー・ステップにそのプレイヤーがカードを引いた直後が含まれる。
- 対戦相手が呪文を唱えたのに対応して最後の能力を起動しても、そのカードを捨てさせることはできない。その呪文はすでにスタックに置かれている。
《倦怠の宝珠》
{2}
アーティファクト
戦場に出るクリーチャーは能力を誘発させない。
- 《倦怠の宝珠》は、クリーチャー自身が持つ戦場に出た時の能力を止め、またいずれかのクリーチャーが戦場に出た時に誘発する能力を止める。
- 誘発イベントは「“クリーチャーが”戦場に出た」という表記に限らない。例えば、《精力の護符》は「パーマネントが1つあなたのコントロール下でタップ状態で戦場に出るたび、それをアンタップする。」を持っている。この状況で、クリーチャーがあなたのコントロール下でタップ状態で出た場合、《精力の護符》は誘発しない。一方この状況で、(クリーチャーでない)土地があなたのコントロール下でタップ状態で出た場合、《精力の護符》は誘発する。
- パーマネントがタップ状態で戦場に出る、カウンターを置いた状態で出る等、クリーチャーの置換効果は影響を受けない。
- 《クローン》等、「[このクリーチャー]が戦場に出るに際し」と書かれた能力は影響を受けない。
- 能力が誘発するかどうかを決定する際には、戦場にあるパーマネントを、継続効果を勘案した上でチェックする。例えば、《機械の行進》は「クリーチャーでない各アーティファクトはアーティファクト・クリーチャーである。」という能力を持つ。《倦怠の宝珠》は戦場にクリーチャーとして置かれるため、誘発型能力を誘発させない。
- 同様に、《倦怠の宝珠》と他のクリーチャーが同時に戦場に出る場合、その戦場に出るクリーチャーは誘発型能力を誘発させない。
《攻撃的な行動》
{3}{R/P}{R/P}
インスタント
({R/P}は{R}でも2点のライフでも支払うことができる。)
いずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、ターン終了時までそれのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。
- 《攻撃的な行動》はあらゆるクリーチャーを対象にできる。アンタップ状態のものや、あなたがすでにコントロールしているものでもよい。
- クリーチャーのコントロールを得ても、それにつけられているオーラや装備品のコントロールを得るわけではない。
《黒死病の魂喰い》
{5}
アーティファクト・クリーチャー ― 昆虫
3/3
{B/P}:黒死病の魂喰いはターン終了時まで感染を得る。({B/P}は{B}でも2点のライフでも支払うことができる。) 感染を持つクリーチャーは、クリーチャーに−1/−1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒カウンターの形でダメージを与える。)
《棍棒での殴り合い》
{2}{R}
エンチャント
クリーチャーでも装備品でもない各アーティファクトは、「装備 {X}」と「装備しているクリーチャーは+X/+0の修整を受ける。」を持つ装備品である。Xはそのアーティファクトの点数で見たマナ・コストに等しい。
- 効果を受けているアーティファクトは、下のタイプや能力を保持する。
- クリーチャーでもある装備品は、何にも装備されない。
- 《棍棒での殴り合い》の効果を受けているアーティファクトが後にクリーチャーになったら、《棍棒での殴り合い》の効果は適用されなくなる。それは装備品であることを止め、つけられているクリーチャーからは外される。それは戦場には残る。これは、《棍棒での殴り合い》が戦場を離れた場合も同様である。
- 《棍棒での殴り合い》が戦場にある間、何らかの理由でオーラ・エンチャントが他のタイプに加えてアーティファクトになった場合、それは装備品にもなる。「エンチャントされているクリーチャー」や「装備しているクリーチャー」を参照する能力は、現在それがつけられているクリーチャーを参照する。装備能力を使って他のクリーチャーにつけることもできる。オーラ・装備品を適正につけることのできないクリーチャーにつけようとした場合、それは元の場所にとどまる。オーラ・装備品がついているクリーチャーがエンチャントされるパーマネントして不適正になった場合、それは状況起因処理でオーナーの墓地に置かれる。
《囁く死霊》
{1}{B}{B}
クリーチャー ― スペクター
1/1
飛行
感染 (このクリーチャーは、クリーチャーに−1/−1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒カウンターの形でダメージを与える。)
囁く死霊がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは囁く死霊を生け贄に捧げてもよい。そうした場合、そのプレイヤーは自分が持つ毒カウンター1個につきカードを1枚捨てる。
- 《囁く死霊》を生け贄に捧げるか否かの決定、プレイヤーが毒カウンターをいくつ持っているかの確認は、誘発型能力の解決時に行う。
《囁く者、シェオルドレッド》
{5}{B}{B}
伝説のクリーチャー ― 法務官
6/6
沼渡り
あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
- 能力の解決時に、現在アップキープであるプレイヤーが生け贄に捧げるクリーチャーを選ぶ。
- 双頭巨人戦では、最後の能力は対戦相手のチームのアップキープに2回――そのチームのプレイヤー1人につき1回ずつ――誘発する。各プレイヤーは。自分がコントロールするクリーチャーのみを1体生け贄に捧げる。
《シェオルドレッドの刈り取るもの》
{4}{B}
クリーチャー ― ホラー
2/5
感染 (このクリーチャーは、クリーチャーに−1/−1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒カウンターの形でダメージを与える。)
いずれかの発生源がシェオルドレッドの刈り取るものにダメージを与えるたび、その発生源のコントローラーは毒カウンターを1個得る。
- 発生源が《シェオルドレッドの刈り取るもの》にダメージを1回与えるたび、その発生源のコントローラーは毒カウンターを1個得る。1ダメージにつき毒カウンター1個ではない。
《死後の一突き》
{X}{B/P}
ソーサリー
({B/P}は{B}でも2点のライフでも支払うことができる。)
あなたの墓地にある点数で見たマナ・コストがXのクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。それは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
- マナ・コストに{X}を含むクリーチャー・カードのXは0である。《死後の一突き》のために選んだXの値と、他のカードの持つXの値は別々である点に注意。
- 次の終了ステップの開始時にそのクリーチャーが戦場にいない場合、それは追放されない。
《使徒の祝福》
{1}{W/P}
インスタント
({W/P}は{W}でも2点のライフでも支払うことができる。)
あなたがコントロールする、アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。あなたは色を1色選んでもよい。そうした場合、それはターン終了時までプロテクション(その選ばれた色)を得る。そうしなかった場合、それはターン終了時までプロテクション(アーティファクト)を得る。
- 対象は、呪文を唱える過程において選択する。その対象が得るプロテクションの属性は、呪文の解決時に選択する。
- プロテクション(アーティファクト)を得たクリーチャーにつけられている装備品ははずれる。
《死の犬》
{3}{B}
クリーチャー ― 猟犬
2/2
死の犬が攻撃するたび、それはターン終了時まで+2/+0の修整を受ける。
死の犬が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは死の犬のパワーに等しい点数のライフを失う。
- 《死の犬》により失うライフの点数は、それが最後に戦場にいた時点でのパワーに等しい。
《邪悪の気配》
{B}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地は沼である。
- エンチャントされている土地は、それまでの土地タイプを全て失う。以降、それは沼の土地タイプを持ち、その結果「{T}:あなたのマナ・プールに{B}を加える。」の能力を持つ。
- 《邪悪の気配》はエンチャントされた土地のカード名や、それが伝説であるか、それが基本であるか、氷雪であるかなどを変更しない。
《呪詛の寄生虫》
{1}
アーティファクト・クリーチャー ― 昆虫
1/1
{X}{(b/p)}:パーマネント1つを対象とする。それの上から最大X個までのカウンターを取り除く。これにより取り除いたカウンター1個につき、呪詛の寄生虫はターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。({B/P}は{B}でも2点のライフでも支払うことができる。)
- 対象となったパーマネントに置かれているカウンターの個数よりも大きい数をXとして選んでよい。ただし、《呪詛の寄生虫》は実際に取り除いたカウンターの分しかボーナスを得ない。
- そのパーマネントに複数の種類のカウンターがある場合、それぞれをいくつ取り除くかは能力の解決時にあなたが選ぶ。
《出産の殻》
{3}{G/P}
アーティファクト
({G/P}は{G}でも2点のライフでも支払うことができる。)
{G/P}, {T}, クリーチャーを1体生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから、その生け贄に捧げたクリーチャーの点数で見たマナ・コストに1を足した値に等しい点数で見たマナ・コストを持つクリーチャー・カードを1枚探し、そのカードを戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
- 呪文の点数で見たマナ・コストは、純粋にカードの右上隅のマナ・シンボルで決まる(ただし、そのクリーチャーが何かをコピーしている場合を除く。後述)。そのマナ・コストが{X}を含んでいる場合、Xは0とみなす。右上にマナ・シンボルが無い場合(それがクリーチャー化した土地である等)、それの点数で見たマナ・コストは0である。クリーチャーを呪文として唱えた際の代替コストや追加コスト(キッカー等)は無視する。
*トークンの点数で見たマナ・コストは、それが他の何かをコピーしているのでないかぎり0である。
- クリーチャーが他の何かをコピーしている場合、それの点数で見たマナ・コストは、それがコピーしているものの点数で見たマナ・コストである。
《呪文滑り》
{2}
アーティファクト・クリーチャー ― ホラー
0/4
{U/P}:呪文1つか能力1つを対象とする。それの対象1つを呪文滑りに変更する。({U/P}は{U}でも2点のライフでも支払うことができる。)
- 《呪文滑り》の能力を起動して、《呪文滑り》が適正な対象にならない呪文や能力を対象とすることができる。ただし、その呪文や能力の対象は変わらない。
- 呪文や能力の対象の1つを《呪文滑り》に変更することで、その呪文や能力の他の対象が不適正になる場合、対象は変更されない。
- 呪文や能力が複数の“対象”という単語を持つ場合、《呪文滑り》の能力の解決時に、どの対象を《呪文滑り》に変更するかを選ぶ。
- 《呪文滑り》の能力を複数回起動することで、ある呪文や能力の複数の“対象”という単語による選択を、1つずつ《呪文滑り》に変更させることができる。
- 呪文や能力の対象は、たとえ複数の“対象”という単語が用いられていても、《呪文滑り》がすべての対象の用件を満たさないかぎり、それを変更しない。例えば、《電弧の痕跡》の対象を両方とも《呪文滑り》にすることはできない。
- 呪文や能力が複数の対象を持つが、“対象”という単語が複数回用いられていない場合(《燦爛たる放心》等)、その対象を《呪文滑り》に変更することは1回しか成功しない。
- 任意の数の対象が取れる呪文や能力の場合、選ばれている対象の数は変えられない。
- 能力の解決前に《呪文滑り》が戦場を離れた場合、対象は変更されない。
《純鋼の聖騎士》
{W}{W}
クリーチャー ― 人間・騎士
2/2
装備品が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
金属術 ― あなたが3つ以上のアーティファクトをコントロールしているかぎり、あなたがコントロールする装備品は装備 {0}を持つ。
- 望むなら、その装備品のもう一方の装備能力を起動してもよい。
- 「装備 {0}」の能力が起動されたら、《純鋼の聖騎士》を破壊したり、それのコントローラーのコントロールするアーティファクトを2つ以下に下としても、その能力の解決は止められない。
《シルヴォクののけ者、メリーラ》
{1}{G}
伝説のクリーチャー ― 人間・スカウト
2/2
あなたは毒カウンターを得られない。
あなたがコントロールするクリーチャーは、その上に−1/−1カウンターを配置できない。
あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは感染を失う。
- 《シルヴォクののけ者、メリーラ》は、あなたがすでに受けている毒カウンターやあなたがコントロールしているクリーチャーの上にすでに置かれている−1/−1カウンターを取り除かない。
- あなたがコントロールするプレインズウォーカーに与えられたダメージは、《シルヴォクののけ者、メリーラ》の存在に関係なく忠誠カウンターを取り除く。
- 《シルヴォクののけ者、メリーラ》が戦場にいる状態で感染を持つクリーチャーが戦場に出た場合、そのクリーチャーは感染を失う。
- 《シルヴォクののけ者、メリーラ》が戦場に出た後で、対戦相手のコントロールするクリーチャーが感染を得ることは可能である。例えば、対戦相手が《ぎらつく油》を唱えた場合、《シルヴォクののけ者、メリーラ》と《ぎらつく油》の両方の能力がタイムスタンプ順に適用され、後からの方が有効になる。そのようなクリーチャーからあなたにダメージを与えられた場合、あなたは(そのクリーチャーが感染を持つ故に)ライフを失わず、あなたは(《シルヴォクののけ者、メリーラ》の能力により)毒カウンターを得ない。同様に、そのようなクリーチャーによりあなたがコントロールするクリーチャーにダメージが与えられた場合、ダメージを負うことも−1/−1カウンターが置かれることもない。ただし、ダメージが与えられたかどうかをチェックする能力(絆魂や《囁く死霊》の誘発型能力等)は、そのダメージを見る。
《新鮮な肉》
{3}{G}
インスタント
このターン、戦場からあなたの墓地に置かれたクリーチャー1体につき、緑の3/3のビースト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
- 《新鮮な肉》は、このターンにあなたの墓地に置かれた、あなたがオーナーであるすべてのクリーチャーを数える。これには、あなたのコントロール下で戦場に出たトークンや、あなたがオーナーだがコントロールしていなかったトークンでないクリーチャーが含まれる。
《心理的手術》
{1}{U}
エンチャント
いずれかの対戦相手がそのプレイヤーのライブラリーを切り直すたび、あなたはそのライブラリーの一番上から2枚のカードを見てもよい。あなたはそれらのカードのうち1枚を追放してもよい。その後、残りをそのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
- 誘発型能力の解決時に、ライブラリーの一番上から2枚のカードを見ることができる。これは、相手がライブラリーを切り直した後に発生する。
- 相手のライブラリーのカードが残り1枚で、そのライブラリー切り直すことになった場合、《心理的手術》は誘発する。あなたはライブラリーのその1枚のカードを追放してよい。
- ほとんどの場合において、《緑の太陽の頂点》はあなたのライブラリーを2回切り直す。ショートカットとしてライブラリーを1回だけ切り直すことは認められるが、《心理的手術》はそれでも2回誘発する。
《髄掘り》
{4}{B/P}
アーティファクト・クリーチャー ― ホラー
2/4
({B/P}は{B}でも2点のライフでも支払うことができる。)
髄掘りが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とし、それの上に−1/−1カウンターを1個置く。
- 《髄掘り》の能力は強制である。《髄掘り》が戦場に出たとき、それが戦場の唯一のクリーチャーである場合、その能力は自身を対象にとる。
《清純のタリスマン》
{3}
アーティファクト
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。あなたは1点のライフを得る。
- 《清純のタリスマン》はマナ能力を持つ。この能力はスタックを使わず、対応することもできない。
《精神的つまづき》
{U/P}
インスタント
({U/P}は{U}でも2点のライフでも支払うことができる。)
点数で見たマナ・コストが1の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
- 呪文のマナ・コストが{X}を含む場合、Xはその呪文をスタックに置く際に選ばれた値になる。
- 呪文のファイレクシア・マナ・シンボルは、その呪文の点数で見たマナ・コストにおいてはそれぞれ1に数える。例えば、《精神的つまづき》の点数で見たマナ・コストは1である。そのコストをどう支払ったかには関係ない。
《精神間引き》
{5}{U}
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。あなたはカードを2枚引き、そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。
- 《精神間引き》を唱えるには、対戦相手を対象にする必要がある。《精神間引き》の解決時にその対象が不適正である場合、その呪文は打ち消され、効果はない。あなたは2枚のカードを引かない。
- 対戦相手の手札のカードが1枚である場合、そのプレイヤーはそのカードを捨て、あなたはカードを2枚引く。対戦相手の手札にカードが無い場合、あなたはカードを2枚引く。
《石弾化》
{3}{R}
インスタント
石弾化を唱えるための追加コストとして、アーティファクトを1つかクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。石弾化はそれに5点のダメージを与える。
- アーティファクトやクリーチャーは、コストの支払いとして生け贄に捧げられる。そのコストの支払いに対応して、そのアーティファクトやクリーチャーを破壊しようとすることはできない。
《戦争と平和の剣》
{3}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは、+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション(赤)とプロテクション(白)を持つ。
装備しているクリーチャーがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、戦争と平和の剣はそのプレイヤーにそのプレイヤーの手札にあるカードの枚数に等しい点数のダメージを与え、あなたはあなたの手札にあるカード1枚につき1点のライフを得る。
装備 {2}
- 各プレイヤーの手札のカードの枚数は、能力の解決時に数える。
《戦争報告》
{3}{W}
インスタント
あなたは戦場に出ているクリーチャーの総数に戦場に出ているアーティファクトの総数を足した数に等しい点数のライフを得る。
- 戦場の各アーティファクト・クリーチャーは2回数える。
《前兆の機械》
{6}
アーティファクト
プレイヤーはカードを引けない。
各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを追放する。それが土地カードである場合、そのプレイヤーはそれを戦場に出す。そうでない場合、そのプレイヤーは可能ならそれを、それのマナ・コストを支払うことなく唱える。
- これにより土地を戦場に出したりカードを唱えたりすることは強制である。
- 《前兆の機械》の誘発型能力の解決時に、プレイヤーがその土地を戦場に出す事ができなかったり(ほとんど無い)、その呪文を唱えられなかったり(適正な対象が無い等)する場合、そのカードは単に追放領域に残る。
《尖塔の大長》
{4}{U}{U}{U}
クリーチャー ― スフィンクス
5/7
あなたはあなたのゲーム開始時の手札にあるこのカードを公開してもよい。そうした場合、最初のアップキープの開始時に、各対戦相手は、自分のライブラリーの一番上から7枚のカードを自分の墓地に置く。
飛行
尖塔の大長が戦場に出たとき、いずれかの対戦相手の墓地にある、インスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。あなたはそれを、それのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
- ゲーム開始時の手札から複数の《尖塔の大長》を公開した場合、各対戦相手は、公開された1枚につき、自分のライブラリーの一番上から7枚のカードを自分の墓地に置く(結果として、14枚や21枚や28枚のカードが置かれる)。
- 戦場に出た時の誘発型能力で対象にしたインスタント・カードやソーサリー・カードは、能力の解決の一部として唱えられる。カードタイプによるタイミング制限は無視される。それ以外の制限(「[カード名]は戦闘中にのみ唱えられる。」等)は無視されない。
- そのカードを唱えることができない場合(適正な対象が無い等)、そのカードはオーナーの墓地に残る。
- そのインスタント・カードやソーサリー・カードを唱えるにあたり、キッカー・コスト等の追加コストを支払うことができる。
- そのカードが《石弾化》のように追加コストを持つ場合、その呪文を唱えるにはそれを支払う必要がある。
- 前述一般注釈内の「サイクル:“大長”」も参照。
《相応の敬意》
{1}{W}
インスタント
このターン、パーマネントはタップ状態で戦場に出る。
カードを1枚引く。
- 《相応の敬意》は、それの解決前にすでに戦場に出ていたパーマネントをタップしない。
《ダークスティールの秘宝》
{0}
アーティファクト
ダークスティールの秘宝は破壊されない。(“破壊する”と書かれた効果では、それは破壊されない。)
《大軍の功績》
{2}{G}{G}
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともにトランプルと感染を得る。(感染を持つクリーチャーは、クリーチャーに−1/−1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒カウンターの形でダメージを与える。)
《大修道士、エリシュ・ノーン》
{5}{W}{W}
伝説のクリーチャー ― 法務官
4/7
警戒
あなたがコントロールする他のクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは−2/−2の修整を受ける。
- 戦場に複数の《大修道士、エリシュ・ノーン》が存在する場合、それらの常在型能力は一時的に適用される。タフネスが0以下のクリーチャーや致死ダメージを負っている状態になったクリーチャーは、「レジェンド・ルール」により《大修道士、エリシュ・ノーン》が墓地に置かれるのと同時に墓地に置かれる。
《大聖堂の皮膜》
{1}{W/P}
アーティファクト・クリーチャー ―
0/3
({W/P}は{W}でも2点のライフでも支払うことができる。)
防衛
大聖堂の皮膜が戦闘中に戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、それはこの戦闘でそれがブロックしていた各クリーチャーにそれぞれ6点のダメージを与える。
- 《大聖堂の皮膜》の能力は、それが戦闘フェイズ中に墓地に置かれた理由を問わない。戦闘ダメージによらないものであっても誘発する。
《倒れし者の記憶》
{2}{W}
ソーサリー
以下の2つから1つまたは2つを選ぶ。「あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。」「あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。」
- どのモードを使うか、あるいは両方のモードを使うかは、呪文を唱える際に決定する。選択が成されたら、その呪文がスタック上にある間、それを変更することはできない。
- 《倒れし者の記憶》で両方のモードを選び、その解決時に一方のみの対象が適正である場合、そのカードのみが手札に戻る。
《魂の導管》
{6}
アーティファクト
{6}, {T}:プレイヤー2人を対象とし、それらのプレイヤーのライフの総量を交換する。
- 起動型能力の解決時に、対象となったプレイヤーの内いずれか一方が不適正になった場合、交換は行われない。どちらのプレイヤーのライフも変わらない。
- ライフの総量が交換されたとき、各プレイヤーはそれまでのライフの総量から現在の総量までの変化分に等しい点数のライフを得たり失ったりする。例えば、プレイヤーAのライフが5点でプレイヤーBのライフが3点の時に交換を行なった場合、プレイヤーAは2点のライフを失い、プレイヤーBは2点のライフを得る。ライフの増減を修整をする置換効果は実行され、ライフの増減を条件とする誘発型能力は誘発する。
- プレイヤーがライフを得られない場合、そのプレイヤーのライフは、より高いライフのプレイヤーのライフに交換できない。プレイヤーがライフを失えない場合、そのプレイヤーのライフは、より低いライフのプレイヤーのライフに交換できない。いずれの場合も、どちらのプレイヤーのライフも変わらない。
- 双頭巨人戦において、各プレイヤーは自分のチームのライフの総量と同じ点数のライフを持つものとみなす。対象となった2人のプレイヤーが違うチームに属する場合、チームのライフの総量が交換されることになる。対象となった2人のプレイヤーがチームメイトである場合、何も起こらない。
《堕落した決意》
{1}{U}
インスタント
呪文1つを対象とする。そのコントローラーが毒を受けている場合、それを打ち消す。
- プレイヤーは、1個以上の毒カウンターを持っている場合に、毒を受けているとみなされる。
《胆液の爆発》
{5}{B}{B}
ソーサリー
胆液の爆発を唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
すべてのクリーチャーはターン終了時まで−X/−Xの修整を受ける。Xは生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい。
- クリーチャーは、コストの支払いとして生け贄に捧げられる。プレイヤーは、コストの支払いに対応して生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーを下げようとしたり破壊しようとしたりはできない。
- Xは、生け贄に捧げたクリーチャーが最後に戦場に存在していた段階でのパワーである。
《血吸いの噛み付き》
{1}{G}
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、他のクリーチャー1体を対象とする。その前者はターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。その後者はターン終了時まで−1/−1の修整を受ける。
- 《血吸いの噛み付き》を唱えるためには、2つの異なる対象のクリーチャーを選ぶ必要がある。
- 《血吸いの噛み付き》の対象となったクリーチャーの一方のみが解決時に不適正になってうた場合、もう一方のクリーチャーは効果を適用されるが、不適正になった側は適用されない。
《つながれた喉首追い》
{5}{U}
クリーチャー ― ホラー
5/5
感染 (このクリーチャーは、クリーチャーに−1/−1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒カウンターの形でダメージを与える。)
つながれた喉首追いは、防御プレイヤーが毒を受けていないかぎり攻撃できない。
- プレイヤーは、1個以上の毒カウンターを持っている場合に、毒を受けているとみなされる。
《電位の負荷》
{2}{R}
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。電位の負荷はそれに3点のダメージを与える。増殖を行う。(あなたはカウンターの置かれているパーマネントやプレイヤーを望む数だけ選び、その後それぞれに、その上にすでに置かれているカウンターのうち1種類を1個置く。)
- 《電位の負荷》の解決時にプレイヤーやクリーチャーが対象として不適正である場合、それは打ち消され、その効果は全く発生しない。増殖は行なわない。
《ノーンの別館》
{3}{W/P}{W/P}
アーティファクト
({W/P}は{W}でも2点のライフでも支払うことができる。)
クリーチャーは、それのコントローラーがそのクリーチャー1体につき{W/P}を支払わないかぎり、あなたやあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃できない。
- あなたやあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃する各クリーチャーのコントローラーは、その攻撃クリーチャーを宣言する際に{W}か2点のライフを支払う。
- あるプレイヤーが複数のクリーチャーで攻撃する場合、そのプレイヤーはそれぞれのコストをどう支払うかを個別に決定する。例えば、2体のクリーチャーで攻撃する場合。、1体の分を{W}で、もう1体の分を2点のライフで支払える。
- あるプレイヤーが《ノーンの別館》を複数コントロールしている場合、それぞれが攻撃のためのコストを要求スル。プレイヤーはそれぞれのコストをそう支払うかを個別に決定する。例えば、あるクリーチャーが《ノーンの別館》を2つコントロールするプレイヤーを攻撃する場合、1つの分を{W}で、もう1つの分を2点のライフで支払える。
- あなたが《ノーンの別館》をコントロールする場合、対戦相手は“攻撃しなければならない”能力を持つクリーチャーで攻撃しないことを選べる。
- 双頭巨人戦において、いずれかのプレイヤーが《ノーンの別館》をコントロールしている場合、そのプレイヤーがコントロールするプレインズウォーカーやそのチームを攻撃する茶目には、自分がコントロールする攻撃クリーチャー1体につき{W/P}を支払う必要がある。そのプレイヤーのチームメイトがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃する場合、追加コストは支払わない。
《排他の儀式》
{4}{W}{W}
エンチャント
刻印 ― 排他の儀式が戦場に出たとき、土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放する。
プレイヤーはその追放されているカードと同じ名前の呪文を唱えられない。
- 追放されたカードが何らかの理由で津砲領域を離れた場合、2つ目の能力は以降何の効果も持たない。
- 統率者戦のゲームにおいて、プレイヤーは自分の統率者を《排他の儀式》により追放し、さらにその統率者を統率領域に置くことができる。そうした場合、《排他の儀式》の2つ目の能力は以降何の効果も持たない。
《ファイレクシアの核》
土地
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
{T}, アーティファクトを1つ生け贄に捧げる:あなたは1点のライフを得る。
- 能力を起動してアーティファクトを生け贄に捧げたら、誰かがそれに対応してコストを支払うことを防ごうとするには遅すぎる。
《ファイレクシアの摂取者》
{6}{U}
クリーチャー ― ビースト
3/3
刻印 ― ファイレクシアの摂取者が戦場に出たとき、トークンでないクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを追放してもよい。
ファイレクシアの摂取者は+X/+Yの修整を受ける。Xはその追放されたカードのパワーに等しく、Yはその追放されたカードのタフネスに等しい。
- 《ファイレクシアの摂取者》のボーナスは、追放されているカードのパワーとタフネスを基準とする。
- 追放されたカードのパワーやタフネスを定義する特性定義能力がある場合(《金屑の悪鬼》等)、その能力は適用される。
- 追放されているカードがクリーチャー・カードでない場合(土地が一時的にクリーチャー化していた等)、《ファイレクシアの摂取者》はボーナスを得ない。
《ファイレクシアの非生》
{2}{W}
エンチャント
あなたはライフが0点以下であることによりゲームに敗北しない。
あなたのライフが0点以下であるかぎり、あなたに与えられるすべてのダメージは、それの発生源が感染を持つかのように与えられる。(ダメージはあなたに毒カウンターの形で与えられる。)
- 《ファイレクシアの非生》は、あなたのライフを正の値から0点以下にするダメージに影響を与えない。例えば、あなたのライフが3点で、5点のダメージが与えられた場合、あなたのライフは−2点になる。次にあなたがダメージを与えられる場合、それは発生源が感染を持つかのように与えられる。
- あなたのライフが0以下の状態で《ファイレクシアの非生》が戦場を離れた場合、(他の何らかの効果により敗北を免れないかぎり)あなたはゲームに敗北する。
- あなたのライフが0点以下の場合、あなたは0点以外のライフを支払うことはできない。
- 毒カウンターを10個以上持つ、空のライブラリーからカードを引こうとする等、他の理由による場合はゲームに敗北する。
《ファイレクシアの変形者》
{3}{U/P}
アーティファクト・クリーチャー ― 多相の戦士
0/0
({U/P}は{U}でも2点のライフでも支払うことができる。)
あなたはファイレクシアの変形者を、それが他のタイプに加えてアーティファクトであることを除き、戦場に出ているいずれかのクリーチャーかアーティファクトのコピーとして戦場に出してもよい。
- 《ファイレクシアの変形者》は、アーティファクトであることを除き、元のパーマネントに印刷されているその物をコピーし、他はコピーしない(そのクリーチャーが他のクリーチャーをコピーしていたり、トークンだったりした場合を除く。後述)。それはそのクリーチャーがタップ状態かアンタップ状態か、それの上にカウンターが置かれているか、オーラがつけられているか、コピー効果でない効果によりパワーやタフネスやタイプや色等が変わっていたか等をコピーしない。
- 《ファイレクシアの変形者》がクリーチャーでないアーティファクトをコピーした場合、それはクリーチャーではなくなる。
- 選ばれたパーマネントのマナ・コストに{X}がある場合(《変幻のハイドラ》等)、Xは0として扱う。
- 選ばれたクリーチャーが他の何かをコピーしている場合(例えば、選ばれたクリーチャーが他の《クローン》である等)、《ファイレクシアの変形者》は、パワーとタフネスを除き、選ばれたクリーチャーがコピーしているものとして戦場に出る。
- 選ばれたパーマネントがトークンである場合、《ファイレクシアの変形者》は、アーティファクトでもあることを除き、そのトークンを戦場に出した効果が規定する元の特性をコピーする。この場合の《ファイレクシアの変形者》はトークンではない。
- コピーされたパーマネントが持っている戦場に出たときの能力は、《ファイレクシアの変形者》が戦場に出たときに誘発する。選ばれたパーマネントの「[これ]が戦場に出るに際し」や「[これ]が戦場に出たとき」の
能力も同様に機能する。
- 《ファイレクシアの変形者》が他のパーマネントと同時に戦場に出る場合(《集団変身》や《リリアナ・ヴェス》の3つ目の能力等)、《ファイレクシアの変形者》はそのパーマネントのコピーになれない。選べるのはすでに戦場に出ているパーマネントのみである。
- 何もコピーしないことを選んでもかまわない。その場合、《ファイレクシアの変形者》は単なる0/0のアーティファクト・クリーチャーとして戦場に出るため、(タフネスを上げる何らかの効果が無いかぎり)状況起因処理でオーナーの墓地に置かれる。
《ファイレクシアの抹消者》
{B}{B}{B}{B}
クリーチャー ― ホラー
5/5
トランプル
いずれかの発生源がファイレクシアの抹消者にダメージを与えるたび、その発生源のコントローラーはその点数に等しい数のパーマネントを生け贄に捧げる。
- 《ファイレクシアの抹消者》の能力の解決時に生け贄に捧げることができるのは、その時点で戦場にあるパーマネントのみである。
《不気味な苦悩》
{2}{B}
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それの上に−1/−1カウンターを1個置き、その後増殖を行う。(あなたはカウンターの置かれているパーマネントやプレイヤーを望む数だけ選び、その後それぞれに、その上にすでに置かれているカウンターのうち1種類を1個置く。)
- これにより−1/−1カウンターを置いたクリーチャーに、増殖を行う時点でさらに−1/−1カウンターを置いてよい。
- +1/+1カウンターと−1/−1カウンターの組を取り除く状況起因処理は、増殖を行い《不気味な苦悩》の解決が終わるまではチェックされない。増殖によってそのクリーチャーに2個目の−1/−1カウンターを置くことによって、そのクリーチャーから最大2個までの+1/+1カウンターを取り除くことが可能である。
《憤怒の抽出機》
{4}{R/P}
アーティファクト
({R/P}は{R}でも2点のライフでも支払うことができる。)
あなたがマナ・コストに{P}を含む呪文を1つ唱えるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。憤怒の抽出機はそれに、その呪文の点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージを与える。
- 《憤怒の抽出機》の能力は、あなたが唱えたあらゆるファイレクシア・マナ・シンボルをマナ・コストに含む呪文をチェックする。そのシンボルの色やコストがどう支払われたかは関係が無い。
- ファイレクシア・マナ・シンボルを持つカードの点数で見たマナ・コストは、各ファイレクシア・マナ・シンボルを1として数える。
《別館の大長》
{4}{W}{W}{W}
クリーチャー ― 天使
5/6
あなたはあなたのゲーム開始時の手札にあるこのカードを公開してもよい。そうした場合、各対戦相手がこのゲームで自分の最初の呪文を唱えたとき、そのプレイヤーが{1}を支払わないかぎり、それを打ち消す。
飛行
いずれかの対戦相手がいずれかの呪文を唱えるたび、そのプレイヤーが{1}を支払わないかぎりそれを打ち消す。
- ゲーム開始時の手札から複数の《別館の大長》を公開した場合、それぞれは対戦相手が最初の呪文を唱えた時に誘発する。そのプレイヤーは、公開された枚数だけ{1}を支払わないかぎり、その呪文は打ち消される。
- 多人数戦において《別館の大長》を公開した場合、各対戦相手が最初の呪文を唱えた時にそれぞれ誘発する。
- 前述一般注釈内の「サイクル:“大長”」も参照。
《マイアの超越種》
{2}
アーティファクト・クリーチャー ― マイア
5/6
マイアの超越種を唱えるためにはクリーチャーから生み出されたマナのみを支払える。
- 《マイアの超越種》は、任意の数の戦場のクリーチャーが生み出したマナによってのみ唱えることができる(このセットの場合、《合金のマイア》や《ウラブラスクの僧侶》等)。
- 戦場に無いクリーチャー・カードが生み出したマナ(《絡み森の大長》や《Elvish Spirit Guide》等)は、《マイアの超越種》を唱えるために使用できない。
《マイコシンスの水源》
{2}
アーティファクト
マイコシンスの水源が戦場に出るか戦場からいずれかの墓地に置かれるかしたとき、あなたはあなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探してもよい。そうしたなら、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。
- この能力は、《マイコシンスの水源》が戦場から墓地に置かれた場合にも誘発する。これは、戦場に出たときの誘発型能力が解決される前でも関係が無い。
《巻き戻しの時計》
{4}
アーティファクト
他のプレイヤーのアンタップ・ステップに、あなたがコントロールするすべてのアーティファクトをアンタップする。
- そのアーティファクトは、アクティブプレイヤーのパーマネントがアンタップするのと同時にアンタップする。どのアーティファクトをアンタップさせるかや、どれかをアンタップさせないことは選べない。
- 《錆ダニ》等、アーティファクトがそれのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない効果が存在する。これらの効果は、アーティファクトが他のプレイヤーのアンタップ・ステップにアンタップすることを妨げない。
- 《巻き戻しの時計》を複数コントロールしていても、アーティファクトは他の各プレイヤーのアンタップ・ステップに1回しかアンタップしない。
《緑柄の練習生》
{3}{G}
クリーチャー ― エルフ・戦士
2/3
{T}:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+4/+4の修整を受ける。この能力は、緑柄の練習生のパワーが4以上の場合のみ起動できる。
- 《緑柄の練習生》の能力が起動されたら、(つけられていた装備品が破壊された等で)解決時にそれのパワーが4未満であっても、能力はそのまま解決される。
《無感覚の投薬》
{3}{U}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(アーティファクトかクリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
エンチャントされているパーマネントのコントローラーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは1点のライフを失う。
- 《無感覚の投薬》はアンタップ状態のアーティファクトやクリーチャーにエンチャントすることができる。
《盲目の盲信者》
{1}{B}{B}
クリーチャー ― 人間・クレリック
2/2
威嚇 (このクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかそれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。)
盲目の盲信者がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは盲目の盲信者を生け贄に捧げてもよい。そうした場合、それを破壊する。
- 能力をスタックに置くときに、対象のクリーチャーを選ぶ。《盲目の盲信者》を生け贄に捧げるかどうかは、能力の解決時に選ぶ。
《溶鉱炉の大長》
{4}{R}{R}{R}
クリーチャー ― 巨人
5/5
あなたはあなたのゲーム開始時の手札にあるこのカードを公開してもよい。そうした場合、最初のアップキープの開始時に、速攻を持つ赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
溶鉱炉の大長が戦場に出たとき、速攻を持つ赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xはあなたがコントロールするクリーチャーの総数に等しい。
- 2つ目の能力により戦場に出すクリーチャー・トークンの数は、能力の解決時に決定する。その時点で《溶鉱炉の大長》が戦場にいる場合、それも数える。
- 前述一般注釈内の「サイクル:“大長”」も参照。
《霊気の武装》
{2}{U}
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは「このクリーチャーがいずれかの対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれをオーナーの手札に戻してもよい。」を得る。
- 《霊気の武装》の解決時に戦場に出ているあなたがコントロールするクリーチャーのみが能力を得る。以降にあなたがコントロールを得たクリーチャーには適用されない。
- 効果を受けたクリーチャーは、そのターン中に他のプレイヤーがコントロールを得ても能力を持ち続ける。そのようなクリーチャーがあなたにダメージを与えた場合、能力が誘発し、あなたがコントロールするクリーチャーを対象にする。
- 与えられた能力は、そのクリーチャーから対戦相手に与えられるすべてのダメージについて誘発する。戦闘ダメージに限らない。
- 多人数戦において、効果を受けたクリーチャーが同時に2人の対戦相手にダメージを与えた場合、能力は2回誘発する。
《隷属》
{4}{B}{B}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
あなたはエンチャントされているクリーチャーのコントロールを得る。
あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているクリーチャーはオーナーに1点のダメージを与える。
- カードのオーナーは、そのカードをゲームの開始時に自分のデッキに入れていたプレイヤーである。
- トークンのオーナーは、それが戦場に出た時にそれをコントロールしていたプレイヤーである。
《変換室》
{3}
アーティファクト
{2}, {T}:いずれかの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とし、それを追放する。変換室の上に蓄積カウンターを1個置く。
{2}, {T}, 変換室から蓄積カウンターを1個取り除く:無色の3/3のゴーレム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
- 1つ目の能力の対象となったアーティファクト・カードが解決時に墓地に無かった場合、能力は打ち消され、何も置かない。変換室の上に蓄積カウンターは置かない。
《法務官の掌握》
{1}{B}{B}
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからカードを1枚探して裏向きに追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。そのカードが追放されているかぎり、あなたはそのカードを見てもよいしプレイしてもよい。
- そのカードのオーナーを含む他のプレイヤーは、それが追放されているかぎりそれを見ることができない。
- 《法務官の掌握》により追放されているカードをプレイすることは、カードをプレイする通常のルールすべてに従う。例えば、コストは支払わなければならないし、すべてのタイミング制限には従わなければいけない。
《マイアの超越種》
{2}
アーティファクト・クリーチャー ― マイア
5/6
マイアの超越種を唱えるためにはクリーチャーから生み出されたマナのみを支払える。
- 《マイアの超越種》は、任意の数の戦場のクリーチャーが生み出したマナによってのみ唱えることができる(このセットの場合、《合金のマイア》や《ウラブラスクの僧侶》等)。
- 戦場に無いクリーチャー・カードが生み出したマナ(《絡み森の大長》や《Elvish Spirit Guide》等)は、《マイアの超越種》を唱えるために使用できない。
《マイコシンスの水源》
{2}
アーティファクト
マイコシンスの水源が戦場に出るか戦場からいずれかの墓地に置かれるかしたとき、あなたはあなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探してもよい。そうしたなら、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。
- この能力は、《マイコシンスの水源》が戦場から墓地に置かれた場合にも誘発する。これは、戦場に出たときの誘発型能力が解決される前でも関係が無い。
《巻き戻しの時計》
{4}
アーティファクト
他のプレイヤーのアンタップ・ステップに、あなたがコントロールするすべてのアーティファクトをアンタップする。
- そのアーティファクトは、アクティブプレイヤーのパーマネントがアンタップするのと同時にアンタップする。どのアーティファクトをアンタップさせるかや、どれかをアンタップさせないことは選べない。
- 《錆ダニ》等、アーティファクトがそれのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない効果が存在する。これらの効果は、アーティファクトが他のプレイヤーのアンタップ・ステップにアンタップすることを妨げない。
- 《巻き戻しの時計》を複数コントロールしていても、アーティファクトは他の各プレイヤーのアンタップ・ステップに1回しかアンタップしない。
《緑柄の練習生》
{3}{G}
クリーチャー ― エルフ・戦士
2/3
{T}:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+4/+4の修整を受ける。この能力は、緑柄の練習生のパワーが4以上の場合のみ起動できる。
- 《緑柄の練習生》の能力が起動されたら、(つけられていた装備品が破壊された等で)解決時にそれのパワーが4未満であっても、能力はそのまま解決される。
《無感覚の投薬》
{3}{U}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(アーティファクトかクリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
エンチャントされているパーマネントのコントローラーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは1点のライフを失う。
- 《無感覚の投薬》はアンタップ状態のアーティファクトやクリーチャーにエンチャントすることができる。
《盲目の盲信者》
{1}{B}{B}
クリーチャー ― 人間・クレリック
2/2
威嚇 (このクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかそれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。)
盲目の盲信者がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは盲目の盲信者を生け贄に捧げてもよい。そうした場合、それを破壊する。
- 能力をスタックに置くときに、対象のクリーチャーを選ぶ。《盲目の盲信者》を生け贄に捧げるかどうかは、能力の解決時に選ぶ。
《溶鉱炉の大長》
{4}{R}{R}{R}
クリーチャー ― 巨人
5/5
あなたはあなたのゲーム開始時の手札にあるこのカードを公開してもよい。そうした場合、最初のアップキープの開始時に、速攻を持つ赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
溶鉱炉の大長が戦場に出たとき、速攻を持つ赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xはあなたがコントロールするクリーチャーの総数に等しい。
- 2つ目の能力により戦場に出すクリーチャー・トークンの数は、能力の解決時に決定する。その時点で《溶鉱炉の大長》が戦場にいる場合、それも数える。
- 前述一般注釈内の「サイクル:“大長”」も参照。
《霊気の武装》
{2}{U}
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは「このクリーチャーがいずれかの対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれをオーナーの手札に戻してもよい。」を得る。
- 《霊気の武装》の解決時に戦場に出ているあなたがコントロールするクリーチャーのみが能力を得る。以降にあなたがコントロールを得たクリーチャーには適用されない。
- 効果を受けたクリーチャーは、そのターン中に他のプレイヤーがコントロールを得ても能力を持ち続ける。そのようなクリーチャーがあなたにダメージを与えた場合、能力が誘発し、あなたがコントロールするクリーチャーを対象にする。
- 与えられた能力は、そのクリーチャーから対戦相手に与えられるすべてのダメージについて誘発する。戦闘ダメージに限らない。
- 多人数戦において、効果を受けたクリーチャーが同時に2人の対戦相手にダメージを与えた場合、能力は2回誘発する。
《隷属》
{4}{B}{B}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
あなたはエンチャントされているクリーチャーのコントロールを得る。
あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているクリーチャーはオーナーに1点のダメージを与える。
- カードのオーナーは、そのカードをゲームの開始時に自分のデッキに入れていたプレイヤーである。
- トークンのオーナーは、それが戦場に出た時にそれをコントロールしていたプレイヤーである。
All trademarks are property of Wizards of the Coast LLC in the U.S.A. and other countries.(C)2011 Wizards.