これは、ウルザズ・レガシー・セットに関するネット代表者のコメントである。
その他のコメントに関してはDan Grayのウルザズ・レガシー・FAQも参照のこと。
そのFAQに、あるであろう単純な(普通の)質問のほとんどは取り扱われている。
この文章は、より奇妙で凄まじい場合を補うために作られた。
すべての裁定は、Dave DeLaneyとPaul Barclayによってなされた。
通常通り、そのセットが発売されたときにはスポイラーのいくつか(mtgnewsの
リストは有名だ)は不正確である。それらの誤りのほとんどはもう修正されている。
*ウルザズ・レガシーはウルザズ・サーガ独立セットのエキスパンションである。
1999年2月15日に発売され、143枚のカードからなる。
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WHITE - 白
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Angelic Curator《天使の学芸員》
*プロテクション(アーティファクト)は、他の種類のプロテクションとまったく
同じように働く。
*プロテクション(アーティファクト)は(土地などの)アーティファクト以外の
無色カードからのダメージを防がない。
Blessed Reversal《幸いなる逆転》
*《幸いなる逆転》の解決時に、クリーチャーの数は数える。
Burst of Energy《エネルギーの炸裂》
*『タップまたはアンタップ』ではない。マジック史上2枚目の、エンチャントを
アンタップできるカードである。
#2枚め? ……Ice AgeのTalismanシリーズを忘れてると見える(苦笑)。
Cessation《休止》
*全ての無限パーマネントはそれを戻すトリガーつき能力を持つ。それらは継続的
置き換え効果ではない。通常、Planar Void《次元の狭間》と相互作用する。
Defender of Law《法の防衛者》
*このカードや同じようなものは、Winding Canyons《七曲がりの峡谷》のような
古いカードと同じように働く。
*カードは、手札からだけプレイできる。他のカードにそう書かれていない限り、
墓地やその他からプレイはできない。
Devout Harpist《真心のハープ奏者》
*『エンチャント(クリーチャー)』と書かれているカードだけが、エンチャント
(クリーチャー)である。アーティファクト・クリーチャー上にあるエンチャント
(アーティファクト)はそうではない。
Erase《消去》
*対象のエンチャントは墓地には行かないし、近づかない。クリーチャーがSwords
to Plowshares《剣を鍬に》を受けたときのように、直接にゲームを離れる。
Expendable Troops《捨て石の兵員》
*これ自身が攻撃していたりあるいはブロックに参加していて能力を起動した場合、
第5版ルール下では戦闘ダメージを与えることはできない。第6版ルール下では
戦闘ダメージがスタックに積まれた後にはそれをすることができる。[私はこれを
本当にいいことだと思う−Paul]
Karmic Guide《霊体の先達》
*この能力は、これをリアニメートしたときにさえもトリガーされる。Recurring
Nightmare《繰り返す悪夢》デッキによい(プロテクション(黒)は、墓地では
働かない)。
Hope and Glory《希望と栄光》
*対象を二つ取る呪文は、二つの異なる対象を取らなければならない。この呪文は
既にアンタップ状態のクリーチャーを対象にできる。コントローラーは関係ない。
Opal Avenger《オパールの報復者》
*このカードの能力は『多重トリガー』しない。条件が満たされたときに一度だけ
トリガーする。
Peace and Quiet《平穏無事》
*二つ以上のエンチャントが場になければ《平穏無事》を唱えることはできない。
それらのコントローラーは同じである必要はない。
Planar Collapse《次元の崩壊》
*これは選択的ではない。これはアップキープ能力であり、第5版ルール下では、
解決時にのみカウントする。一方第6版ルール下では、アップキープの開始時に
トリガーするかどうかを知るためにカウントし、そして解決時にも何か起こるか
知るためにもう一度カウントする。
Sustainer of the Realm《世界を支える者》
*《世界を支えるもの》は、ブロックするときに何体をブロックしたかに関らず、
最大+0/+2を得る。
Tragic Poet《もの悲しい詩人》
*最初に手札にある必要はない。
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BLUE - 青
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Anthroplasm《人もどき》
*Xの値は、《人もどき》の上に置きたいカウンターの数である。
*この能力をプレイするときに死ぬことはない。古いカウンターを除くのと新しい
カウンターを加えるのは同一のイベントの間である。
*この能力がInterdict《阻止》されたときは、古いカウンターが残るだけである。
Aura Flux《オーラの変転》
*これ自身には、アップキープ・コストを与えないが、他の《オーラの変転》には
アップキープ・コストを与える。
Bouncing Beebles《活発なビーブル》
*このカードの能力は回避能力である。基本的には『秘宝渡り』。
*変な名前はついているけれどね。
Cloud of Faeries《フェアリーの大群》
*この類のクリーチャー全てと同じように、あなたは場に出てトリガーつき能力を
プレイするまでは土地を選ぶことはない。
Delusions of Mediocrity《凡人の錯覚》
*累加アップキープのない Illusions of Grandeurだ。
Frantic Search《大あわての捜索》
*宣言時に土地を選び、解決時にアンタップする。
Raven Familiar《ワタリガラスの使い魔》
*Sage Owl《物知りフクロウ》? Impulse《衝動》? なんでどっちもないんだ!
Second Chance《セカンド・チャンス》
*これはフェイズ能力である。追加1ターンだけを得られる。
*この能力をプレイするのに応じて手札に戻せば、毎ターン追加ターンを得られる。
#これは99年3月19日づけで訂正されている。
Slow Motion《緩慢な動き》
*これはクリーチャーのコントローラーに何かをするように指示するから、彼女が
フェイズ・コストをプレイする。
*これはエンチャントのアップキープ・コストであり、クリーチャーのではない。
このコスト処理前にクリーチャーの能力を使うことは可能である。
Snap《断絶》
*宣言時に土地を選び、解決時にアンタップする。
Tinker《修繕》
*アーティファクトを生贄に捧げることは、呪文のプレイ・コストの一部である。
*アーティファクト・カードは呪文の解決時に選ばれ、場に出る。
Walking Sponge《歩く海綿》
*そのクリーチャーは、その能力のうちの(あなたが選んだ)一つだけを失う。
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BLACK - 黒
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Bone Shredder《骨砕き》
*エコーつきのNekrataal《ネクラタル》。あるいはエコーつきのDark Banishing
《闇への追放》。
Brink of Madness《狂気の瀬戸際》
*この能力はフェイズ能力である。
*選択的ではない。第5版では解決時にチェックする。第6版では、アップキープ
開始時にトリガーするかどうかチェックし、解決時にもう一度チェックする。
*あなたの手札を捨てることはできない。何らかの方法でプレイヤーを対象とする
能力の対象を向けかえることができても、あなたを対象することはできない。
Engineered Plague《仕組まれた疫病》
*タイプが選ばれるまではクリーチャーは -1/-1の修正を受けない。(その選択は
場に出たときのトリガーつき能力として行ない、呪文の宣言時ではない)
Eviscerator《吸臓鬼》
*生命を失うのであり、ダメージではない。
Giant Cockroach《巨大ゴキブリ》
*セット中の唯一の『無能な』クリーチャーである。
Lurking Skirge《隠れ潜むスカージ》
*『クリーチャー』は場にしか存在しないので、そのクリーチャーは場から墓場に
行かなければならない。《隠れ潜むスカージ》の能力はクリーチャー・カードの
ディスカードによってはトリガーされない。
*これは対戦相手が『所有する』クリーチャーの死亡によってトリガーされる。
No Mercy《無慈悲》
*文中の『それ』は『そのクリーチャー』を意味する。
*すべてのダメージを防ぐ、ダメージを0に減らす、あるいはダメージをどこかに
移し変えてしまえば、これはトリガーされなくなる。
Ostracize《村八分》
*アングルードのカードと一緒に使っていないならば、このカードは『ダチョウ』
トークンを産み出しはしない。
#……意味不明……。
Phyrexian Debaser《ファイレクシアの堕落者》
Phyrexian Defiler《ファイレクシアの汚染者》
Phyrexian Denouncer《ファイレクシアの告発者》
Phyrexian Plaguelord《ファイレクシアの疫病王》
*これらはそのクリーチャーの実際のパワーやタフネスとは無関係である。例えば
クリーチャーが3/3であることと-3/-3の修正の間には何も関係はない。
Phyrexian Plaguelord《ファイレクシアの疫病王》
*生贄にされたパーマネントは即座に場を離れることを忘れないように。明らかに、
《ファイレクシアの疫病王》を二つめの能力のために生贄に捧げ、それと同時に
1つ目の能力も起動することは不可能である。
Rank and File《雑兵の群れ》
*これはワン・ショットの効果である。トリガーつき能力が解決されたときに場に
出ていた緑のクリーチャーにだけ影響を及ぼす。そのターンの後のほうで、緑の
クリーチャーになったパーマネントや場に出た緑クリーチャーは影響を受けない。
Sick and Tired《うんざり》
*この呪文を宣言するためには二つの対象となるクリーチャーが必要である。他の
あらゆる『二つの対象を取る』呪文と同じように、解決時に1つしかなくても、
通常通り効果を及ぼす。
Subversion《打倒》
*マルチプレイヤー戦において、すべての対戦相手に影響を及ぼすので、あなたは
非常に大きな対象となる。
*ダメージではなく、生命の喪失である。
Tethered Skirge《つながれたスカージ》
*この能力は呪文が《つながれたスカージ》を対象として宣言されたとき、または
呪文がこれに向け直されたときにトリガーされる。
Treacherous Link《背信の絆》
*《背信の絆》は、Pariah《最下層民》と(二つともがあなたのコントロールする
同一のクリーチャーについている場合)奇妙なコンボを形成する。ダメージ軽減
ステップの継続的なループを形成する。このループの結果は、ダメージが最初に
与えられたところに残ることになる。
*このループは第6版ルールでは(ダメージ軽減のルールが変わり)存在しない。
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RED - 赤
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About Face《回れ右》
*Transmutation (レジェンド)の裁定を参照のこと。
Avalanche Riders《なだれ乗り》
*Olle Radeによってデザインされたカード。
Ghitu Slinger《ギトゥの投石戦士》
*場にこれ以外にクリーチャーがいなければ、これ自身にダメージを与える。
Ghitu War Cry《ギトゥのときの声》
*全員のためのFirebreathing《炎のブレス》だ!
Goblin Medics《ゴブリンの衛生兵》
*これには、コストを支払うためのタップも攻撃のためのタップも含まれる。
Goblin Welder《ゴブリンの溶接工》
*これは交換能力なので、どちらかの対象が解決時に不適正なら何も起こらない。
*2つのアーティファクトがゾーンを替えるのは完全に同時である。同名の伝説の
アーティファクトを交換しても問題はない。
*(Serra Avatar《セラのアバター》のもののような)継続的置き換え効果が交換
能力に関係するとき、交換能力は(継続的置き換え効果を考慮して)通常通りに
解決される。この場合には、アーティファクト化している《セラのアバター》は
ライブラリーに混ぜ入れられ、アーティファクトのカードは墓地から戻る。
*場から離れるカードは、墓地の中でもう一方のカードがあったところに置かれる。
一番上ではない。
#これは99年3月19日づけの裁定(4)で逆転されている。
*もし場から離れるアーティファクトがPortcullis《落とし格子》で、もう一方が
アーティファクト・クリーチャーならば、この場に入ってくるアーティファクト・
クリーチャーで《落とし格子》の能力は発生する。これは、トリガーつき能力の
ルールによる。
Impending Disaster《さし迫った災難》
*これはフェイズ能力である。選択的ではない。
*土地を数えるのは、第5版ルール下では解決時だけである。(第6版ルールでは
アップキープの開始時と解決時に数える)
Last-Ditch Effort《土壇場の努力》
*クリーチャーは解決時に生贄に捧げられる。このカードは選択に関するルールを
上書きする。Xは解決時に宣言される。これは(何体を生贄に捧げたかという)
隠された情報に基づくものだからである。
*宣言時にはXは宣言しない。キャスティング・コストその他のコストではないし、
解決時に何体を生贄に捧げたかによってしか決定されない。つまり、対戦相手は
その対応の機会にはXがいくつであるか判らない。
Lava Axe《溶岩の斧》
*ポータルから。
Molten Hydra《高熱のハイドラ》
*一部の +1/+1カウンターだけを取り除くことはできない。それ以外のカウンター
(例えば-1/+1、+2/+2など)を取り除くことはできない。
Parch《乾燥》
*唱えるときに2点か4点かを選ぶ、モーダルな呪文である。
*もし望むなら、青のクリーチャーに2ダメージを与えることもできる。
*Forkされた場合、同じモードが用いられる。
Pyromancy《紅蓮術》
*裁定はStormbindを参照。
*対象を選ぶまでは、どのカードが捨てられるかを知ることはできない。なぜなら
コストは(実質上は)対象を選択した後に支払われるからである。 Sonic Burst
《音波の炸裂》もこのルールに従う。つまり、対象として選んだクリーチャーを
殺せるかどうかは確信できないということである。
*カードのキャスティング・コストにXが含まれていた場合、Xは0として扱う。
*全キャスティング・コストとは、通常通り、右上隅に書かれたマナの合計である。
土地の全キャスティング・コストは0である。
Rivalry《拮抗》
*あなたのアップキープにだけあなたにダメージを与える。
*第5版ルール下では、このフェイズ能力の解決中に数える。第6版ルールでは、
アップキープの開始時と解決時に数える。
*最大の土地を持っているプレイヤーが複数人いる場合、ダメージは発生しない。
Viashino Bey《ヴィーアシーノの長》
*《ヴィーアシーノの長》は正しい語法に従っていない。その能力はトリガーつき
能力ではなく、攻撃宣言時の追加の束縛である。
*このカードの能力は、Magnetic Web《磁力の網》と同じように働く。
Viashino Cutthroat《ヴィーアシーノの殺し屋》
*関連する裁定はViashino Sandstalker《ヴィーアシーノの砂漠の狩人》を参照。
Viashino Heretic《ヴィーアシーノの異端者》
*《ヴィーアシーノの異端者》はアーティファクトが再生してもダメージを与える。
対象不適当によって立ち消えになった場合にはダメージを与えない。
Viashino Sandscout《ヴィーアシーノの砂漠の斥候》
*関連する裁定はViashino Sandstalker《ヴィーアシーノの砂漠の狩人》を参照。
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GREEN - 緑
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Bloated Toad《ふくれたヒキガエル》
*Crunchy Frogと密接な関係がある。
#???
*Scragnoth《スクラーグノス》と違って、カウンターされうる。
*唱えられている間になら、Sleight of Mind《臨機応変》したり、Magical Hack
《魔法改竄》したりThoughtlace《思考の色》したり、あるいはErtai's Meddling
《アーテイのおせっかい》したりできる。プロテクションは場にいるときにしか
働かない。
Crop Rotation《輪作》
*土地を生贄に捧げることは《輪作》のプレイ・コストの一部である。
*《輪作》は基本地形だけでなくあらゆる土地カードを取り戻すことができる。
Defense of the Heart《中心部の防衛》
*生贄と、探すことは選択的ではない。しかし、『2体まで』とあるので、0体を
探すことを選択することは可能である。ライブラリに、クリーチャー・カードが
なければ、単にシャッフルしてプレイを続けるだけである。
*マルチプレイヤー・ゲームにおいて、このカードのフェイズ能力は、ある一人の
対戦相手が3体以上のクリーチャーをコントロールしているときにのみ使える。
複数の対戦相手があわせて3体以上支配していてもプレイできない。
Deranged Hermit《錯乱した隠遁者》
*『Neep Neep Neep Neep』
#何のこっちゃ。
*《錯乱した隠遁者》が場にある間、Squirrel《リス》トークンは 2/2になる。
Gang of Elk《大鹿の一団》
*《大鹿の一団》のブロックに割り振られたクリーチャー1体あたり+2/+2を得る。
Harmonic Convergence《調和ある収斂》
*すべてのエンチャントはそれぞれのオーナーのライブラリの上に置かれる。
*あるプレイヤーが、そのライブラリの上に複数のエンチャントを置くとき、その
順番はそのプレイヤーが決める。
Lone Wolf《一匹狼》
*このカードの能力は、戦闘ダメージの割り振りに関するルールを変更する継続的
置き換え能力である。《一匹狼》はその戦闘ダメージをすべて防御プレイヤーに
割り振るか、あるいは通常通りブロック・クリーチャーに割り振るかできる。
*非常に奇妙なマルチプレイヤー戦でない限り、トランプルは、この《一匹狼》の
能力とうまく結合しない。
Multani's Presence《ムルタニの存在》
*これはあなた自身の呪文をカウンターしたときにもトリガーする。
*第6版ルールの下では、どのように呪文がカウンターされてもトリガーする。
Simian Grunts《うなる類人猿》
*猿の唸り。
#だから意味不明だって(苦笑)。
Yavimaya Granger《ヤヴィマヤの農夫》
*土地を探したときのみシャッフルする。
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ARTIFACT - アーティファクト
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Angel's Trumpet《天使のトランペット》
*ダメージはクリーチャーではなくプレイヤーに与えられる。
Beast of Burden《役畜》
*これはウルザズ・レガシーのプレリリース・カードである。
Crawlspace《狭い空間》
*このカードはあなたの攻撃には関係ない。あなたへの攻撃だけに影響する。
Damping Engine《減衰機関》
*《減衰機関》はカードもトークンも数える。
*《減衰機関》の能力はソーサリー、インスタント、インタラプト、マナ能力には
影響しない。また、他の方法でパーマネントを場に出すことも妨げない。
*あなたが他のプレイヤーよりも多くのパーマネントを持っていて、そのターンに
まだ生贄に捧げていない場合にのみパーマネントを生贄に捧げることができる。
(お互いに対応することで、複数のパーマネントを生贄に捧げることもできるが、
一つが解決されたらそのターンの残りの期間は完全に能力を無視できる)
*能力を無視するために、パーマネントを生贄に捧げなければならない。(土地を
Zuran Orbの生贄にしても能力を無視することはできない) これはインスタント
能力である。
*パーマネントを最も多くコントロールしているプレイヤーが複数いる場合には、
影響を受けない。
*記された3種類の呪文や、土地をプレイすることは、もし『インスタントとして
プレイできる』となっていてもこの効果によって禁止される。
Defense Grid《防御の光網》
*この追加マナは、通常通り、コストを減らす適当なものによって減少される。
*能力には全く関係しない。
Grim Monolith《厳かなモノリス》
*これはPingのないMana Vault《魔力の櫃》である。
*《厳かなモノリス》の "{4}:Untap Grim Monolith"『(4):厳かなモノリスを
アンタップする』という能力は、これがタップ状態でも使える。
*Power Artifactと組み合わせると、制限のないマナの源になる。
Iron Maiden《鉄の処女》
*すべての対戦相手に影響を及ぼすBlack Vise《黒の万力》である。
*フェイズ能力の解決時に、対戦相手の手札を数える。
Jhoira's Toolbox《ジョイラの道具箱》
*これ自身を再生することもできる。
Quicksilver Amulet《流転の護符》
*関連する裁定として、Timmy, Power Gamerを参照(BFMを場に出せないことは
忘れずに……)。
*呪文は唱えないので、Counterspell《対抗呪文》やRemove Soul《霊魂放逐》等は
プレイできない。クリーチャーは通常通り、登場能力をトリガーして場に出る。
Memory Jar《記憶の壺》
*脇に置かれたカードはゲームから除かれる。そのカードを手札にあるかのように
扱うことはできない。《記憶の壷》には何もそんなことは書かれていない。ただ
後回しにされるだけである。
*7枚引くのは選択ではなく、その時にプレイヤーが負けになることもある。
Ring of Gix《ギックスの指輪》
*エコーつきのIcy Manipulator。
*エコーはアップキープ・コストであることを忘れずに。アップキープ・コストを
処理するまでは、そのアップキープの間は能力を使えない(その前の対戦相手の
ターンの間にはプレイできるけれども)。
Scrapheap《屑鉄の山》
*パーマネントがアーティファクトでもエンチャントでもあっても《屑鉄の山》は
一度しかトリガーしない。
Thran Lens《スランのレンズ》
*この能力は場にあるすべてのカードやトークンから色を除く。それよりも後に、
パーマネントに色を与える呪文や能力が使われたらそれは有効になる。
*パーマネントをアーティファクトにするわけではない。アーティファクト性と、
無色であることとは完全に異なることである。
Thran Weaponry《スランの武具》
*ポータルの最高の理念に、『これには対戦相手のクリーチャーを含む』がある。
*《スランの武具》がその能力のためにタップされ、そして、その能力の解決前に
アンタップされた場合、その効果は起こらない。
*能力の解決時に場にあるクリーチャーにだけ修正が与えられる。後で場に入った
クリーチャーには修正が与えられない。
Wheel of Torture《拷問の車輪》
*これはすべての対戦相手に影響を及ぼすCursed Rack《呪われた拷問台》である。
*フェイズ能力の解決時に対戦相手の手札を数える。
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LAND - 土地
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Faerie Conclave《フェアリーの集会場》
Forbidding Watchtower《近づきがたい監視塔》
Ghitu Encampment《ギトゥの宿営地》
Spawning Pool《産卵池》
Treetop Village《樹上の村》
*通常のマナ・シンボルの代わりに色を示す単語が使われているのにはわけがある。
それは内緒だ。
*これらの5つの土地は同じように働く。Mishra's Factory《ミシュラの工廠》と
よく似ているが、アーティファクトの代わりに色つきのクリーチャーになる。
*Sleight of Mind《臨機応変》などで色の単語を変えることで、その土地の能力で
産み出されるマナの色も、その変化するクリーチャーの色も変わる。
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"#"で始まっている文は、訳者(*ぱお*/米村 薫)のコメントです。
============== *ぱお*/米村 薫(Jalum Tome/DCI Certified Judge Level II) ====
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