Urza's Saga ルールノート 著:Dan Gray(レベルIVジャッジ、ジャッジ専用メールリスト代表) 訳:Ron Foster(レベルIIIジャッジ、変な外人) 黒: Befoul 2 行目の文書が指しているのは、クリーチャーを対象にした場合ではなく、 クリーチャーが対象になった場合です。つまり、土地でもあるクリーチャー を対象にしたら、その土地クリーチャーは再生できないということです。 Carrion Beetles 「まで」(up to)とは、0 枚、1 枚、2 枚、または 3 枚のカードを対象にできます。 Contamination これはトリガー能力に見えるが、継続的な代用エフェクトです。マナを出す ために土地がタップされたら、Bが出ます。なお、その土地は普段 1 以上のマナ を出すとしても、Bしか出ません。また、土地のマナ使用制限もなくなります。 (Mishra's Workshop とか)要するに、Ice Age の Infernal Darkness と同じように 扱われる。 Corrupt いつものとおり、沼は解決時に数えられる。これは基本的に Drain Life と同じです が、能力をよりわかりやすくするためにテンプレートが変わった。注:回復する ライフは与えたダメージと同じです。Drain Life みたいに対象になったクリーチャー のタフネス/プレイヤーのライフが上限ではありません。 Darkest Hour これは、「今までの代わりに、黒になる」という意味です。これはクリーチャーの 色を変える他の継続的エフェクトの一種です。 Diabolic Servitude これは誤解を招きやすいカードですが、要は再利用できる Animate Dead です。もし リアニメートされたクリーチャーがまた死んだら、そのクリーチャーがゲームから 取り除かれこのカードが手札に戻る。もしこのカードが場から離れたら、 リアニメートされたクリーチャーはゲームから取り除かれる。 Discordant Dirge もし、対象のプレイヤーは手札に X カードがなければ、あるカードを全部捨てる ことになります。 Duress 注:アーティファクトクリーチャーはクリーチャーカードとして扱われる。 Exhume この能力は任意的ではありません。もし墓地にクリーチャーがあったら、それを 場に出さなければいけません。 Flesh Reaver これは Drain Life と同じように扱われる。もし Reaver が与えるダメージが軽減 されたら、コントローラが食らうダメージも少なくなる。注:Urza's Saga で ダメージに関する新しいテンプレートが導入されています。今まで、ダメージは 「割り振れて」(assign)から「与えられた」(dealt)になったが、今からは 「与えられて」(dealt)から「与えられるに成功した」(successfully dealt)になった。 Hollow Dogs もしアタックフェイズが二つあれば、修正を二度受けます。 Ill-Gotten Gains 「then」に注意してください。ディスカードしたカードを拾うことができます。 Lurking Evil Infernal Contract と同様、ライフが 1 以下の時でも「ライフの半分」を払うことが できます。 No Rest for the Wicked もしこれを唱えたターンに使ったら、唱えた前に墓地に入ったカードを拾うこと ができる。 Oppression 「唱えるのに成功したら」に注意を。もしこの呪文が打ち消されたら対象の プレイヤーはディカードしなくてもよい。 Persecute この呪文を宣言するときに色を指定します。(勿論、相手の手札を見る前に!) Planar Void このカードの能力は、場からだけではなく何れかの理由でカードが墓地に入った ときに起動します。 Priest of Gix マナプールに BBB が入るのは、マナソース能力ではなく「場に出る」トリガー 能力です。もしトリガー能力を阻むなにかがあったらこれを阻止することができます。 (今のところはないけど…) Rain of Filth これは直接能力を土地に与えるので、Humility や Humble で能力が消せる。注:土地の 「マナを出す」能力のすべてはマナソース能力として扱われる。 Ravenous Skirge もしアタックフェイズが二つあれば、修正を二度受けます。 Reclusive Wight もし土地なおかつ他のペーマネントタイプであるパーマネントをコントロールして いれば(Mishra's Factory とか)、それは土地として扱われる。 Reprocess 生贄も、ドローもエフェクトです。なにを生贄にするかは解決時に選ぶ。 Tainted Aether 場に出たクリーチャーを生贄にすることができます。 Vampiric Embrace 二つ目の能力は Sengir Vampire のと同じように扱われる。(この類のエンチャントは、 東急ハンズで「自分でセンギールを組み立てるキット」って感じ。) Vebulid 他の成長エンチャントと同様、カウンターを置くのは強制的ではなく任意的のエフェクト です。Vebulid を自分の能力から再生することができます。 Victimize 対象は宣言時に選びます。生贄を捧げるのを含めて、他のは解決時に行う。もし クリーチャーがあれば一体を生贄にしなければ行けない(そして、対象にした クリーチャーが場に出る)。これを解決するときにクリーチャーをコントロールして いなければ、生贄にできないので選ばれたクリーチャーは場に戻らない。 Yawgmoth's Will これは Elkin Bottle/Lair や Grinning Totem と同様に扱われる:手札にあるように カードを使えるが、実際に手札にはないので、コストの一部としてまたはエフェクトで ディスカードすることができない。カードの能力で墓地にあるカードを手札にあるよう に使えるので、墓地から土地をプレイーすることもできます。注:解決が終わったら、 エフェクトはもう発生しているので、このカード実体もゲームから取り除かれる。 青: Academy Researchers テキストのとおり、「エンチャント(クリーチャー)」カードしか付けられません。 Terefi's Curse や Confiscate などを付けることができません。 Annul アーティファクトクリーチャー呪文を打ち消すことができます。 Arcane Laboratory このカードの能力で制限されるのは呪文だけです。能力は普通に使えるし、土地を プレイーすることも勿論できます。注:これを唱えると、これ実体が「ターンに一回 のみ」の呪文として扱われる。マナソースの呪文は「一回のみ」の呪文として扱われるが、 阻止されないので、これが場に出ていても Dark Ritual を一ターンになんども唱えられます。 Confiscate 「エンチャント(パーマネント)」は対象さえ正当であれば(プロテクト: 青や対象にならないクリーチャーとか以外のもの)どんなパーメネントにでも付けること ができる。 Curfew これは対象を取らないので、普段対象にならないクリーチャーを指定できます。 Energy Field ライフ紛失/支払と自分に与えるダメージ以外はすべて軽減されます。もう一つの能力は、 場からだけではなく何れかの理由でカードが墓地に置かれたときに起動します。 Exhaustion これはアンタップを飛ばさないので、クリーチャーでない、土地でないアーティファクト とエンチャントは普通にアンタップします。 Hermetic Study これはクリーチャに直接能力を与えているので、Humility や Humble で消せることができる。 Lilting Refrain エフェクトは Power Sink に似ているが、もし相手は払わないことを 選んだら、土地がタップされることはないし、マナプールは空にならない。 Lingering Mirage Phantasmal Terrain と Evil Presence みたいに、対象の土地は「島」になります。 本来の能力はすべて消され、青マナしか出さなくなる。 Pendrell Flux エコーと同じように、呪文コストを同じ色と割合でなければだめです。 Rewind 土地をアンタップするのは Rewind のエフェクトの一部です。もし Rewind が打ち消されたら 土地がアンタップしません。 Show and Tell カードは解決時に選ばれ、すぐさま場に出される。 Telepathy この「表す」(reveal)とは新しいテンプレート。今までの「すべてのプレイヤーが見える ようにテーブル上に表向きにする」と同じ意味です。 Time Spiral Time Spiral をゲームから取り除くと土地をアンタップするのはこの呪文のエフェクトの一部 です。Rewind を参照。 Turnabout これに新しい「一つを選ぶ:」のテンプレートはないが、モードを取る呪文です。 Veiled Crocodile もしトリガー能力を解決するときに相手の手札にカードがない場合、これが活性化します (例えば、Wheel of Fortune の途中とか)。一端活性化したら、 相手の手札にカードが加えられても再び眠ることはありません。 Veiled Sentry もし呪文にXがあれば、それは0として扱われる。 緑: Abundance これは継続的の代用エフェクトです。ドローする度に、土地または土地以外のが選べられる。 代用エフェクトであるため、能力は重複することはありません(一つのドローは一回しか入れ 替えられないからだ)。 Blanchwood Armor Maro と Empyrial Armor と同様、継続的の能力ので、森の数が代わる度修正 も代わります。 Carpet of Flowers これはフェイズ能力で、マインフェイズの間インスタントとして使えます(戦闘中に使えない ので注意を)。出されるマナは何色でもいいが、すべてのマナは同じ色でなければいけない。 Exploration Fastbond と Summer Bloom みたいに、マインフェイズに「土地をもう一枚が 置ける」能力を与えます。マインフェイズ以外に土地を置くことができません。 Fecundity クリーチャーが墓地に入る際、コントローラの墓地に入らなくてもそれをコントロールした プエイヤーはカードが引ける。 Gaea's Bounty Nature's Lore と同様、森である多形土地(マルチランド)をこれで出せる。 Greener Pastures 要は、一番土地の数が多いプレイヤーのアップキープの間に、そのプレイヤーの場に苗木 トークンが出る。もし数が平等であればなにも起こらない。(ガーズバン苗木生産機会として 考えればいい。:-)) Hidden Herd 土地をただ場に出す能力で起動しません。 Hidden Stag. Hidden Herd を参照。再び眠るとき、パーマネントタイプはエンチャント に戻る。 Priest of Titania カード名に「エルフ」があるものではなく、クリーチャータイプが「エルフ」(Elf または Elves) であるカードを参照にする。このカード実体もエルフなので数に入ります。 Sporogenesis 要は、胞子カウンターが載っているクリーチャーが墓地に入ったら、このエンチャントを コントロールしているプレイヤーの場にカウンターに等しい数の苗木トークンが出現する。 (Fallen Empires の胞子カードの胞子トークン と相性がいいです。) Venomous Fangs これは Lowland Basilisk と同じような能力ですが、クリーチャーは直ちに破壊 される。もしダメージが軽減または移し替えられたら、クリーチャーは破壊しません。 Wild Dogs Ghazban Ogreを参照。 赤: Acidic Soil クリーチャーの数は解決時に数えられる。 Brand アンチカードを除いて、「カードのオーナー」とは、ゲームの開始時にそのカードを自分の デッキに入れていた人のことです。 Bravado Maro と Empyrial Armor と同様、継続的の能力ので、クリーチャーの数が代わる度修正 も代わります。 Bulwark 対象のプレイヤーの手札にあるカードの数を、あなたの手札にあるカードの数から引く。 もし1以上でしたら、相手はそれに等しいダメージを受ける。 Disorder クリーチャーが何体あろうが、対象のプレイヤーが受けるダメージは2点のみ。(つまり、 Jovial Evil と違います。) Gamble 「then」に注意してください。まず、カードをライブラリーから手札に加えて、そして無作為 に1枚を選んで捨てます。このカードは名前の如く博打です。:-) Okk これは Goblin Flunkies と同じように扱われます。(但し、一方はパワーの修正を受けてい なければ2体のみで攻撃/ブロックはできない。) Outmaneuver これはトランプルと違います。ブロックされたクリーチャーのダメージがどこに与えられる かを変えるだけで、まだブロックされていると見做されます。 Raze これは「コスト:エフェクト」の新しいテンプレートです。宣言時に土地を生贄にし、もし 呪文が打ち消されたらその土地は戻ってこない。 Sulfuric Vapors これを言い換えれば、「すべてのダメージを与える赤呪文はさらに1点のダメージを与えます」 になる。 白: Angelic Chorus クリーチャーが場に出たら起動するから、召喚以外の方法で場に出ていても起動します。 クリーチャーでないパーマネントがクリーチャーになったり、クリーチャーのコントローラ が変わるときに起動しない。 Catastrophe これはモードを取る呪文だから、破壊されるパーマネントタイプは宣言時に決める。 Defensive Formation これは要するにすべてのブロックに参加しているクリーチャーにバンド能力を与えます。 一体の攻撃に参加しているクリーチャーが複数体のクリーチャーにブロックされたとき、 防御側のプレイヤーがダメージの割り振りを決めることができる。 Humble ターンの終了時までの Humility だから、そのカードに関するルールが全部応用する。 Opal Acrolith エンチャントに戻る能力は普通のインスタントだから戦闘時でも使えます。 Pariah これはダメージの自動移し変えなので、ダメージ軽減の第3段階で行われる。つまり、 ダメージがプレイヤーに移し変えられる前に軽減することができます。なお、そのダメージ が移し変えられてクリーチャーに与えられたら、新しいダメージ軽減フェイズが始まるから 新たに軽減できる機会がある。 Redeem 戦闘時のダメージ軽減フェイズに使ったら、クリーチャーに与えられた全ての戦闘ダメージ を軽減することができます。 Remembrance Mask of the Mimic と同様、カードをクリーチャータイプではなく名前で探しますので、コピー カードが死んだらそれがコピーしていたもの(もう一枚のコピーカードではなくて)を 探します。つまり、White Knight をコピーしている Clone が死んだら、Clone ではなく White Knight を探します。 Serra Avatar 1996 World Champion と同じように、ライフが変わる度このカードのパワー/タフネスも 変わります。シャッフルする能力は場からだけではなく、どんな理由でもで墓地に入った とき起動します。 Soul Sculptor この能力は基本的にどのクリーチャーでもを休眠エンチャントにする能力です。 Worship このテキストだと誤解を招きます。これは「あなたがクリーチャーを 1 体でもコントロール している限り、あなたのライフを 1 以下にするダメージはその代わりライフを1にします」 と読んでください。(要するに、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは Ali From Cairo になります。) アーティファクト: Cathodian Su-Chi と同じので、もし戦闘中に死んだら、コントローラはおそらくマナバーンを食らう。 Chimeric Staff この能力は Staff の基本パワー/タフネスを定めるから、Humility が出ていれば Staff が活性化 したら1/1になります。 Metrognome 一つ目の能力は Guerilla Tactics と同じように扱われる。 Noetic Scales これはフェイズ能力で、すべてのクリチャーは同時に戻る。 Temporal Aperature Elkin Bottle を参照。もしなにかの理由でライブラリーの上から手札以外 のところに移動されたら、もうプレイーすることができなくなる。 Thran Turbine これによってできたマナは、呪文の追加コスト(Gloom、Drain Life など) のためにでも使えません。エフェクトや呪文の解決などのコストのために使えます(例えば、 Nether Void や Fade Away など)。 土地:: Drifting Meadow/Polluted Mire/Remote Isle/Slippery Karst/Smoldering Crater 基本土地の同じ能力を持つけど、基本土地ではない。 Gaea's Cradle/Serra's Sanctum/Tolarian Academy 特定のパーマネントを一つでもコントロールしていなければマナを出すことができません。 (Reflecting Pool を参照。) Thran Quarry これはあなたのターンの終了時だけではなくて、すべてのターンの終了時にクリーチャーが いるかどうかをチェクします。 ではでは Ron Foster ron@bowneglobal.co.jp DCI 認定ジャッジ・レベル III