前回の投稿に余分なテキストがついていました、すいません。本題に戻ると、
>ライフが毎ターン減りつづけている訳ですが、これは「千日手」を構成しますか?
これは例示で「天使が攻撃をし、相手がブロックしない場合」ということですね。はい、CRの範疇において「千日手」です。なぜかというと、ゲームステータスは変化していますが、この状況においてライフの増減は、双方のコントロールする負けない能力による「千日手」の構成要素ではないからです。ターン番号の変化も同様です。例示ではライブラリ切れのケースしか気づいていませんでしたが、相打ち後の勝敗(またはドロー)がライフの状況により決定する場合があります。しかし、それは break loop の結果として起きることなので、やはり構成要素ではありません。
>なお、手順上のループという意味では、<中略>、手順が繰り返されることは永遠にありません。
ご指摘の通りです。その点、将棋においての千日手の定義は、同一手順ではなく同一局面での判断に変わっているそうです( ref.
http://www.webspace-jp.com/~mozu/mozuiro/moromoro/senkou.html ) その要点は MTG における loop にも適用できると思ったので「千日手」という用語を使いました。どちらも負けない局面が繰り返されるときに、それを行える手順上の順序組み合わせのバリエーションは考慮しない、break できる手順があるかどうかを判断するということになります。 このとき両者が協力しないと起こり得ない手順しかないのであれば、それがルールによって最終的に選択されることになる。というのは論理がスッキリしていると思います。
>現在のルールでは、ループを直感にそぐうように処理することはできません。可能なのは、(直感に反しても)ルールに従って処理することだけです。
結果として負けにつながる選択肢以外を選べない(選ばされてしまう)というのは確かにプレイヤーの直感に沿うものではないですし、もともとの質問の一部でもありました。