Re: 極悪な死と卓絶 by *ぱお*/米村_薫@回答
2002年3月23日(Sat) 15時19分13秒 返信する
<回答>
ダメージの場合は墓地のカードを取り除き、ライフの損失の場合はその2倍カードを引きます。
また、この場合のドローはスタックにのりません。
<根拠>
《卓絶/Transcendence》の能力は誘発型で、《極悪な死/Nefarious Lich》の能力は置換効果をもたらす常在型能力です。
ですから、ダメージの場合、まず常在型能力が適用され、《極悪な死/Nefarious Lich》の効果でライフを失う代わりに墓地にあるカードをゲームから取り除くことになります。
ライフを失っていないので、《卓絶/Transcendence》は誘発しません。
一方、ライフの損失の場合、《極悪な死/Nefarious Lich》の能力は効果を持ちませんので、《卓絶/Transcendence》の能力が誘発し、ライフを失った分の2倍だけライフを得ることになります。
そして、その「ライフを得る」ということが《極悪な死/Nefarious Lich》の効果で置換され、その枚数、つまり失うべきライフの2倍だけカードを引くことになります。
ドローがスタックに載るかどうかですが、この場合は、置換効果の結果としての行動なのでスタックに載りません。(Comp.Rules 408.2.)