• 翻弄する魔道士 by W.F@質問
      2001年9月24日(Mon) 13時33分33秒  返信する
    始めましてW.Fと申します。

    人づてに聞いた話ですが、
    [「荊景学院の戦闘魔道士赤キッカーで召還します」
    「メイジで禁止されてますよ」
    「禁止されたのは『緑バトルメイジ』です。『荊景学院の 戦闘魔道士』ではありません」]
    という場があったそうです。
    このような場合ジャッジはどのように判断を下せばよいのでしょうか。
    私としてはComp.Rules、200.1.により正しいカード名を指定していないことを理由にカード名宣言まで遡るか、出来なければお互いの確認不足により双方に何らかの指導行うのが適当だと思います。

    ルール・その他の適用が今ひとつ分からないのでご教授願います。


    • Re: 翻弄する魔道士 by *ぱお*/米村_薫@回答
        2001年9月24日(Mon) 17時09分44秒  返信する
       非常に微妙な話です。

       一言で答えるなら、正しいカード名を指定していないことで、その《翻弄する魔道士》は、何も指定していない物として扱うのが妥当だと考えられます。

       しかし、微妙なのはここからです。
       その戦闘魔道士をプレイしようとしたプレイヤーは、「みどりばとるめいじ」というカードがあると思っていたのでしょうか?
       どのようなフォーマットにおいても、トーナメント環境にはそのようなカードはありません。また、(プレリリースを除いては)トーナメントの参加者は、その環境について充分な知識を持っていることは前提です。
       ですから、当然、そのプレイヤーは「みどりばとるめいじ」というカードを指定されたときには、禁止されているカードが存在していないことに気付くはずです。
       では、なぜ彼はその宣言を看過したのか、と考えると、「みどりばとるめいじ」と宣言させておけば、《荊景学院の戦闘魔道士》をプレイできるままにできるから、というのが一つの理由だと考えられます。

       このように考えて、私がジャッジなら、この場合、《翻弄する魔道士》は何も禁止しないけれども、それについて意思疎通を怠ったことで双方のプレイヤーに注意を与えます。
       そのことがゲーム的に重大な意味を持つ場合には警告、あるいはそれ以上の罰則を与えることもあり得るでしょう。


      • Re: 翻弄する魔道士 by W.F@質問
          2001年9月24日(Mon) 18時58分01秒  返信する
        丁寧に説明いただきありがとうございます。

        気になったのですが《翻弄する魔道士》のようにカード名を指定する能力などがあった場合に何も指定しないことを選んでも良いのでしょうか。

        CRなどを参照したのですがいまいちしっくりとした解答を得ることが出来なかったのでもう一度質問させていただきます。

        • Re: 翻弄する魔道士 by *ぱお*/米村_薫@回答
            2001年9月24日(Mon) 19時59分16秒  返信する
           何も指定しないことは選べません。
           存在するカード名を選ぶのが当然です。
           そして、だからこそ、その宣言したプレイヤーにも注意や警告が与えられるわけです。

           なお、GP神戸のジャッジ・ミーティングでは「例えばBronze Tabletと宣言されたかのように扱えばいい」という結論になっていました。

          • Re: 翻弄する魔道士 by W.F@質問
              2001年9月24日(Mon) 21時19分22秒  返信する
            なるほど、私が変に解釈してしまったようです。
            長々とした質問に答えていただいてありがとうございました。