Re: <行き詰まり>について by *ぱお*/米村_薫@回答
2001年10月30日(Tue) 11時44分36秒 返信する
<回答>
プレイ次第です。
<根拠>
まず、《行き詰まり/Standstill》の文章を引用します。
「プレイヤーが呪文をプレイしたとき、行き詰まりを生け贄に捧げる。そうしたなら、そのプレイヤーの各対戦相手は、カードを3枚引く。」
このテキストを読むと、この能力が誘発型能力であることが判ります。従って、「プレイヤーが呪文をプレイしたとき」、スタックに積まれます。
1.相手の呪文がプレイされる。
2.《行き詰まり》の能力が誘発し、スタックに積まれる。
他に誘発するものがなければ、ここまでは確定です。
で、次ですが、スタックに積まれている《行き詰まり》の能力を解決するか、その前に《対抗呪文/Counterspell》などの打ち消し呪文(を含む他の呪文や能力)をプレイするか、どちらかになります。
ここで《行き詰まり》の能力を解決した場合、この時点で《行き詰まり》は生け贄に捧げられ、あなたがカードを3枚引くことになります。この場合、この後にあなたが《対抗呪文》をプレイしても、もちろん《行き詰まり》の能力が誘発することはありません。
他方、さきに《対抗呪文》をプレイした場合には、この《対抗呪文》によって《行き詰まり》の能力が誘発します。これ以上、どちらも呪文や能力をプレイしないのであれば、解決に入ります。まず《行き詰まり》の能力が解決され、《行き詰まり》が生け贄に捧げられ、あなたの対戦相手がカードを3枚引きます。その後、《対抗呪文》によって、最初の呪文が打ち消され、最初の呪文によって誘発した《行き詰まり》の能力が解決されます。しかし、この時点では、《行き詰まり》はすでに場には存在しないので生け贄に捧げることもできず、従ってこの効果は何もしません。
これで、スタックは空になります。