、《Mycosynth Golem/マイコシンスのゴーレム(5DN)》 by ミズタマ@質問
2004年6月24日(Thu) 00時36分56秒 返信する
CR 213.5.には、
パーマネントになる呪文の特性を何らかの効果によって変更した場合、
その効果は呪文の解決後に生成されたパーマネントにも適用される。
とあり、呪文や常在型でない能力による無期限の継続型効果がパーマネント呪文の
特性を変更した場合、場に出たパーマネントにもその無期限の効果が引き継がれ、
同様に、呪文や常在型でない能力による有期限の継続型効果の場合は、
その有期限の効果が引き継がれるはずです。
では、《Mycosynth Golem/マイコシンスのゴーレム(5DN)》により
親和(アーティファクト)を得たアーティファクト・クリーチャー呪文が
スタックから場に出る場合、そのアーティファクト・クリーチャーは
引き続き親和(アーティファクト)を得たままなのでしょうか?
《Mycosynth Golem/マイコシンスのゴーレム》のこの効果は、
スタック上の(特定のタイプの)パーマネント呪文だけの特性を変更する、
“常在型能力”による継続的効果です。
(おそらく、これはマジック初です。
スタックだけでなく全領域でオブジェクトの特性を変更する、
“常在型能力”による継続的効果ならば、過去にも
《Celestial Dawn/天界の曙光(6E)》《Conspiracy/奸謀(MM)》
《Mycosynth Lattice/マイコシンスの格子(DST)》として存在していました。)
よって、418.4aにあるように、影響を受けるべきオブジェクトが
スタック上のアーティファクト・クリーチャー呪文である間だけ
適用されるという固定されていない効果であるため、
場に出たアーティファクト・クリーチャーには
もはや親和(アーティファクト)を付与する効果は及ぼされない、と思うのですが…。