《奪取(6E)》と烈日、X系、キッカー by ミズタマ@質問
2004年8月05日(Thu) 18時06分28秒 返信する
《Desertion/奪取(6E)》で打ち消されたアーティファクト呪文やクリーチャー呪文(以下、その呪文)は、墓地に置かれる代わりに《奪取》のコントローラーの下で場に出ますが、その呪文が以下の条件を持つ場合の処理について教えてください。
[1] その呪文が烈日を持つ場合、場に出る際に(対応する種類と個数の)カウンターは付随しますか?
(a) 502.37a「烈日は、オブジェクトがスタックから場に出る際に機能する常在型能力である。~」より、いつスタックから場に出るかは問われてないので、カウンターは付随する。
(b) 502.37b「烈日は、呪文の解決時にのみ、~適用される。~」に反し、その呪文の解決時でないときに場に出るため、カウンターは付随しない。
[2] その呪文が可変コスト(マナ・コストの{X}、追加コストの任意枚数の手札捨て、など)を持つ場合、呪文の宣言時に決めたその値の情報は、場に出るパーマネントに引き継がれますか?
(a) その呪文の解決時ではないとき(《奪取》の解決時)に場に出るため、可変コストの値は0として扱われてしまう。よって、引き継がれない。
(b) 場に出る前に一度打ち消されているため、宣言時に選択した情報がリセットされる。よって、引き継がれない。
[3] その呪文がキッカーを持つ場合、宣言時にそのキッカー・コストを支払った記憶は、場に出たパーマネントに引き継がれますか?
(a) 「その呪文の解決時ではないときに場に出たら、キッカー・コストを支払った記憶がなくなる」という意図の文章は、CRには特に明記されていない。よって、引き継がれる。
(b) 場に出る前に一度打ち消されているため、宣言時に支払った記憶がリセットされる。よって、引き継がれない。