>Date: Fri, 24 Jul 1998 14:23:50 +0100 >From: Paul Barclay >Subject: [O] Oracle notes, part 1 (Timing and Rules Summary) >To: Recipients of MTG-L digests *** マジック:ザ・ギャザリングのオラクル・リファレンスガイドについての注釈 *** *** July 20 1998 *** *** Part 1 *** Compiled by: Dave DeLaney (rec.games.trading-cards.magic.rules NetRep) Paul Barclay (mtg-l@oracle.wizards.com NetRep) Edited by: Paul Barclay 翻訳: *ぱお*/米村 薫 一般の注釈: * これらの注釈は、私達がNetRepとして、オラクル・リファレンスガイドのカード  表記などを解釈したものである。それぞれの注釈はオラクルの誤りや、オラクル  以外のテキストからの機能的な変化、あるいはオラクルの文章を理解するための  ヒントを示している。すべての変化や誤りを見つけたことは保証できないけれど、  ほとんどの変化や誤りは示してある。 * オラクルは1997年の終わり以降に出た新しいルーリングに合わせてはいない。  オラクルに同梱の、「1998年裁定と訂正」のファイルに入っている裁定は、  オラクルに含まれていない−このため多くのカードは誤った項目を含んでいる。  そのいくつかはこのドキュメントに示してある。ほとんどはそうではない。 * オラクルは一般の用語について、非常にいいかげんである。「能力」という語を  使うべき時に「効果」という語を使っていることはよくあるし、テンプレートに  従っていないこともよくある(特に、トリガーつき能力の「〜いつでも」という  新しいテンプレートについては顕著である)。 * オラクルでは、「compare」という語がよく用いられている。「contrast」という  語のほうが望ましい。 * オラクルではよく「permanently」という語を用いているが、この語は、現在の  テンプレートにそぐわない語なので無視せよ。 * 毒クリーチャーは、毒カウンターからの死についての覚え書きがあるべきである。  このルールは、オラクルのルール・サマリーに含まれている。 オラクルの、タイミングについての記事: * この中で、「トリガーの状態の中で言及される全ては、能力がトリガーした時に  固定される、その特性とコントローラーを得る」というルールが書かれている。  これは、Pandemoniumを扱うために修正されている。 * ダメージ軽減の部分で、ダメージ軽減の最後にダメージを成功裏に与えると言う  イベントがあり、プレイヤーにライフを失わせると書かれている。同時に、この  イベントがクリーチャーを破壊するときであって、その後にルール・トリガー、  トリガーつき能力などが続く、と書かれている。これは、ちょっと違う。全ての  副次効果がプレイされたあとで、クリーチャーは破壊される。 * 次の段落は間違っているので、無視すべきである:  「しかしながら、呪文や能力をプレイすることを最初から禁止する能力や効果は、  マナ・ソースであっても防止する」 * フェイズ能力の項で、フェイズ能力の発生源のコントローラーがフェイズ能力の  コントローラーであり、またアクティブ・プレイヤーがその能力をプレイすると  書かれている。これは能力のプレイヤーが、そお能力をコントロールすると言う  ルールに矛盾する。 * フェイズを飛ばす。コストとしてフェイズを飛ばすことはすべて、次のその類の  フェイズを飛ばすように書き換えられているので、この章には、それを反映して  書き換えられた一つか二つの段落が必要である。「ターンを飛ばす」の段落も、  このTime Vaultに関する更新を反映させるべきである。 オラクルのルール・サマリー: * 「アーティファクトがタップされているとき、そのアーティファクトが土地か、  クリーチャーでなければ、(フェイズ・コスト、アンタップ・コストを除いて)  その能力をプレイすることはできない」−例外に触れていない。 * 「プレイヤーが呪文や能力をプレイしてバッチをはじめた場合、両プレイヤーに  対応する機会が与えられる」−その呪文【訳注:や能力】が打ち消された場合は、  そうではない。(その場合、ニュートラル状態に戻る) * 特性のリストから「パーマネント・タイプ」と「土地タイプ」が抜けている。 * 「すべてのカードとパーマネントは、未定義であっても、これらの特性をすべて  持っている。例えば、アーティファクトはパワーの特性を持っており、それらは  0として考えられる」−これは、特性のルール変更に関する公式な声明である。  すべてのパーマネントは、それが不適当でも、全ての特性を持つ。 * クロックワーク・クリーチャーに関する裁定は「カウンター」のルールによって  変更されている。 * 「効果の基本の色は、その発生源の解決時の色である」−これは能力の場合には  宣言時と考えるべきである。発生源の特性は、宣言時に固定される。呪文の場合、  この文章は正しい。 * 「入場能力には2種類ある。一つめが「《このパーマネント》が場に出たとき、  《これをする》」で、もう一つが「《この種のパーマネント》が場に出たときは  いつでも、《これをする》」である」−これは、テンプレートの変更に関しての  公式な声明である。一つめのものはそのパーマネントが場に出たときに起こるが、  二つめのものはその場合には起こらない。哀しいことに、オラクルのテキストは  この変更を反映していない。(おそらくUrza's Sagaで使われるだろう) * 「どちらが先に負けを認めるかという議論が解決できない場合、そのデュエルは  引き分けと考える。プレイヤーは、デュエルを引き分けとすることもできる。」  −これは新しいルールである。DCI公認トーナメントでは、このルールは現在  取り入れられていない。標準フロアルールには、投了に関するルールがある。 * 「呪文や能力と、それらの効果はプレイした人間によってコントロールされる。  これは、(ズアーの運命支配のような)プレイヤーと発生源のコントローラーが  異なる場合にも真である」−これはすべての場合において真ではないが、普通の  能力に関しては真である。 * コピーカードについての内容は、新しいコピーカードの裁定に従うべきである。  「コピーカード」の項は無視せよ。 * 「呪文や能力がプレイされたとき、トリガーつき能力のシリーズがあとに続き、  それからインタラプトを使えるニュートラル状態になる。呪文や能力を打ち消す  ことはこのプロセスを早まって終わらせはしない」−インタラプトを唱えるには  対象が必要である。 * 「パーマネントが、同種の他のものではなく、自身のカウンターを特定するとき  名前やパワー/タフネスの修正によるのではなく、『その』カウンターを示す」  −これは「カウンター」のルールにより、現在では正しくない。 * 「それぞれの累加アップキープは独立に記録されているので、パーマネントが、  新しい累加アップキープコストを得た場合、新しいコストは元のものにあわせて  高くなりはしない」−これは新しい「累加アップキープ」の裁定により、すでに  正しくない。 * 「両方のプレイヤーが、同時にダメージの割り振りを決めなければならない場合、  アクティブ・プレイヤーから先にその選択を行なう」−これは選択的ではない。  常にアクティブ・プレイヤーが先に決定する。 * 「ダメージ軽減のあと、致死ダメージを受けた全てのクリーチャーを破壊して、  各プレイヤーのライフにダメージを割り当てるという単一のイベントが起こる。  プレイヤーのライフがある値以下に減ることを防ぐ継続的効果は、今はダメージ  軽減の開始時ではなく、ここで適用される」− Ali From Cairoは、Hypnotic  Specterによるディスカードを防がなくなったことに注意。 * オラクルは、攻撃は攻撃宣言という行動ではなく、優先権の譲渡であると定めた  (これは、なぜ対戦相手だけが対応できるかの理由である)。 * 「効果の解決は、普通は単一のイベントだが、『それから』という語は、効果を  複数のイベントに分けるための分割者として用いられる。例えば「一枚ドロウし、  それから、一枚を選んで捨てる」という効果は、二つのイベントから構成される。  これは、呪文や能力の効果と同様に、「ルール・トリガー」つき効果についても  正しい」−ルール・トリガーについてはそうではない。ルール・トリガーは全て  単一のイベントの中でプレイされるので、その効果の部分ごとの処理の間には、  マナ・ソースを使う隙間は存在しない。 * 「裏返しにしたクリーチャー」についての項目は、現在のルールからは根本的に  逸脱していて、いくつかの奇妙な状況が起こりうる。しかし、トーナメントでは  それらはまず見掛けられない。 * 「例えば、物を裏返しにする効果は二つ(Illusionary MaskとCamouflage)で、  それらは全てクリーチャーだけに作用する。従ってそのカードセットにおいては、  プレイヤーは裏返しになったものに Shatterを唱えることはできない」−これは  誤りである。Shatterではなく、Xenic Poltergeistの能力、と言うべきである。 * 「以下の類の選択は、呪文や能力をプレイする時ではなく解決する時に行なう。  (1):どのパーマネントを生贄に捧げるか」−これに「どのパーマネントを生贄に  捧げないか」も含まれる。これがCataclysmの選択を解決時に行なう理由である。 * 「レジェンドを、こう生贄に捧げることは「ルール・トリガー」つき効果である。  (「ルール・トリガー」つき効果を参照)。これは効果ではなくルールなので、  フェイズ・アウトしていたレジェンドが場に戻ってきたときにも無視されない。  (フェイジングを参照)」−この理由づけは間違っている。この本当の理由は、  ルール・トリガーが「場に出た」ことにトリガーするわけではなく(実際の所、  これらは何にトリガーするわけでもない)、イベントの後でプレイされるからに  すぎない。 * 「レジェンドについてのルールをアーティファクトやエンチャントにも拡張する。  現在のところ、伝説のアーティファクトやエンチャントは存在しない」−これは  明らかに間違っている(Sword of the Chosenがある)。 * 「呪文がリンボにあるとき、そのコントローラーの手札にあるとも場にあるとも  考えない。これはつまり、リンボにあるカードは、ランダムに一枚捨てるような  コストとして使うことはできないし、効果によって影響を受けない(それ自身を  対象とするインタラプトを除いて)」−リンボにある呪文も効果の影響を受ける。  そう多くはないものの。Celestial Dawnは、そうした効果の唯一の例である。 * 「エンチャント移動」の項は完全に無視すべきである。これに関しては、新しい  「エンチャント移動」の裁定で置き換える。 * 「『ゲーム外』。『ゲームから除外』を参照」−これは、「脇」ゾーンが、既に  なくなったことを公式に示している。脇にカードを置くために用いられた全ての  カードは、ゲームから除去するようになった。これは「ゲームから除外」の項に  より詳しく記載されている。 * 「個別エンチャントが、そのエンチャントしているパーマネントと別にフェイズ・  アウトした場合、フェイズ・インした時には元のパーマネントの上に帰ってくる」  −誰もこれについて尋ねたことはないから、これは新しい裁定である。現在の所、  これを起こす方法は存在しない。 * 「『ルール・トリガー』効果はアクティブ・プレイヤーによってプレイされるが、  コントローラーは存在しない」−これは機能的な変化である。 * シリーズについての裁定中に、ある能力を一度しか使えないと言う記述はない。  これは置換能力についてのみの変更である。フェイズ/ターンの開始/終了時に  プレイするフェイズ能力は「ターンに一度だけ」という文章を持っている。また  トリガーつき能力はトリガーするごとに一度しかプレイできないので、どちらも  影響を受けない。 * 「例えば、プレイヤーは 青くないパーマネントを対象としてPyroblastを唱え、  その後で Thoughtlaceで対象のパーマネントを青くすることはできない。呪文や  能力がプレイされたら、その対象は変化しない」−ここに二つの間違いがある。  「Pyroblast」ではなく「Red Elemental Blast」であるべきだし、最後の一文は  間違いである。対象を変化させる呪文【訳注:や能力】は存在する。 * 「ほとんどのトリガーつき能力は強制的である。すなわち、トリガーするごとに  可能であればプレイされなければならない。それらの能力は、典型的には「この  トリガー状況が起こったとき、これをする」と書かれている。一部のカードは、  「これをする」という代わりに「これをしてもよい」と書かれており、これは、  トリガーされた能力をプレイすることが選択的であることを意味する」−これは  完全には正しくない。そのような能力はプレイされなければならない。しかし、  何もしないことを選択することができる。 * 「以下のゾーンが存在する:墓場、手札、場、ライブラリ、リンボ、フェイズド・  アウト、ゲームから除外、である。効果がカードを「脇に置いた」場合、それを  「ゲームから除外」ゾーンに置き、何がそこに置いたかを記録する」−この中に  「アンティ」ゾーンが抜けていることに注意。また、「プレイの外」ゾーンが、  「フェイズド・アウト」ゾーンと改名された(これはよい変更である)。 Paul Barclay. -- --------------------------------------------------------------------- -- -- Churchill College, Cambridge, England CB30DS -- (Phone: 0958-980-180) -- -- Official MTG-L Network Representative for Wizards of the Coast, Inc. -- ============================================================================ >Date: Fri, 24 Jul 1998 14:27:23 +0100 >From: Paul Barclay >Subject: [O] Oracle notes, part 2 (Unlimited to Legends) >To: Recipients of MTG-L digests *** マジック:ザ・ギャザリングのオラクル・リファレンスガイドについての注釈 *** *** July 20 1998 *** *** Part 2 *** Compiled by: Dave DeLaney (rec.games.trading-cards.magic.rules NetRep) Paul Barclay (mtg-l@oracle.wizards.com NetRep) Edited by: Paul Barclay 翻訳: *ぱお*/米村 薫 Unlimited: * Badlandsには、現在も「半分だけ変化する」という裁定を書いてある。これは、  "conversion"の裁定で除かれている。これは誤りである。 * Cloneは、 元の色をコピーすることに関して「通常のコピーカードと違う」とは  見ない;Copy Artifact、両方のShapeshifter、Echo Chamberのトークン、Dance  of Manyのトークンは全てそうである。これは誤りである。 * Consecrate Landの表現は無効である。 第5版のルールの下においては、土地が  再生できるかどうかは Consecrate Landが保護できるかどうかには関係しない。  それは生贄に捧げられた土地や、埋葬された土地を保護はできない。しかしもう  「埋葬」という語は失われて、「破壊され、再生できない」土地は保護される。  これは、Consecrate Landの裁定に関する誤りである。 * Demonic Tutorは「非公開グループから」ではなく、 「隠された情報」について  考える必要がある。プレイヤーは、前者が参照することについての考えを持つ。  これは誤りである。 * Earthbindの新しい語法は、能力がトリガーする時、エンチャントする物に関する  情報が固定されることから成立する。結局、飛行を持つクリーチャーに付いたら、  その状況を見て、そして2ダメージを与える。 * Illusionary Maskの能力は、召喚呪文をプレイのと同様にプレイされるけれども、  呪文のプレイ中にはインタラプトが使えないのでカウンターできない。 * Library of Lengの「"do A or do B" と書かれた能力でディスカードする場合、  ディスカードを選ぶことはコストの支払いであり、強制されたものではない」と  いう部分は、「"A" の部分としてディスカードする場合」が正しい。 Bの部分は  効果であって、コストではない。これは Library of Lengの裁定の誤りである。  また、オラクルにおける機能変化でもある。 * Living Artifactの、他のアーティファクトに動かした場合にカウンターを失う、  という注釈は「エンチャント移動」のルールによって、誤りである。 * Pestilenceの注釈は「他の、あなたがプレイするターン終了時の能力があれば」  というのが正しい。他のプレイヤーの能力であれば、Pestilenceのチェック時の  シリーズの一部としては処理できない。これはPestilenceの裁定の誤りである。 * Power Sinkの「土地を、マナを出すために強制的にタップさせる、ということに  関しては Drain Powerの裁定を参照」と書いてあるが、これは除く必要がある。  呪文のために支払えないマナを出す土地をタップしないことについての記述も、  除かなければならない。これらは誤りである。 * Rock Hydraの2段落目は、もう「head counters」を参照はしない。 なぜなら、  カードテキストにそう書かれていないからである。それらのカウンターは +1/+0  カウンターである。これは誤りである。【+1/+1カウンターの誤り。】 * Time Vaultの二つめの能力は「あなたの次のターンを飛ばす:〜〜」が正しい。  これは誤りである。 * Verduran Enchantress: 『全て』の意味で、エンチャントは単に移動するだけで、  再びプレイされたわけではない。これは新しい『エンチャント移動』のルールに  よる。これは誤りである。 * Vesuvan Doppelgangerの裁定は『コピーカード』の新しい裁定により、ほとんど  間違いとなった。これは誤りである。 * Word of Command: Commandされた呪文には、インタラプトされるタイミングも、  対応されるタイミングもない。これは機能変化である。 Promotional Cards: * Nalathni Dragonのテキストには『bury』が残っている。これは誤りである。 Arabian Nights: * Bazaar of Baghdadなどの、Library of Lengを参照する全ての裁定においては、  「あなたのライブラリの上にディスカードする」ことを許すという注釈ではなく、  ディスカードされたカードをあなたのライブラリの上に置けると書くのが正しい。  これは誤りである。 * Cuombajj Witchesは、「対象の対戦相手」ではなく「対戦相手一人」が正しい。  これは誤りである。 * Cycloneは、アップキープ能力と独立したアップキープコストを持つのではなく、  拡張アップキープ能力を持つ。第5版のPrimordial Oozeのような文章になった。  これは機能変化である。 * Dandan、Island Fish Jasconius、Merchant Shipは、「真の生息条件(島)」を  持つようになった。今まではそれの模倣であった。これは機能変化である。 * Jandor's Ringは、置き換え能力の文ではなくなった。 引いたばかりのカードを  ディスカードすることができなければ、コストを支払うことはできない。これは  機能変化である。 * Magnetic Mountain は「各ターン、各青クリーチャーは、そのコントローラーが  追加で4マナを支払わない限りアンタップしない」と書かれている。この能力は  よい表記ではない。Paralyseのように働くべきであり、これは誤りである。 * Old Man of the Seaは、合理的ではない理由で機能変化がされている。この版は  コントロールを得るクリーチャーは Old Manよりもパワーが小さい必要がある。  元の表記では、コントロールを得るクリーチャーのパワーが Old Manのものより  大きくない必要がある。 * Oublietteの記述は「Oublietteが場に出たとき、対象のクリーチャーはフェイズ・  アウトする。そのクリーチャーはOublietteが場にある限りフェイズインしない。  Oublietteが場を離れた場合、 そのクリーチャーはタップし、召喚酔いになって  フェイズ・インする」と書くべきである。クリーチャーをゲームから除かない。  これは誤りであり、また訂正された場合に機能変化である。 * Shahrazadの 「サブ・ゲームにおいて除かれたカードは、親ゲームにおいても、  除かれたままとなる」というのは逆転であるが、多くの意味を持つものである。  これは機能変化である。 Antiquities: * Artifact Wardは、 真の「プロテクション(アーティファクト)」を持つように  更新された。これは、つまりアーティファクトの能力やアーティファクト呪文は  エンチャントされたクリーチャーを対象としても自動的に失敗するのではなく、  そのクリーチャーを対象とする事ができなくなった。これは機能変化である。 * Clockwork stuffで、「カウンターの互換性」の逆転により他の方法による+1/+0  カウンターであってもX個以上は置けない。これは誤りである。 * Cursed Rackで、 何を捨てるか(捨てないか)の選択は能力の解決時に行なう。  これはFuneral Charmと同じ方法である。 * Gate to Phyrexiaは、強制フェイズ能力ではなく、選択フェイズ能力を持った。  これは機能変化である。 * Ivory Towerの表記は 「アップキープの開始時に何らかの方法でカードを引いた  場合」と書くべきである。これはTowerの裁定の誤りである。 * Mishra's Factoryの、Assembly Workersにはクリーチャータイプがない。これは  機能変化である。 * Power Artifactで、コストが2GGの場合、GGではなく1GGになる。これは  機能変化である。 * Tawnos's Coffinは、Oublietteと同じ類の不一致がある。 詳しくはOublietteを  参照。これは誤りであり、また訂正された場合に機能変化である。 * Tawnos's Wandは第4版に更新されていた。これは新たな公式訂正である。 * Tetravusは、「トークンと考える」カウンターを場に出せる唯一のものである。 * Transmute Artifactで、支払うべきコストを0未満にすることはできないことに  注意せよ。また、今の表記では差、新しいアーティファクトのキャスティング・  コスト、その間の任意の数を支払うことができる。これは機能変化である。 * Triskelionは、上に乗っている 全ての+1/+1カウンターを飛ばすことができる。  これはTriskelionの裁定の誤りである。 Legends: * Anti-Magic Auraについての最初の注釈は不正確である。 「インスタントとして  プレイされる」呪文は、それをチェックするあらゆる場合において、その本来の  タイプのままである。したがって、Hydroblastはこれがエンチャントされている  クリーチャーを対象とできる。Hydroblastはエンチャントでもインスタントでも  ソーサリーでもないからである。これはAuraの裁定の誤りである。能力に関する  記述は正しい。「〜〜としてプレイされる」能力は、そのタイプのものである。 * Chains of Mephistophelesの一部は、「その代わりに手札から一枚選んで捨て、  そしてカードをドロウする」と読み替える。書かれたままならば、影響を受ける  すべてのドロウをディスカードで置き換えることになり、それは意図に反する。  これは誤りである。 * Cocoonは、エンチャント移動に関する逆転の影響を受ける。Cocoonを動かしても  古いカウンターを除いたり新しいカウンターを与えたりはしない。最終行にある  ない場合のアップキープ能力の使用に対応して動かしたとしても、最初にあった  クリーチャーにカウンターを乗せ、新しいクリーチャーの上に来たときに生贄に  捧げられる。2つのクリーチャーに飛行と+1/+1を与えることはしない。 これは  Cocoonの裁定の誤りである。 * Divine Interventionの最終行は独立した能力ではなく、 それはフェイズ能力の  一部である。これは誤りである。 * Eurekaのテキストには「then」が存在しないので、最後に書かれている、複数の  パーマネントが場に出てくる間に解決されるトリガーつき能力についての記述は  正しくない。これはEurekaの裁定の誤りである。 * Forethought Amuletは、ソーサリーとインスタントの呪文だけでなく、能力にも  適用されるということがはっきりした。 * Glyph of Delusionの裁定は誤りである。 テキストに「対象のクリーチャー」と  書かれているのに、裁定では壁がブロックした全クリーチャーに適用するように  考えられている。これはGlyphの裁定の誤りである。 * Halfdaneの二つめの裁定は今や正しくない。パワーやタフネスを変更する場合、  以前のパワーやタフネスへの修正を上書きする(基本値を定めるのではない)。  Bad MoonやCrusadeの修正は、 この能力が使われた後で場に出たのでない限り、  適用されない。これはHalfdaneの裁定の誤りであり、機能変化でもある。 * Hazezon Tamarは、フェイズインしたあとのアップキープにも、Sand Warriorsを  出すようになった。場に出た時にトリガーするでもチェックするでもなく、後で  調べるだけである。これの最後の注釈は誤りである。なぜなら、フェイズインは  場に出たものとして考え、ただ場に出た瞬間を見ることができないだけである。  これはHazezonの裁定の誤りである。 * Johanの能力はやや複雑になった。 攻撃クリーチャーの選択前のトリガーつきの  シリーズでプレイするし、攻撃時にトリガーする。これは機能変化である。 * Knowledge Vaultはうまく書き直された。 だが、この3つめの能力以外の理由で  生贄になったとき、これがゲーム外に置いたカードはそのままで戻ってこない。  これは機能変化である。 * Nova Pentacleは 「対象の対戦相手」ではなく「対戦相手一人」である。これは  誤りである。 * Pit Scorpionの2文目は覚え書きである。毒による死亡はルールブックにある。  全毒クリーチャーに適用され、裁定の影響を受けない。これは誤りである。 * Psychic Purgeは もう呪文や能力の源のコントローラーを考えず、呪文や能力の  コントローラーだけを考慮するようになった。これは機能変化である。 * Puppet Masterの1つめの能力は「……代わりにオーナーの手札に戻す」と書く。  これによって置換能力となり、2つめの能力と同時に働くようになった。これは  誤りである。 2つめの能力は、Lightning Cloudのものと類似したトリガーつき  能力である。Puppet Masterが、場ではなく墓場にあるときに使うと考えられる。  対象が手札に戻ったとき、これは対象不適当のルール・トリガーによって生贄に  捧げられるからである。これはOracleに記されていないが、機能変化である。 * Quarum Trench Gnomesは平地が<白>を出すかどうかと言うことを問題にしない。  これは半分平地の二重土地にも影響し、無色マナだけを出すようにする。これは  機能変化である。 * Rasputin Dreamweaverの上にあるDreamカウンターが7つ未満だったら、 ターン  開始時にタップ状態だったかどうかにかかわらずアップキープの間にもう一つの  Dreamカウンターを得る。これは機能変化である。 * Sword of the Agesのテキストは、クリーチャーが生贄に捧げられていないので、  「これによってゲームから除かれたクリーチャーのパワー合計」である。これは  誤りである。 さらに、Fling問題があるので、生贄に捧げられた【=ゲームから  除かれた】時のクリーチャーのパワーを覚えておく必要がある。これは、Flingと  同じように行なう。 * Venarian Goldの一つめの裁定は、エンチャント移動の更新によって逆転された。  移動してもカウンターは残る。これはGoldの裁定の誤りである。 * Voodoo Dollに関して。与えられたテキストは無意味であり、何がXか示さない。  最後の能力は「XX,Tap:Voodoo Dollは対象のクリーチャーかプレイヤーにX点の  ダメージを与える。XはVoodoo Dollの上のpinカウンターの数である」とする。  これは誤りである。Oracleの語に従うと、最後の能力でプレイヤーにダメージを  与えられなくなった。これは理由のない機能変化である。 * Wall of Shadows (と、Wall of Vapor)はテキストに書いてある通りに作用する。  つまり、ブロックされているクリーチャーからのダメージは0に減少し、それが  戦闘ダメージかどうかには関係しない。これは、Wallの裁定の誤りである。 Paul Barclay. -- --------------------------------------------------------------------- -- -- Churchill College, Cambridge, England CB30DS -- (Phone: 0958-980-180) -- -- Official MTG-L Network Representative for Wizards of the Coast, Inc. -- ============================================================================ >Date: Fri, 24 Jul 1998 14:31:57 +0100 >From: Paul Barclay >Subject: [O] Oracle notes, part 3 (The Dark to Alliances) >To: Recipients of MTG-L digests *** マジック:ザ・ギャザリングのオラクル・リファレンスガイドについての注釈 *** *** July 20 1998 *** *** Part 3 *** Compiled by: Dave DeLaney (rec.games.trading-cards.magic.rules NetRep) Paul Barclay (mtg-l@oracle.wizards.com NetRep) Edited by: Paul Barclay 翻訳: *ぱお*/米村 薫 The Dark: * Ball Lightningはよい語になった。「ターン終了時に、これをする」というのは、  「各ターンの終了時にこれをする」というのと機能的に同一である。 * Elves of Deep Shadowの能力はマナ・ソースとしてプレイされるようになった。  これは特定カードの訂正であり、他の、類似のカードは変化していない。これは  機能変化である。 * Frankenstein's Monsterには2つの問題がある。まず「墓地のクリーチャー」を  参照しているが、これは、「墓地にあるクリーチャー・カード」である。これは  誤りである。二つめは場に出たときの能力がプレイされるとき、クリーチャーは  既に場に出ているので、キャスティング・コストのXは0である。これはEndless  Screamと同様に処理する。 * Preacherは「対象の対戦相手」ではなく「対戦相手一人」と書かれるべきである。  これは誤りである。 * Season of the Witchの、 Caverns of Despairに関係する記述は、正しくない。  Caverns of Despairは他のものと同じように攻撃するものを防ぐことが出来て、  攻撃することを防がれたクリーチャーは、攻撃していないので、破壊されない。  これはSeasonの裁定の誤りである。 * Spitting Slugの一つめの能力は、 Torrent of LavaやResuscitateのような物が  追加の能力を与えた場合に問題が生じる。書かれた通りにプレイすべきである。 * Venomの表現は不明瞭である。「その、壁でないクリーチャー」と読み替えた上、  プレイすべきである。 * War Bargeの、地形渡りに関する覚え書きは一文目の後にあるべきである。また、  最後の2文はWar Bargeが場に残っている場合にも再生を禁止するように読める。  この「再生を禁じる」部分はトリガーつき能力である。これは誤りである。 * Worms of the Earthのカード・テキストと裁定は一致していない。テキストでは  プレイヤーが土地をプレイすることを禁止しているが、裁定では、「土地が場に  出ることを禁止している」と考えているように思える。元のカードは、「新しい  土地は場に出れない」となっているので、テキストが不正確で、裁定が正しい。  これは誤りである。 Fallen Empires: * Bottomless VaultはPower Sinkに関する不正確なコメントがついている。これは  Vaultの裁定の誤りである。 * Farrel's Mantleはクリーチャーに起動能力を与える。これは機能変化である。 * Goblin Flotillaの能力は、Goblin Flotillaが戦闘に参加していて、かつ適当な  クリーチャーにブロックされ、あるいは適当なクリーチャーをブロックしている  場合にのみ考慮する。これは機能変化である。 Ice Age: * Chaos Lordについて。フェイズ能力の裁定は、アクティブ・プレイヤーがLordの  アップキープ能力をプレイする、ということである。つまり、あなたのターンに  Lordの能力を使ってコントロールを得ることはできない。 * Chromatic Armorについて。コストとして色を選択する。これは機能変化である。 * Despotic Scepterはコントロールしているものしか生贄に捧げられなくなった。  (元は「埋葬」で、オーナーだけが問題になった)これは機能変化である。 * Droughtは、呪文や能力のプレイ・コストとして沼を生贄に捧げることを求める。  これは機能変化である。 * Essence Vortexはモーダルではない。これはEssence Vortexの裁定の誤りである。 * Forgotten Loreは「対象の対戦相手」ではなく「対戦相手一人」である。これは  誤りである。この能力は、置換能力のように書かれているが、置換能力ではなく  トリガーつき能力である。これは機能変化である。 * Gaze of Painは起動能力である。これは機能変化である。 * General Jarkeldは「交換」を意味して「switch」という語を使っている。 単に  正しくないテンプレートを使っただけである。これは誤りである。この交換は、  一つのクリーチャーをブロックするクリーチャーの全てが場を離れても起こる。  正確には、攻撃クリーチャーを交換している(対象にしている)のだが、それは  どちらにせよ同じことである。 * Goblin Sappersは、戦闘以外の時にその能力を使った場合、Lowland Basiliskと  全く同じように働く。 * Ice Cauldronについて。2つめの能力の最終行は、2つめでなく1つめの能力に  あるべきである。これは誤りである。Ice Cauldronからのマナは、呪文コストの  あらゆる部分を支払うために使用でき、それは外部からのコストも含む。これは  Ice Cauldronの裁定の誤りである。 * Icy Prisonの2つめの能力は悪い表現である。この表現では、あなたは、生贄に  捧げるのを防げない。 「すべてのプレイヤーは、{3}を支払うことでこの能力を  カウンターできる」となるべきである。これは誤りである。 * Illusionary Prescenceは「積雪」地形渡りは選択できない。これはPrescenceの  裁定の誤りである。 * Infernal Denizenの文章は「対象の対戦相手」ではなく「対戦相手一人」である。  これは誤りである。フェイズ能力の対象は宣言時に対戦相手が選ぶ(沼を生贄に  しても対象の選択はなされる)。そして、沼は解決時に生贄に捧げられる。 * Jester's Maskは、 対戦相手の手札とライブラリから手札を選ぶ、べきである。  これは誤りである。 * Land Cap、 Lava Tubes、 River Delta、 Timberlime Ridge、 Veldtについて。  これらのカード全て「あなたの次のアンタップフェイズにアンタップしない」と  書くべきところに「次の」が落ちている。これは誤りである。 * Lava Burstの裁定は正しいが、理由が誤っている。ダメージを減少させる能力は  確かにプレイされているが、ダメージ軽減ではないので通常通り働く。これは、  Lava Burstの裁定の誤りである。 * Nature's LoreはForestを場に出すが、Forestをプレイはしない。これはNature's  Loreの裁定の誤りである。 * Necropotenceの文章は、裏返しでゲームからカードを除く、と書くべきである。  また、脇に置いたカードは、それまで表であっても常に裏返しである。これらは  誤りである。 * Oath of Lim-Dulのテキストは、「あなたが失った生命1点ごとに……」と書く。  ダメージは生命を失わせるからである。ダメージを受けた場合、Oathはその後の  生命を失うことをチェックし、それによってトリガーされる。これは誤りである。 * Soldevi MachinistのマナはGloomの物のような追加のペナルティを支払うために  使うことができる(ペナルティが適当な能力に適用されている場合は)。これは、  Machinistの裁定の誤りである。 * Walking Wallの能力は、ターン中に支払うことができるマナの量に限界ができた。  これは機能変化である。 Homelands: * Chain Stasisのテキストは、「Chain Stasisが、クリーチャー一体をタップ又は  アンタップしたとき、そのクリーチャーのコントローラーは、{2}{U}を支払って  そのプレイヤーの選ぶ、対象のクリーチャーをタップ又はアンタップできる」と  書くべきである。記述のままだと、その裁定に反する(そして裁定が正しい)。  これは誤りである。 * Faerie Nobleは「permanently」という語を用いているが、この能力は、明らかに  継続的能力である。これは誤りである。 * Timmerian Fiendsについて。(Fiendsは既に墓地にあるが)アーティファクトを  再生することができる。再生しても所有権の交換を打ち消さないが、場に残る。  これは機能変化である。 * Wall of Kelpの2つめの能力には「壁は攻撃に参加できない」という覚え書きは  ない。しかし、この当たり前の事実を疑うこともできない。 Alliances: * Bounty of the Huntの文章は最新の訂正に従っていない。これは誤りである。 * Gustha's Scepterは「ゲームから『裏返しに』除く」。「そのカードをいつでも  見てよい」と書くべきである。Oracle版はそうではない。これは誤りである。 * Ivory Gargoyleの1つめの能力にある「それ」と「Ivory Gargoyle」という語は、  その能力に意味を持たせるためには逆にすべきである。これは誤りである。 * Library of Lat-Namの表記は、「対象の対戦相手」ではなく「対戦相手一人」と  すべきである。これは誤りである。 * Lim-Dul's Vaultの選択は、不明な情報を含んではいないが、解決時に行なう。 * Misfortuneの表記は、「対象の対戦相手」ではなく、「対戦相手一人」とする。  これは誤りである。 * Phyrexian Portalは、「対象の対戦相手」ではなく、「対戦相手一人」とする。  これは誤りである。 Paul Barclay. -- --------------------------------------------------------------------- -- -- Churchill College, Cambridge, England CB30DS -- (Phone: 0958-980-180) -- -- Official MTG-L Network Representative for Wizards of the Coast, Inc. -- ============================================================================ >Date: Fri, 24 Jul 1998 14:37:06 +0100 >From: Paul Barclay >Subject: [O] Oracle notes, part 4 (Mirage to Tempest) >To: Recipients of MTG-L digests *** マジック:ザ・ギャザリングのオラクル・リファレンスガイドについての注釈 *** *** July 20 1998 *** *** Part 4 *** Compiled by: Dave DeLaney (rec.games.trading-cards.magic.rules NetRep) Paul Barclay (mtg-l@oracle.wizards.com NetRep) Edited by: Paul Barclay 翻訳: *ぱお*/米村 薫 Mirage: * Armor of Thornの裁定は新しい「エンチャント移動」の裁定に従う必要がある。  これは誤りである。 * Basalt GolemのStoneトークンは戦闘終了時に場に出る。これは機能変化である。 * Consuming Ferocityはカウンターの発生源を区別しない。 クリーチャーが+1/+0  カウンターを3つちょうど乗せている場合、破壊される。これはOracleにおける  機能変化である。本来1文目の終わったあとに改行が必要であるが、Oracleには  存在しない。これは誤りである。 * Cursed Totemの裁定は「呪文、能力、あるいは効果では、マナ・ソースの使用を  阻害できない」と書くべきである。これはCursed Totemの裁定の誤りである。 * Forsaken Wastesは「Forsaken Wastesを対象とする呪文を唱えるのに成功した時、  ……」と書くべきである。今の表記では、呪文ごとに何回でもトリガーされる。  これは誤りである。 * Grinning Totemはカードをゲームから除くと書いていない。しかし実際は除く。  これは誤りである。 * Mangara's Blessingは「ターン終了時に2点の生命を得て、……戻る」と書く。  これは誤りである。 * Mangara's Tomeは「それらのカードは、Mangara's Tomeによって扱われない」と  書くべきであるが、現在の表記ではそうはなっていない。これは誤りである。 * Null Chamberは「対象の対戦相手」ではなく「対戦相手一人」と書くべきである。  これは誤りである。 * Power Sinkは不正確な裁定が下されている。 Unlimited版を参照のこと。これは  誤りである。 * Preferred Selectionは「……、カードを一枚選ぶ。そして、以下から一つ選ぶ。  ……」と書くべきである。これは誤りである。 * Purgatoryには、Mangara's Tomeと同じ問題がある。同じ訂正をするべきである。  これは誤りである。 * Reign of Terrorはモーダルな呪文であって、モーダルな能力ではない。 これは  誤りである。 * Seeds of Innocenceは、アーティファクトの破壊が防がれた時も生命を与える。  これは機能変化である。 * Soul Echoの能力は置換能力であり、ダメージ転嫁ではない。これは誤りである。  「対象の対戦相手」ではなく、「対戦相手一人」である。これは誤りである。 * Zirilan of the Clawは「ターン終了時」で、 「各ターンの終了時」ではない。  これは機能変化である。 Visions: * Brood of Cockroachesは「ターン終了時に1点の生命を失い、……戻る」と読む。  これは誤りである。 * City of SolitudeはCursed Totemと同じ裁定の問題がある。これは誤りである。  そして、その能力ははっきりさせるために「呪文と起動コストを有する能力」と  するべきである。これはルールの問題ではない。 * Corrosionは、場を離れたときの能力の記述部の前に改行が必要である。 これは  誤りである。 * Desertionは「その代わりに」という語を用いたので、Scragnothに関する混乱が  解決した。 * Eye of Singularityについて。一つめの裁定は誤りである。名前が Eyeによって  確認されるときにはもうそのレジェンドは存在していない。これは誤りである。  Eyeの2つの能力は異なったように働く。1つめはBlanket of Nightの影響下で  TaigaとTundraが出ている場合(それらはSwampの名を持つ)に働くが、2つめは  名前が異なるので働かない。また、同時に場に出た場合にそれら全てのカードを  破壊するようになったと言う点で機能的に異なる。これらは全て機能変化である。 * Lichenthropeの能力は、他の副次効果がプレイされたときにはプレイされない。  これは置換能力であり、その前にプレイされる。これは、Lichenthropeの裁定の  誤りである。 * Three Wishesの覚え書きはカードテキストであるべきである。これは誤りである。 * Time and Tideの文章は(一つめは)「クリーチャー」でなく、「クリーチャー・  カード」であるべきである。これは誤りである。 Weatherlight: * Bosium Stripはカードが墓地に行く場合にのみそれを除くようになった。呪文の  カードが墓地に行く場合にのみ、除かれる。 バイバック呪文は、Stripを使って  手札に戻すことができるようになった。 Memory LapseはStripによって使われた  呪文をライブラリの上に戻すようになった。これらは機能変化である。(つまり  通常通りリンボに行き、墓地に行こうとする(そして失敗する)だけである)。 * Desperate Gambitは書かれていないけれどもダメージ軽減の間にプレイされる。  これは「対象の対戦相手」でなく「対戦相手一人」である。これは誤りである。 * Gemstone Mineは正しい表現がなされていない。 裁定通りにカードが働くには、  最後の文(トリガーつき能力)の前に改行が必要である。これは誤りである。 * Goblin Bombの表現は「対象の対戦相手」ではなく、 「対戦相手一人」である。  これは誤りである。 * Llanowar Sentinelは 「そのカード」ではなく「そのクリーチャー」が正しい。  これは誤りである。 * Mana WebはPandemoniumのルールによって修正されている。能力の解決時までに、  タップ状態だった土地がアンタップ状態になっても、Mana Webの能力は無視する。  これは機能変化である。 * Odylic Wraithは沼渡りの覚え書きがない。これは誤りである。 * Sylvan Hierophantは、 処理するクリーチャーカードを対象にするべきである。  これは誤りである。 * Thran Tomeは、「対象の対戦相手」でなく「対戦相手一人」であるべきである。  これは誤りである。 Tempest: * Altar of DementiaはFlingの問題を抱えている。Flingと同様に処理する。 * Cursed Scrollは「対象の対戦相手」でなく「対戦相手一人」であるべきである。  これは誤りである。 * Echo Chamberは「対象の対戦相手」でなく「対戦相手一人」であるべきである。  これは誤りである。 * Endless Screamは、カードが場にあるときにはXが0であるけれども作用する。  これは「カードがルール通りだと働かない場合、カードが勝つ」の例である。 * Intuitionは、「対象の対戦相手」ではなく「対戦相手一人」であるべきである。  これは誤りである。 * Magnetic Webのテンプレートは正しくない。 記述通りだとすると、WebはMagnet  カウンターの乗っているクリーチャーが2体攻撃しても1度しかトリガーせず、  混乱を招く。 * Pallimudは対象を取るパーマネントである。 * Phyrexian Grimoireは二枚のカードを対象にとることを書く必要がある。これは  誤りである。また「対象の対戦相手」でなく「対戦相手一人」であるべきである。  これは誤りである。 Paul Barclay. -- --------------------------------------------------------------------- -- -- Churchill College, Cambridge, England CB30DS -- (Phone: 0958-980-180) -- -- Official MTG-L Network Representative for Wizards of the Coast, Inc. -- ============================================================================