Thursday, June 1, 2006
DCI Judges
トーナメントの主催者はプレイヤー各個人がトーナメントで楽しめるようにするのが仕事ですが、ジャッジは全てのプレイヤーが楽しめる公正なトーナメントを運営するのが仕事です。トラブルを未然に防ぐために、プレイヤーが仕出かしてしまいがちな違反を列記しておきます。このリスト(あるいは主催者が自ら見つけ出したもの)を受付に掲示しておくのもいいでしょう。
一般
- トークンやカウンターとしてトークンでないカードを使ったり、違うトークンやカウンターを表すのに同じ道具を使ったりする。
- 後での見返りを求めて投了する。
- サイドボードをデッキと一緒に分けておかず、他のカードとまぜこぜにしてある。
- 自分のライフ総量を正確に記録する手段を持っていない。
- 真空独楽のようなプレイミス(中度)、あるいはシャッフル中に手を滑らすなどで、余計なカードを見る。
- マリガンをした後などで、ゲーム開始時にカードを取りすぎる。
- 相手が不正なプレイをしたときに、ジャッジを呼ばない。
- 特にREL3以上の大会で、相手のデッキをシャッフルしない。
- 自分のデッキをきちんとシャッフルしない。
- 新しいマッチの開始前に、デッキを元の状態に戻しわすれる。
- ゲームの終了時に、相手のカードを自分のデッキに混ぜてしまう。
- 調子くれる。
- 散らかす。
- 対戦相手にルールについて質問する。あなたの意図が見抜かれるかも。
- 対戦相手でもスタッフでもない人相手に、現在のゲームについて話をする。
スリーブ
- 酷く傷ついたスリーブを使う。
- 使用禁止されているスリーブを使う。
- スリーブの中のカードの一部が上下逆になっている。
- サイドボードにだけ新しい(あるいは古い)スリーブを使う。
デッキリスト
- デッキリストにDCI番号や名前を書かない。
- デッキリストに土地を書かない。
- 汚い字で書く。
- カード名を(ラスとか)略したり、(ボロスの兵士とか)間違ったりする。
- リミテッドで、playedとtotalの欄を間違える。
- リミテッドで、デッキリストに数でなく正の字を書く。
- シールドのチェック後に、カードをシャッフルしてから渡す。
結果登録用紙
- 結果登録用紙にサインしないで席を離れる。
- 結果について意見が食い違う。(結果登録用紙を使わないときに多い)
- 勝負がつかなかったゲームを引き分けとして記録しない。
- 試合結果が正しいかどうか確認せずにサインする(あるいはまったくサインしない)
続編として、「失格になりかねない誤解」というのを企画しています。