2013年10月14日更新
2014年3月10日更新
2014年12月1日まで有効
2014年12月31日まで有効
この「マジック:ザ・ギャザリング・プレミア・イベント招待ポリシー」(以下「招待ポリシー」)は、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストLLC(「ウィザーズ社」)が本文書の更新日から2014年12月31日23:59(PT)に行うプレミア・マジック:ザ・ギャザリング・イベントならびにそれらへの招待や不戦勝を与える予選イベントへの招待基準と参加資格を表すものである。この文書の最新版は http://www.wizards.com/wpn/Document.aspx?x=Magic_The_Gathering_Premier_Event_Invitation_Policy から確認できる。
プレミア・イベントには以下の物が含まれる(「プレミア・イベント」)。
招待ポリシーは、複数の言語で公開されている。英語版とそれ以外の版の記述が異なっていた場合、英語版を参照して処理を行なうこと。
招待ポリシーに関する具体的な質問は、ウィザーズ社のヘルプ・システム(http://wizards.custhelp.com/ )を用いて(英語で)行なうことができる。その場合、表題に「Invitation Policy Inquiry」と明記すること。
ウィザーズ社は、参加資格や招待基準など、招待ポリシーないしプログラムを予告なく停止し、修正し、あるいは変更する権限を専有する。
現在資格停止を受けているプレイヤーが認定イベントに参加したり、プレインズウォーカー・ポイントによる招待や不戦勝を受けたりすることは認められない。
雇用状況(ウィザーズ社、ハズブロー、その他の被雇用者であるなど)によって、特定の個人が認定イベントに参加することが認められない場合がある。詳細については、マジック・イベント規定を参照のこと。
イベントは、その参加資格や制限などによって、自由参加イベントと招待選手限定イベントに分類される。自由参加のイベントには、そのプレイヤーが資格停止中でなく、マジック・イベント規定に記されている一般のイベント参加資格を満たしており、また、地理的な制限など、その自由参加のイベントに関する制限に反していない限り参加が認められる。招待選手限定のイベントに参加できるのは、ウィザーズ社による招待を受け取ったプレイヤーだけである。
招待ポリシーで定められた方法で与えられた招待は、定められた形式でイベント主催者が提出しイベントの結果や報告がウィザーズに確認されたことによってのみ与えられる。
招待ポリシーで定められた招待は、招待ポリシーに例外が明記されていない限り、他のプレイヤーに譲渡することはできない。招待はその適用されるイベントにのみ適用され、将来のイベントに繰り越すことは出来ない。ある特定のイベントにプレイヤーが参加できるかどうかは、招待ポリシーに定められた条件による。その一例に、そのイベントへの参加資格を満たしていることと、参加者同意書にサインしていることが挙げられる。
特に招待ポリシーに規定されていない限り、招待は拒否できない。プレイヤーが招待を使用できない(あるいはしない)イベントに関して、その招待が他のプレイヤーに割り当てられることはない。
招待を受けた場合、当該イベントのイベント招待者リストにおいて名前が掲示されることを理解し、許諾したものとする。イベント招待者リストは、http://www.wizards.com/ において、当該イベントのファクト・シートに記載される。
招待、不戦勝、それに関連するその他の賞は、完全なイベント結果がウィザーズ社に報告され、受理され、確認されてから与えられる。イベント・スタッフが不正あるいは不正確に招待を発表した場合、ウィザーズ社はその招待や不戦勝その他の賞を差し止める独占的決定権を留保する。調査の結果によって、DCIは招待を取り消すこともあり得る。この種の決定は最終決定であり、上告は認められない。
ウィザーズ社は、適宜、他の招待や不戦勝を与える独占的決定権を持つ。
プレミア・イベントやプロツアー・プレイヤーズ・クラブ会員資格によって、賞金、航空券、宿泊権利(以下「トラベル賞」)という形の賞が与えられることがある。それらの賞は招待ポリシーの規定、またウィザーズ社の定めるその他のポリシーや同意に基づいて与えられる。
プレイヤーがトラベル賞を与えられた後、当該イベントの前または当該イベント中に資格停止処分を受けた場合、そのプレイヤーは、(1)そのイベントに参加できず、(2)そのトラベル賞は失効する。
プレイヤーがトラベル賞を受けるには、以下の条件などを満たす必要がある。
以下のプレミア・イベントにおいて得られる賞金およびトラベル賞は、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社アメリカ本社より贈られる。
注:上記の各プレミア・イベントの賞金は、アメリカドル建てである。
プロツアー・プレイヤーズ・クラブによる賞金および航空券は、ウィザーズ社より贈られる。
ヨーロッパおよび(日本以外の)アジア太平洋地域のグランプリ本戦における賞金およびトラベル賞は、その地域のウィザーズ・オブ・ザ・コースト社支部より贈られる。それらの地域での賞金およびトラベル賞については、各地のウィザーズ・オブ・ザ・コースト社支部に問い合わせること。各地のウィザーズ・オブ・ザ・コースト社支部の連絡先は、付録Aを参照。
賞金に関して、以下の追加の条件が科せられる。
(1)署名済みのConsent and Release Agreement (2)該当する税金に関する書類 (3)本人証明書類 (4)その他ウィザーズ社が求める書類
受賞権利を持つプレイヤーは、その賞を得たプレミア・イベントの日から数えて1年以内に賞金について主張しなければならない。
トラベル賞受領資格のあるプレイヤーは、その件について当該プレミア・イベントの開始30日前までにウィザーズ・オブ・ザ・コースト社またはその代理人と連絡し、手配しなければならない。この期日までに手配されなかった航空券は失効する。
トラベル賞に関して、以下の追加の条件が科せられる。
プロツアー・プレイヤーズ・クラブ会員資格で賞金および航空券を受け取ることに関する情報は、http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=protour/playersclub/guidelines で開示されている。
プレミア・イベントによってトラベル賞を得ることに関する情報は、http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=protour/default/travelawardletter で開示されている。
ウィザーズ社は、賞金その他の賞の構成を変更したり、交換したりする権限を専有する。
トラベル賞は以下の条件に従う。
(1)署名済みのConsent and Release Agreement (2)該当する税金に関する書類 (3)本人証明書類 (4)その他ウィザーズ社が求める書類
トラベル賞に関するさらなる情報については、 http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=protour/default/travelawardletter を参照のこと。
招待ポリシーにおいて定める様々なイベントには、そのイベントに参加する、あるいはそのイベントへの招待権利を得るにあたって、居住地による参加資格が定められているものがある。居住地によって制限される参加資格/招待は、以下の物がある。
ある特定の年に、居住地によって制限される参加資格/招待(上記)を得る資格を得るには、そのプレイヤーは以下のどちらかに当てはまらなければならない。
居住地によって制限される参加資格/招待(上記)を決定するにあたって、プレイヤーのその年の居住国は同年1月1日に決定される。居住国は、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の組織化プレイ・データベースに登録されているプレイヤーの住所による。
プレイヤーが自身の居住国を変更したい場合、そのプレイヤーは審判請求に関する招待ポリシーの規定(第6節)に従うこと。それらの審判請求は当該イベントの行われる年の3月1日までに受理されなければならない。
変更理由としては次のようなものがある。
プレイヤーは、1シーズンに1つの国のワールド・マジック・カップ予選にしか参加できず、ワールド・マジック・カップでは1つの国の代表チームにしか所属できない。
ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは地域別の参加や招待のためにプレイヤーの居住国を決定する最終権限者である。
一部のプレミア・イベントにおいて、プレインズウォーカー・ポイントによる招待や不戦勝が提供されている。プレインズウォーカー・ポイント、プレインズウォーカー・ポイントのカテゴリー、どのイベントがどのカテゴリーにポイントを与えるのかについての詳細は、プレインズウォーカー・ポイント・サイト(http://www.wizards.com/Magic/PlaneswalkerPoints )のインフォメーション部分を参照のこと。
招待ポリシー内で(以下で)示す期間の定義は、定期的に更新される。招待ポリシーの最新の版はWPN公式ページ(http://www.wizards.com/wpn/Document.aspx?x=Magic_The_Gathering_Premier_Event_Invitation_Policy )から取得できる。
プレミア・イベントの招待や不戦勝に関連するプレインズウォーカー・ポイントには3つのカテゴリーが存在する。
期間ポイントは、グランプリへの不戦勝を決めるために用いられる。
期間ポイントのシーズンは、下記に示すシーズン期間内に行われる全ての競技イベント(カジュアル・イベントを含まず、プロツアー、ワールド・マジック・カップ、マジック:ザ・ギャザリング世界選手権を除く)からなる。
各期間ポイント・シーズンにおいて、必要なだけの期間ポイントを貯めたプレイヤーは、そのシーズンの残りの期間ならびに次の期間ポイント・シーズンに開催される全てのグランプリにおいて、1回戦、2回戦、あるいは3回戦の不戦勝を得る。
期間ポイント・シーズン | 期間 | 不戦勝を得るグランプリの開催期間 |
2013年第1シーズン | 2012年12月17日〜2013年3月17日 | 2013年第1シーズン、2013年第2シーズン |
2013年第2シーズン | 2013年3月18日〜2013年8月11日 | 2013年第2シーズン、2013年第3シーズン |
2013年第3シーズン | 2013年8月12日〜2013年12月1日 | 2013年第3シーズン、2014年第1シーズン |
2014年第1シーズン | 2013年12月2日〜2014年3月9日 | 2014年第1シーズン、2014年第2シーズン |
2014年第2シーズン | 2013年3月10日〜2013年6月1日 | 2014年第2シーズン、2014年第3シーズン |
2014年第3シーズン | 2013年6月2日〜2013年8月24日 | 2014年第3シーズン、2014年第4シーズン |
2014年第4シーズン | 2013年8月25日〜2013年11月30日 | 2014年第4シーズン、2015年第1シーズン |
年間ポイントは、ワールド・マジック・カップ予選への招待を決めるために用いられる。
年間ポイントのシーズンは、下記に示すシーズン期間内に行われる全ての競技イベント(カジュアル・イベントを含まず、プロツアー、ワールド・マジック・カップ、マジック:ザ・ギャザリング世界選手権を除く)からなる。
各年間ポイント・シーズンにおいて、必要なだけの年間ポイントを貯めたプレイヤーは、特定年のその国のワールド・マジック・カップ予選への招待を得る。
年間ポイント・シーズン | 期間 | 招待される年 |
2013年シーズン | 2012年4月2日〜2013年3月17日 | 2013年ワールド・マジック・カップ予選 |
2014年シーズン | 2013年3月18日〜2014年6月1日 | 2013年ワールド・マジック・カップ予選 |
プロ・ポイントは(a)マジック:ザ・ギャザリング世界選手権への招待 (b)ワールド・マジック・カップに招待される国別代表チームの選抜 (c)プロツアー・プレイヤーズ・クラブの会員資格(特定のイベントに関しては以下の表を参照) を決めるのに用いられる。プロツアー・プレイヤーズ・クラブについての詳細は、http://www.wizards.com/Magic/TCG/Events.aspx?x=protour/playersclub/guidelines で確認できる。
プロ・ポイント・シーズンは下記に示すシーズン期間内に行われる全てのプロツアー、グランプリ、ワールド・マジック・カップ、マジック:ザ・ギャザリング世界選手権からなる。2013-2014年プロ・ポイント・シーズンから、プレイヤーの合計に加算されるグランプリは当人の成績上位5イベントだけである。
プロ・ポイント・シーズン | 期間 | 得られる特典 |
2012-2013年シーズン | 2012年5月14日〜2013年5月19日 | 2013年世界選手権、2013年ワールド・マジック・カップ、2012-2013年プレイヤーズ・クラブのシーズン中昇格、2013-2014年プレイヤーズ・クラブのシーズン開始時のレベル決定 |
2013-2014年シーズン | 2013年5月20日〜2014年8月3日 | 2014年世界選手権、2014年ワールド・マジック・カップ、2013-2014年プレイヤーズ・クラブのシーズン中昇格、2014-2015年プレイヤーズ・クラブのシーズン開始時のレベル決定 |
プロ・ポイントが与えられるのは、各イベントの最終日、最終順位が決定した後であるが、招待が発生する場合はその前である。特定のイベントで実際にプレイしたプレイヤーだけが、そのイベントのプロ・ポイントを得る。プロ・ポイントは付録Cのプロ・ポイント表に基づいて与えられる。
プレイヤーが、招待や不戦勝に悪影響を与えるようなマッチ記録の誤りがあると確信した場合、以下の方法でウィザーズ社に公式に審判請求をすることができる。
プレインズウォーカー・ポイントによる招待や不戦勝に関する審判請求のための申請は、当該イベントの開始する4週間前までにウィザーズ社に届いていなければならない。
詳細については、プレインズウォーカー・ポイントに関するイベント審判請求ポリシーに記載されている。当該ポリシーの最新版は http://www.wizards.com/wpn/Document.aspx?x=Event_Appeal_Policy から参照できる。
プレインズウォーカー・ポイントに関する審判請求は、http://www.wizards.com/Magic/PlaneswalkerPoints/Forms/Appeal にあるプレインズウォーカー・ポイント・イベント審判請求フォームから行なう。当該フォームにアクセスするためには、プレインズウォーカー・ポイント・アカウントへのログインが必要である。
プロツアー・プレイヤーズ・クラブ・レベルによる招待や不戦勝に関する審判請求は、その大会が開始する10日前までに書面で届いていなければならない。
プロツアー・プレイヤーズ・クラブ・レベルに関するプレイヤーからの審判請求は、ウィザーズ社のカスタマー・サービス(http://wizards.custhelp.com/ )から(英語で)行なうことができる。その場合、表題に「Pro Tour Playeres Club Inquiry」と明記すること。
(第4節に規定されている)居住地による参加資格に関して、プレイヤーが現在の居住国を変更する場合、その変更が影響するイベントが行なわれる年の3月1日までに書面で届いていなければならない。
居住による参加資格に関する審判請求は、ウィザーズ社のカスタマー・サービス(http://wizards.custhelp.com/ )から(英語で)行なうことができる。その場合、表題に「Residental Eligibility Appeal」と明記すること。
これらの審判請求に関するウィザーズ社の決定は最終決定であり、上告は認められない。認定イベントに参加することにより、プレイヤーは、ウィザーズ社が独占的に決定するそれらの決定に従うことに同意したものとする。
プロ・ポイント・シーズンを通して最も多くのプロ・ポイントを得たプレイヤーは、最優秀選手賞を得る。2人のプレイヤーが同店で会った場合、最優秀選手賞を定めるための1マッチによる決勝戦が行なわれる。
それまでのプロ・ポイント・シーズンに一度もプロツアーやワールド・マジック・カップ、世界選手権に参加したことのないプレイヤーの中でプロ・ポイント・シーズンを通して最も多くのプロ・ポイントを得たプレイヤーは、最優秀新人賞を得る。2人のプレイヤーが同店で会った場合、最優秀新人賞を定めるための1マッチによる決勝戦が行なわれる。
マジック:ザ・ギャザリング世界選手権は、招待選手限定のイベントである。マジック:ザ・ギャザリング世界選手権への招待を受けるには、以下の基準を満たさなければならない。
2014年のマジック:ザ・ギャザリング世界選手権の招待選手は、以下の基準を満たしたプレイヤーである。
注:上記の複数の基準を満たしたプレイヤーがいる場合も、招待は繰り下がらない。複数の基準を満たしているプレイヤーが属する招待基準の分は、以下に定める全体代表の枠が追加される。
注:マジック:ザ・ギャザリング世界選手権ならびにワールド・マジック・カップは、プロツアーではない。
各地域に属する国の一覧は、付録Bを参照のこと。
ワールド・マジック・カップは招待選手限定のチーム戦イベントである。招待選手は各国代表の4人チームを編成して対戦する。参加資格を有する国の一覧は、付録Dを参照。
特定国のワールド・マジック・カップの国別代表チームに参加する資格を有するプレイヤーは、当該国の市民であるか、あるいはその年の1月1日から続けてその国に居住しているプレイヤーだけである。詳細については、第4節「居住地による参加資格」を参照のこと。
2014年ワールド・マジック・カップの国別代表チームは、以下のプレイヤーによって構成される。
ワールド・マジック・カップ予選の優勝者が国別代表チームの国別王者になった場合、そのワールド・マジック・カップ予選において次点であったプレイヤーにワールド・マジック・カップへの招待が与えられる。ワールド・マジック・カップ予選の優勝者がワールド・マジック・カップに参加できない場合、そのプレイヤーの得るべき招待はそのワールド・マジック・カップ予選における次の順位のプレイヤーに与えられる。
2014年国別王者がワールド・マジック・カップに参加できない場合、そのプレイヤーの得るべき招待は2013-2014年プロ・ポイント・シーズン終了時の次の順位のプレイヤーに与えられる。
2014年ワールド・マジック・カップへの招待の繰り下げについては、2013年11月1日までにウィザーズ・オブ・ザ・コーストに提出されなければならない。
ワールド・マジック・カップ予選は招待選手限定のイベントである。このプレミア・イベントは、ワールド・マジック・カップに代表チームを参加させる資格を持つ国においてのみ開催される。
すでにワールド・マジック・カップへの招待を受けているプレイヤーは、その年のワールド・マジック・カップへの招待選手を決めるワールド・マジック・カップ予選には参加できない。
特定国のワールド・マジック・カップ予選に参加する資格を有するプレイヤーは、当該国の市民であるか、あるいはその年の1月1日から続けてその国に居住しているプレイヤーだけである。ワールド・マジック・カップ予選に参加したプレイヤーは、その年の間、他の国でワールド・マジック・カップ予選に参加することは(ワールド・マジック・カップの代表チームに参加することも)できない。詳細については、第4節「居住地による参加資格」を参照のこと。
各国の2014年ワールド・マジック・カップ予選への招待者は、以下の条件による。
2014年ワールド・マジック・カップ予選が開かれる予定の国および各国の必要最低点については付録D参照。
以下の条件を満たすプレイヤーは、ワールド・マジック・カップ予選で不戦勝を受けることがある。
プレイヤーは、ワールド・マジック・カップ予選において1〜2回戦の不戦勝を得ることがある。不戦勝はそのワールド・マジック・カップ予選でも、他のワールド・マジック・カップ予選にも累積されない。不戦勝の繰り下げはなく、また譲ることも認められない。不戦勝は次のワールド・マジック・カップ予選に持ち越すことはできない。複数の理由によって不戦勝を得る場合、そのもっとも大きい数字の不戦勝だけが有効となる。
プレイヤーが不戦勝を受けた場合、各ラウンドで3点のマッチ・ポイントを得る。そのプレイヤーのオポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージの計算には含まない。不戦勝を得ているプレイヤーは、そうでないプレイヤーに比べてタイブレイカー上有利になることになる。
プレイヤーは、(ワールド・マジック・カップ予選開催日の)プロツアー・プレイヤーズ・クラブのレベルに基づいて不戦勝を得る。
不戦勝 | プロツアー・プレイヤーズ・クラブのレベル |
1 | ゴールド |
2 | プラチナ |
プロツアー殿堂顕彰者は、各ワールド・マジック・カップ予選で1回戦の不戦勝を得る。
プロツアーは、招待選手限定のイベントである。
プロツアーへの招待は、以下の基準による。
各プロツアーの前には、プロツアー予選と呼ばれる一連のイベントが行なわれる。プロツアー予選は、特定のプロツアーへの招待を賭けた、自由参加のイベントである。
以下に示すプレイヤーは、それ以降、(Magic Online プロツアー予選を含む)そのプロツアーの予選に参加することはできない。
認定イベントに参加できる、それ以外のプレイヤーは、プロツアー予選に参加することができる。
グランプリは自由参加のイベントである。
以下の条件を満たすプレイヤーは、個人戦グランプリにおいて不戦勝を得ることがある。
プレイヤーは、個人戦グランプリにおいて1〜3回戦の不戦勝を得ることがある。不戦勝はそのグランプリでも、他のグランプリにも累積されない。不戦勝の繰り下げはなく、また譲ることも認められない。不戦勝は次のグランプリに持ち越すことはできない。複数の理由によって不戦勝を得る場合、そのもっとも大きい数字の不戦勝だけが有効となる。
プレイヤーが不戦勝を受けた場合、各ラウンドで3点のマッチ・ポイントを得る。そのプレイヤーのオポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージの計算には含まない。不戦勝を得ているプレイヤーは、そうでないプレイヤーに比べてタイブレイカー上有利を得ることになる。
2013年9月5日から、チーム戦グランプリでチームが不戦勝を得ることはなくなった。
プレインズウォーカー・ポイントによる不戦勝は、特定の時期に行なわれるグランプリ全ての不戦勝を与えることになっている期間ポイント・シーズンに基づいて与えられる。詳細については、第5節「プレインズウォーカー・ポイントによる招待と不戦勝に関する招待ポリシーの規定」を参照のこと。
グランプリの期日 | 不戦勝を与えるために用いるシーズン |
2013年3月18日〜2013年8月11日 | 2013年期間ポイント第1シーズン、2013年期間ポイント第2シーズン |
2013年8月12日〜2013年12月1日 | 2013年期間ポイント第2シーズン、2013年期間ポイント第3シーズン |
2013年12月2日〜2014年3月9日 | 2013年期間ポイント第3シーズン、2014年期間ポイント第1シーズン |
2014年3月10日〜2014年6月1日 | 2014年期間ポイント第1シーズン、2014年期間ポイント第2シーズン |
2014年6月2日〜2014年8月24日 | 2014年期間ポイント第2シーズン、2014年期間ポイント第3シーズン |
2014年8月25日〜2014年11月30日 | 2014年期間ポイント第3シーズン、2014年期間ポイント第4シーズン |
各期間ポイント・シーズンにおいて、必要なだけの期間ポイントを貯めたプレイヤーは、そのシーズンの残りの期間ならびに次の期間ポイント・シーズンに開催される全ての個人戦グランプリにおいて、1回戦、2回戦、あるいは3回戦の不戦勝を得る。
不戦勝 | 必要な期間ポイント |
1 | 400 |
2 | 750 |
3 | 1500 |
プレイヤーは、(当該グランプリ当日付の)プロツアー・プレイヤーズ・クラブのレベルに応じた不戦勝を得る。
不戦勝 | レベル |
2 | シルバー |
3 | ゴールドまたはプラチナ |
プロツアー殿堂顕彰者は、グランプリにおいて3不戦勝を得る。
グランプリ・トライアルは自由参加のイベントである。
各個人戦グランプリの前には、グランプリ・トライアルと呼ばれる一連のイベントが行なわれる。グランプリ・トライアルの優勝者には、当該グランプリにおける一定数の不戦勝が与えられる。
2013年9月5日から、グランプリ・トライアルによってチーム戦グランプリでの不戦勝が与えられることはない。
グランプリ・トライアルの優勝者は、当該個人戦グランプリにおける2回戦の不戦勝を得る。
上記の他のマジックのイベントからは、招待ポリシーに定めた大会への直接の招待は発生しない。
オーストラリア、バングラデシュ、カンボジア、中国、香港、インド、インドネシア、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナム
アフガニスタン、アルバニア、アンドラ、オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、ボツワナ、ブルネイ・ダルサラーム、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、イングランド、エストニア、フェロー諸島、フィンランド、フランス、フランス領ポリネシア、ドイツ、ジブラルタル、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イスラエル、イタリア、カザフスタン、クウェート、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マケドニア、マルタ、マイヨット、モンテネグロ、ナミビア、オランダ、オランダ領アンティル、北アイルランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア連邦、サンマリノ、スコットランド、セネガル、セルビア、スラブ共和国、スロヴェニア、南アフリカ、スペイン、スワジランド、スウェーデン、スイス、トルコ、ウクライナ、アラブ首長国連邦、バチカン市国、ヴァージン諸島(イギリス領)、ウェールズ
日本
アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、グアドループ、グアテマラ、ホンジュラス、ジャマイカ、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、トリニダード・トバゴ、ウルグアイ、ベネズエラ
アメリカ領サモア、バーレーン、バミューダ、カナダ、イラク、プエルトリコ、アメリカ合衆国、ヴァージン諸島(アメリカ領)
順位 | 得点 |
1 | 8 |
2 | 6 |
3-4 | 5 |
5-8 | 4 |
9-16 | 3 |
17-32 | 2 |
33-64 | 1 |
順位 | 得点 |
1 | 6 |
2 | 5 |
3-4 | 4 |
5-8 | 3 |
9-12 | 2 |
13-20 | 1 |
2013-2014年プロ・ポイント・シーズンから、各プレイヤーの参加したグランプリの中で成績が上位だったもの5つだけがプロ・ポイント合計に加算される。
順位 | 得点 |
1 | 30 |
2 | 24 |
3-4 | 22 |
5-8 | 20 |
9-16 | 15 |
17-25 | 10 |
26-50 | 6 |
51-75 | 5 |
76-100 | 4 |
101- | 3 |
順位 | 得点 |
1 | 8 |
2 | 7 |
3-4 | 6 |
5-8 | 5 |
9-16 | 4 |
17-32 | 3 |
33- | 2 |
スイス・ラウンドで1マッチ勝つごとに1プロ・ポイント |
トップ4の決勝ラウンドで1マッチ勝つごとに2プロ・ポイント |
負けや引き分けの場合、プロ・ポイントは得られない |
2014年ワールド・マジック・カップに代表チームを出場させることができる予定の国は以下の通りである。国名の後に記されている数字は、2014年ワールド・マジック・カップ予選に出場するために必要な、2014年年間ポイントである。
2014年5月5日の時点で (1)必要な点数を得たプレイヤーが50人に満たない、あるいは (2)WPNアドバンス・レベルの店舗が存在しない国は以下のリストから除外され、(1)2014年ワールド・マジック・カップに代表を送ることができず、(2)ワールド・マジック・カップ予選は開催されない。2014年ワールド・マジック・カップ予選は開催されない。
国名 | 必要点 |
アルゼンチン | 300 |
オーストラリア | 300 |
オーストリア | 300 |
ベラルーシ | 100 |
ベルギー | 300 |
ボリビア | 100 |
ブラジル | 300 |
ブルガリア | 100 |
カナダ | 500 |
チリ | 200 |
中国 | 300 |
台湾 | 200 |
コロンビア | 100 |
コスタリカ | 100 |
クロアチア | 100 |
キプロス | 100 |
チェコ | 300 |
デンマーク | 200 |
ドミニカ共和国 | 100 |
エクアドル | 100 |
エルサルバドル | 100 |
イングランド | 300 |
エストニア | 100 |
フィンランド | 200 |
フランス | 500 |
ドイツ | 500 |
ギリシャ | 300 |
グアテマラ | 100 |
香港 | 200 |
ハンガリー | 200 |
アイスランド | 100 |
インドネシア | 100 |
アイルランド | 100 |
イスラエル | 100 |
イタリア | 500 |
日本 | 500 |
ラトビア | 100 |
リトアニア | 100 |
ルクセンベルク | 100 |
マケドニア | 100 |
マレーシア | 200 |
メキシコ | 300 |
オランダ | 300 |
ニュージーランド | 200 |
北部アイルランド | 100 |
ノルウェー | 200 |
パナマ | 100 |
パラグアイ | 100 |
ペルー | 100 |
フィリピン | 300 |
ポーランド | 300 |
ポルトガル | 300 |
プエルトリコ | 100 |
ルーマニア | 100 |
ロシア連邦 | 300 |
サンマリノ | 100 |
スコットランド | 100 |
セルビア | 100 |
シンガポール | 200 |
スロヴァキア | 200 |
スロベニア | 100 |
南アフリカ | 200 |
韓国 | 200 |
スペイン | 500 |
スウェーデン | 300 |
スイス | 200 |
タイ | 200 |
トルコ | 100 |
ウクライナ | 200 |
アメリカ合衆国 | 500 |
ウルグアイ | 100 |
ベネズエラ | 100 |
ウェールズ | 100 |