編集 マジック・ルールチーム
この文章は、ミラディンの発売に関連した内容を扱う。
《水銀の泉》のテキストは、すべての言語において不正確である。
カードそのままの場合、《水銀の泉》のコントローラーがコントロールする土地を対象とする場合と、対戦相手がコントロールする土地を対象とする場合の両方で、《水銀の泉》のコントローラーが対象を選ぶことになる。
この問題を解決するために、“of his or her choice”を追加する。
《水銀の泉》のオラクル版のテキストは以下のように変更される。
なお、日本語版のテキストは、すでにこの問題に対応済みである。
《水銀の泉/Quicksilver Fountain》
{3}
アーティファクト
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分がコントロールする島でない土地1つを対象とし、それの上に洪水カウンターを1個置く。
その土地は、洪水カウンターが置かれているかぎり島である。
ターン終了時に、場に出ているすべての土地が島である場合、それらの上からすべての洪水カウンターを取り除く。
Artifact
At the beginning of each player's upkeep, that player puts a flood counter on target non-Island land he or she controls of his or her choice.
That land is an Island as long as it has a flood counter on it.
At end of turn, if all lands in play are Islands, remove all flood counters from them.
日本語版の《遠見の仮面》の能力は選択可能になっていない。それは「カードを引いても『よい』」となっているべきである。
オラクル版の《遠見の仮面》のテキストは以下の通り。
《遠見の仮面/Farsight Mask》
{5}
アーティファクト
対戦相手がコントロールする発生源があなたにダメージを与えるたび、遠見の仮面がアンタップ状態の場合、カードを1枚引いてもよい。
Artifact
Whenever a source an opponent controls deals damage to you, if Farsight Mask is untapped, you may draw a card.
日本語版の《等時の王笏》のテキストには文字の欠落がある。このエラーにより機能的な問題は発生しない。
正しい日本語版の《等時の王笏》のテキストは以下の通り。
《等時の王笏/Isochron Scepter》
{2}
アーティファクト
刻印 ― 等時の王笏が場に出たとき、あなたの手札にある点数でみたマナ・コストが2以下のインスタント・カード1枚をゲームから取り除いてもよい。(取り除かれたカードは、このアーティファクトに刻印される。)
{2}, {T}:あなたは刻印されているインスタント・カードをコピーし、そのコピーをマナ・コストを支払わずにプレイしてもよい。
日本語版の《心因検査器》のテンプレートは間違っている。それには「場合」という単語が使われている。この能力は誘発型能力であり、「たび」という単語が使われるべきである。
オラクル版の《心因検査器》のテキストは以下の通り。
《心因検査器/Psychogenic Probe》
{2}
アーティファクト
呪文や能力でいずれかのプレイヤーが自分のライブラリーを切り直すたび、心因検査器はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
Artifact
Whenever a spell or ability causes a player to shuffle his or her library, Psychogenic Probe deals 2 damage to him or her.
《呪文織りのらせん》のテキスト内のカード名は、ひらがなではなく漢字が用いられている。カード名は「呪文織りのらせん」となるべきである。正しい日本語版の《呪文織りのらせん》のテキストは以下の通り。
《呪文織りのらせん/Spellweaver Helix》
{3}
アーティファクト
刻印 ― 呪文織りのらせんが場に出たとき、あなたはいずれか1つの墓地にあるソーサリー・カード2枚を対象とする。あなたはそれらをゲームから取り除いてもよい。(取り除かれたカードは、このアーティファクトに刻印される。)
いずれかのカードがプレイされるたび、それが刻印されているいずれかのソーサリー・カードと同じ名前を持つ場合、あなたはもう一方をコピーし、マナ・コストを支払わずにプレイしてもよい。
日本語版の《衝動のタリスマン》のテキストのマナの色が間違っている(白と緑になっている)。正しくは、{R}か{G}をマナ・プールに加える。
オラクル版の《衝動のタリスマン》のテキストは以下の通り。
《衝動のタリスマン/Talisman of Impulse》
{2}
アーティファクト
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
{T}:あなたのマナ・プールに{R}か{G}を加える。衝動のタリスマンはあなたに1点のダメージを与える。
Artifact
{T}: Add {1} to your mana pool.
{T}: Add {R} or {G} to your mana pool. Talisman of Impulse deals 1 damage to you.
日本語版の《団結のタリスマン》のテキストには、間違ったカード名が使われている。 カード名は「団結のタリスマン」となるべきである。正しい日本語版の《団結のタリスマン》のテキストは以下の通り。
《団結のタリスマン/Talisman of Unity》
{2}
アーティファクト
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
{T}:あなたのマナ・プールに{G}か{W}を加える。団結のタリスマンはあなたに1点のダメージを与える。
刻印能力と、フェイジングやその他の細かいゲームのルールとの関連で、刻印のルールには若干の調整が行われた。
以下は刻印のルールと、それに関する重要な裁定である。
502.34. 刻印
502.34a 刻印は常在型能力で「刻印 ― [テキスト]」と表記される。「刻印 ― [能力]」とは、「この能力によりゲームから取り除かれたゲーム外領域にあるカードは、このパーマネントに刻印されている。」を意味する。
502.34b 「刻印されている[タイプ]カード」とは、そのパーマネントに刻印されているそのタイプのカードを意味する。あるパーマネントにそのタイプのカードが複数刻印されている場合、そのそれぞれが「刻印されている[タイプ]カード」である。
《等時の王笏/Isochron Scepter》
{2}
アーティファクト
刻印 ― 等時の王笏が場に出たとき、あなたの手札にある点数でみたマナ・コストが2以下のインスタント・カード1枚をゲームから取り除いてもよい。(取り除かれたカードは、このアーティファクトに刻印される。)
{2}, {T}:あなたは刻印されているインスタント・カードをコピーし、そのコピーをマナ・コストを支払わずにプレイしてもよい。
《白金の天使/Platinum Angel》
{7}
アーティファクト・クリーチャー ― 天使
4/4
飛行
あなたはゲームに敗北できない。あなたの対戦相手はゲームに勝利できない。
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